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2020年01月06日
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カテゴリ: 大川 充夫
大川ミツオーです。明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。



さて、本年最初の担当ですが、昨年末のお話を。


わたくし年末は、笠松競馬の実況を担当しました。


笠松競馬、年末特別シリーズは、12月27日・29~31日の合計4日間。
30日・31日には、それぞれライデンリーダー記念・東海ゴールドカップがおこなわれ、年末開催らしくイベントも多数、たくさんのお客さまにご来場いただき、にぎやかな開催となりました。

30日におこなわれた2歳牝馬の重賞・ライデンリーダー記念(SP1)は、1番人気のニュータウンガールが圧勝。
門別フレッシュ勝ちで、笠松移籍後はジュニアクラウン・ジュニアキングと準重賞(P)2勝の実績を誇るニュータウンガール。東海の牝馬同士となるここでは、正直、力が抜けていました。






管理する井上孝彦調教師が、


「時計が速すぎる!壊れてまうで」


と、足元の心配をするほどの、破格の時計(1分39秒8)での勝利でした。







馬場差などもありますが、好時計と言われ、その後も活躍した18年の勝ち馬エムエスクイーンのタイムが1分42秒0ですから、この時計が驚くべきものであることがおわかりいただけると思います。
ニュータウンガールの今後には大きな期待がかかります。




31日の東海ゴールドカップは、たいへんな大混戦ムードとなりました。


登録のあったチャイヤプーン(笠松・花本正三厩舎に移籍してきたのです)やストーミーワンダー(19年だけで重賞5勝)が回避。
10歳ながら笠松コースを大の得意とするメモリージルバが出走取消。


かなり難解なメンバー構成となる中、徐々に、名古屋移籍後6戦全勝の3歳馬・リーガルマインドが人気を集めるカタチになりました。
人気面では、同じく3歳馬のニューホープが追って2番人気。こちらも当日早い段階では単勝1番人気という時間帯も。


結果、中団から早め先行集団にとりついたニューホープが抜け出したところへ、レース序盤は後方を進み道中で前を追ったリーガルマインドが迫り、最後は半馬身差、ニューホープが押し切りました。





3~4角で先頭から後方まで一団となった中から上位馬が抜け出して接戦を演じるという、実に見ごたえのあるレースでした。
そして、3歳馬2頭に3着も4歳馬(ドリームスイーブル)と、若い馬たちがいいパフォーマンスを見せてくれたのは、明けて今年の笠松・東海にとって、明るい材料だと言えるのではないでしょうか。






2019年の笠松競馬リーディングジョッキーは、筒井勇介騎手でした。自身、初のリーディング獲得。
年末開催を迎えた時点で、2位以下に大差をつけており、リーディング確定。


声をかけると、普段どおりの穏やかな雰囲気でこたえてくれました。


「素直にうれしいです、はい。
18年よりはリラックスして乗れてたんじゃないかな。10月ぐらいが一番ひやひやしてましたけどね。

18年は佐藤友則騎手がいない時期が緊張すごかったんで。勝たなきゃいかん、勝たなきゃいかんって。
まあ今年はうまいこといったということで。


トップにたって…まだまだだなあと思います。
だって、笠松でトップとってもよそにはすごいひとがたくさんいるんでね。
ひとつの節目になったとは思いますけどね。
恥ずかしくないレースはしたいなとは思います。


(1位の筒井騎手と2位の渡邊竜也騎手)



(年間120勝を超えた)去年よりは勝ちたいと思っていたので、そこはよかったかなと。
去年より勝ち鞍少なくなってはいけないと思ったので、年始には去年以上勝つということは思っていて、そこに結果がついてくればいいかなあと思っていたので。


今は、馬の上でもっと身体が動かせればいいかなと思って乗っています。
栗東のセミナーに4~5年かな、行ってるんですけど、なかなかまだうまくいかないところがあるんです。
今年はそれなりに、やっとちょっと動かせるようになってきたかなというところもあって、でもまだまだ課題が多いので進めていければなと。

角居先生のところでやってる、動作解析とかしてくれる、馬上での身体の動かし方とか。
騎手も厩務員さんもやってんですが、攻め馬からそういう動きをすれば馬もよくなってくるという考え方で。

自分らで見てても、ちゃんと動かせてるかどうかわからないんですが、見てくれたりするんでありがたいなと思ってます。
他のひとのを見ててもすごく勉強になるので。



期待を裏切ることもありましたけど、みなさんの声援のおかげでここまでくることができました。来年も応援よろしくお願いします」





名古屋のリーディングジョッキーは、超絶な強さを見せた岡部誠騎手。
こちらもいつも通りのニコニコ顔で話してくれました。


名古屋グランプリをデルマルーヴルで制したことについて、


「3コーナー手前くらいでちょっと一杯になったんですけど、前回の浦和の競馬見てても、しまいは割りとシュッときてたんで、おんなじように伸びてくれた感じですね。
最後も思い切って一番外まで出して、たぶん真ん中より外くらいが一番伸びると思ってたので、そのへんもうまいことハマりましたね。


まあ、マーフィーにはないモノを、名古屋競馬場ならオレのほうが持ってるってことだよね。
マーフィーにはマーフィーでいろいろ持ってるけど、名古屋ならオレのほうが持ってることもあるってことですね。


でもそういうことだと思いますよ。
馬場のどこがいいなんてことも。
マーフィーも世界的な若き天才だろうけど、やっぱり地元である以上、いろんなこと知り尽くしてて自信もあったし、それがいい結果に結びついたんでね」



と、してやったりの表情。






19年を振り返って、



「いろいろ全国で勝たせてもらいましたし、そういう時代なんでね。
今までやってきたことが実になってきたかなあと思いますね。

最初は全てがうまくいくわけじゃないですけど、心が折れそうになることもありますけど、結果が出ないとね。
でもそうやって人脈なりスキルなりを重ねてきて、カタチになってきたなっていうのはありますね。

技術云々じゃなくて、上手く乗りたいっていう気持ちは、自分はそこらへんの若いやつよりは強いつもりですし、自分でもわかります。
いつも競馬のことばっかり考えてますし、いろんな競馬場のレース見てるし、常に頭の中に競馬のことしかないから。

世界中、調べて調べて、世界のどこで誰がどんな乗り方してるのかとか、それが日本国内でもいいですし、そういう意味でもっと競馬に熱い若い子が出てくるべきじゃないのかなと、競馬に対する熱さっていうのはまだ全然負ける気がしないです。
勝ちたいとかじゃなくて、普通にたぶん負けてないな~って。勝つとか負けるとかじゃなくて、だいたいまだレベルが違うな~って思いますよ」



最後は聞いているこちらも身の引き締まるような、ありがたいお話で締めくくっていただきました。



ちなみにこの岡部誠騎手を、名古屋リーディング2位と大活躍した村上弘樹騎手は、


「分厚い壁って言いますけど、この壁、分厚すぎますよ。バスの幅くらいありますもん」


と苦笑しつつ表現し、


「途中、リーディングも意識した瞬間があったんですが、全く歯が立たなかった」


力の差を痛感したようですが、まだまだ若い村上騎手には、今年をさらに飛躍の年としてもらいたいところです。

(今年は遠征にも積極的に…という村上騎手)




年末開催、大井競馬場では恒例となったラーメンフェスがおこなわれ、たくさんの美味しそうなラーメンの画像がネット上にあふれていましたが、笠松競馬場でもラーメンフェスタが開催され、この年末は、大井競馬場にいる方々をうらやむことなく過ごすことができました。




和田屋さんのみそラーメン。






Booboo King Foodさんのまぜそば。



大好評だったことですし(…だろうと勝手に推測)、笠松でも恒例イベントにしてくれるといいのになあと思うのでした。




笠松の年末恒例と言えば、こちら。



愛馬会さん制作の、蹄鉄をあしらったお飾り。
今年の干支、ねずみが可愛らしい。


年末開催の笠松競馬を振り返りましたが、今年最初の笠松競馬は明日から開催です!
たくさんご参加ください!



ということで、あらためて、本年もよろしくお願いいたします。





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最終更新日  2020年01月06日 15時55分49秒
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