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2020年03月13日
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カテゴリ: 古谷 剛彦
 金曜日は、古谷が担当します。

 今月は初めての飛行機移動でしたが、羽田も新千歳もガラガラ…。今は、機内サービスもなく、機内誌も席の前に置いていない状況で、新型コロナウイルスの影響は、こういうところにも出ていることを実感しました。
 さて、ホッカイドウ競馬では12日から、2歳馬の能力検査が始まりました。前日にも門別競馬場を訪れましたが、その時は比較的に天気も良く、雪が全くない状況。もう春だなぁ…と思っていたら、夜に雪が降って一晩で雪景色に…。やはりこの時期の北海道は侮れません(^^;


(3月11日の門別競馬場)


(3月12日、能検を前にした門別競馬場)

 今年のホッカイドウ競馬は、4月15日開幕と、例年より1週早く、その分、能検も前倒しになりました。それでも、能検初日に全18Rが組まれ、105頭が受検するのは、冬場の育成がすこぶる順調だったことを裏付けます。写真の通り、泥んこ馬場で発表は「不良」の中、全馬がゲートなどもスムーズにこなし、合格しました。

 この日の1番時計は、16Rで1着となったトンデコパ(牝、父サウスヴィグラス、母イマスグキスミー)の50秒0。好スタートからスムーズに先頭に立ち、3コーナーで2番手以下に3馬身差をつけ、スピードの違いを見せつけていました。直線に向くと、落合騎手もステッキを入れ、残り100mでも内にステッキを持ち替えて気合をつけ、上がり3Fは36秒6でまとめました。


(トンデコパのゴールシーン。写真はホッカイドウ競馬提供)


(引き上げてきたトンデコパ)

 新種牡馬の産駒の中で、最も時計が速かったのは、6Rで1着となったリターンギフト(牝、父ダノンレジェンド、母ヒラボクウィン)の50秒2。スタートを決めたものの、外枠だったこともあり3番手で我慢させ、コーナーでも大分外を回して直線へ。行きたがる面を見せていながら、直線で全く追うところなくグングン加速し、2番手以下を突き放しました。リターンギフトの上がり3Fは37秒0です。


(リターンギフトのゴールシーン。写真はホッカイドウ競馬提供)

 その他、個人的に覚えておきたい馬たちでは、3Rで1着となったグロリアスルカ(牡、父グロリアスノア、母プレッピー)。スタートしてダッシュつかず、残り600mでは先頭から4馬身置かれていましたが、直線に向くとほとんど追うところなく鋭い伸びを見せ、1着でゴールを駆け抜けました。上がり3Fは36秒3で計時し、上がり3Fではこの日の1番時計を記録しました。この世代は2頭しか血統登録がない中で、能検1着の好内容を見せました。育成段階でも動きの良さが目立った1頭で、楽しみです。


(グロリアスルカのゴールシーン。写真はホッカイドウ競馬提供)

 そして、7Rで1着だったサイダイゲンカイ(牡、父ジョーカプチーノ、母ガーデンスタイル)は、50秒7でしたが、5月3日生まれで、服部騎手が直線でステッキを入れた時にフラフラ走っていました。それでいながら、全体を通して、レースラップの上がり1Fは最速の11秒6を記録しました。一旦、山口ステーブルに戻って、誕生日を待ちながらさらに鍛える方針です。田中淳師の評価も「大物感がある」と非常に高い1頭です。


(サイダイゲンカイのゴールシーン。写真はホッカイドウ競馬提供)

 そして、新種牡馬の中で、1R1着のルイジアンナ(牝、父ダブルスター、母ナナツボシ)は、51秒4でこの日最初の先頭ゴールイン。新種牡馬の産駒が3頭いた中で、余力を残した逃げ切りでした。父のダブルスターは、ラブミーチャンの半弟でシニスターミニスター最初の後継種牡馬です。この日は、8Rにシュガーダディ(牡、父ダブルスター、母ワカオカミ)も50秒7で1着となり、2頭が1着と好発進を切りました。


(ルイジアンナのゴールシーン。写真はホッカイドウ競馬提供)

 能検初日に、個人的に採ったレースラップを以下に示します。能検動画を観る際の参考にして頂ければと思います。

1R 137-123-123-131
2R
131-119-126-127
3R
133-120-124-127
4R
137-132-134-127
5R
134-129-128-127
6R 131-119-125-127
7R
135-132-124-116
8R
134-124-123-126
9R
134-124-127-119
10R
131-118-124-134
11R 136-121-122-129
12R
139-128-126-117
13R
136-129-127-128
14R 133-122-124-126
15R 138-128-130-127
16R
134-123-120-123
17R
137-129-127-125
18R
139-127-125-128
 レースラップや上がり3Fは個人的に採っているものですが、後でレースを振り返る時に、感覚だけで見るのとは違う分析ができます。



 上の表は3Rの時のものですが、○で囲っているのは、残り600mを通過した時の馬群の切れ目で、その上の「+04」や「+11」が先頭からの差です。2番グロリアスルカは、3番ラブリーキックと同じ円の中で収めていますが、その直前まで後方2番手だったのに、残り600m通過時は併走だったので、一つの○で囲み、先頭から0秒8差にいたことを示します。以前、霧の時の上がり3Fの計測の仕方をブログで書いたことがありますが、同じ要領で上がり3Fを算出します。1日にレース数が多いと作業は苦労しますが、こうやって上がり3Fを計測しています。

 開幕を迎える前週までは、毎週木曜に能検が行われます。能検が始まると、春の近づきを感じますが、何にせよ競馬場に人が集まらない状況が続くのは、大変残念です。1日も早い終息を願いたいものです。





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最終更新日  2020年03月15日 13時35分31秒


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