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2019年12月13日
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カテゴリ: 古谷 剛彦
金曜日は、古谷が担当します。

 先週末は、韓国・ソウル競馬場で行われた「第38回グランプリ」を観てきました。パスポートを取ってから、4年連続での観戦。個人的な、年末の恒例行事になっています。




(地下鉄出口から入場門へ向かうアーケードの様子)

 7日の夕方に到着しましたが、昼には雪が降っていたようで、確かに思ったよりも寒く感じました。ただ、8日のソウル競馬場の日中は6度を超え、多少なりとも暖かく感じました。天気に恵まれたのは何よりです。さて、今年の「グランプリ」ですが、直前でドルコンが怪我のため回避となり、「BCダートマイル」3着のブルーチッパーの出走もなく、少々手薄なメンバーにも感じました。それでも、今年の「コリアカップ」を制したムナクチーフや、昨年の2着馬・チョンダムドッキや3着馬のトゥデイなどが出走し、個性的な顔ぶれとなりました。

 ソウル競馬場の外回りをグルっと1周する、年に一度の2300m。序盤はストレート部分を走るので、11秒台のラップが続きましたが、1コーナーの入りで13秒4、その後は14秒1-13秒5とペースがガクンと落ちます。その時に、中団にいたムナクチーフは、「コリアカップ」の時のように向正面に入ったところから位置を上げていき、ペースが上がります。前半1100mから1300mのところが12秒1、その後は12秒1のラップが刻まれ、ここで前に位置するか、内で辛抱する馬が優位に感じました。直線に向き、ムナクチーフの脚色と他馬のそれが同じようになり、さすがに最後の1Fは13秒9と要しましたが、内を突いたシャムロッカーの追撃を凌ぎ、「コリアカップ」に次ぐビッグタイトルを手にしました。


(パドックのムナクチーフ)


(「グランプリ」を制したムナクチーフと関係者)

 「コリアカップ」で騎乗したムン・セヨン騎手のレース振りをチェックし、その乗り方を手本にしていたようで、アントニオ騎手もゴールした瞬間、雄叫びを上げていたように、会心のレースだったと思います。「コリアカップ」が決してフロックではなく、「グランプリ」で他馬を寄せ付けないレース振りは、4歳になって本格化を迎えた表れだと思います。来年はさらに期待が高まるでしょうが、チャンピオンホースとしての意地を見せて欲しいと思います。そして、2着のシャムロッカーは、日本でも馴染みのあるアラン・ムンロ騎手が騎乗していました。


(パドックのシャムロッカーとムンロ騎手)



と、レース後のムンロ騎手。それでも、長距離戦で折り合いをしっかりつけ、多少力量が劣る馬を、内を突いて脚を伸ばしたレース振りは、さすがと思わせるものがありました。

 この日は、吉田勝己氏所有のオチブという、スマートファルコン産駒が勝利を収めました。香港でJRA勢が3勝しましたが、韓国でも日本人オーナーの馬、そして日本からの持ち込み馬が勝利しています。


(レースを終えたオチブ)

 今年の「グランプリ」の売上は54億5931万8100ウォンで、昨年より約1億3300万ウォン減でした。昨年は16頭立て、今年は10頭立てと、頭数の違いは明らかで、この辺りは日本と同じですね。

 1日競馬場にいると、本当にあっという間に時間が過ぎ去り、あまりゆっくりできませんでしたが、充実の「グランプリ」デーでした。





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最終更新日  2019年12月18日 16時56分57秒


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