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2020年06月17日
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カテゴリ: 坂田 博昭
水曜日の担当は、坂田博昭です。

 競馬でも、地方競馬の場外発売所の一部で、馬券の発売が再開されました。

 冒頭から暗い書きぶりで申し訳ありませんが…
 率直に言って…
「開いたー!わーい!!」みたいなムードは、全くありません。

 いまと、そしてこれから、競馬と競馬に携わる人々が直面する困難を象徴する状況について理解をして頂ければと思い、リポートします。


 しかし、この一歩を踏み出さなければ、次のステップには進めない。
 先駆けて再開に踏み切った方々の尽力には本当に頭が下がりますし、「ここからだ」と思い競馬を応援して頂ければと思っております。

 これから再開した場外発売所を訪れる方は、各々の場所のルールをよく守ってご利用下さい。

 いま申し上げられることはこれだけです。
 行って下さいとも、行かないで下さいとも、私からは申し上げないでおきます。
 それがまさに、業界が置かれた実情です。


 すみません…岩手の状況は恐らく、よこてんさんが伝えて下さるのではないかと。
 私からは、月曜日の名古屋と、今日の北海道・札幌の状況をお伝えします。


 まずは、6月15日の名古屋競馬の場外発売所再開の様子から



 サンアール弥富
 「出来れば2m 最低でも1m」

 席を半分にするぐらいの話かと思っていましたが…
 実際にはほぼ4席に1席しか使えません。

 サンアール弥富自体は、滞在人数のMAXを100名に設定し、それに達すると入場を制限することになっているそうです。



 2m離れて並ぶと、こうなります(一人目だけ1.5mだそうです)
 横も開けなければならないため、券売機は1台おきに稼働


 「密」を避けるためのもうひとつの問題。
 それは、いわゆる「記載台」にマークシートを塗るための人々が密集するのではないかという課題でした。この場所では、記載台は撤去または使用停止。記載台がなくても、席でマークシートをうまく塗れるようにするための工夫が、こちらです。



 エチケットカードの配布
 下敷き的に使って、この上でマークシートを記入してもらいます



 サンアール磯部では、同じ趣旨でこうしたバインダーを貸し出していました




 接触がNGということなので
 鉛筆(ペグシル)やマークシートの取り扱いも徹底

 ペグシルは消毒して再利用しますが、お客さまが一度手に取ったマークシートは消毒のしようがないため、全て廃棄するとのこと。みなさん、マークシートは是非必要な分だけお取り下さい。




 スタッフの方による券売機の消毒も随時
 接触が生じる券売機の衛生管理も徹底しています。

 このほかにも、飲食不可にして飲み物の自動販売機も止めたり、化粧室などの水回りに感染リスクが大きいと言うことで使用制限や備品の整備などの手立てを施したり。とにかく、細かいところまで気を遣わないと感染拡大防止は果たせないという、強い意志と決意が感じられます。


 サンアール磯部の様子は、こんな感じです。





 訪れるお客さまが少ないうちは、景色にそれほど変化はないかも知れません。
 しかし…ビッグレース開催時など、混雑が予想されるときにどうすべきかと言うこと。そういうときに、「是非うちでお買い求め下さい」という気持ちを、どうやって表せばいいのかということ。

 何しろ、繁盛したら「密」ですから。
 飲食店と同じ。
 開けて、ようやくここまでこぎ着けた、ではなく、ここからまだ色んなことが始まるということなのでしょう。


 更に、今日17日水曜日には、ホッカイドウ競馬の場外発売所も再開しました。

 Aiba石狩の様子(写真は坂田撮影)



 競馬のほかに、競輪とオートレースの車券も売っている、複合場外発売所
 競輪とオートレースは先行して発売が再開していて、今日これに競馬が加わりました。門別競馬の発売は14時からだったのですが、午前中からの競輪オートのお客さま方に加えて、競馬のお客さま方も13時頃から徐々に集まり始めました。



 この場所も、入口での体温計測はサーモグラフィーによる自動計測
 高温が感知されたお客さまには、改めて検温を実施します。





 券売機はひとつおき



 久しぶりに、紙の馬券買ったよ!



 競馬エリアの席数は半分に絞って、3競技で館内全体の人数を入場制限を行う目安としていました。今日は、1Rが始まる前の段階で、競馬エリアに着席50名ぐらい。

 イベントなどでお邪魔していた時に、いつも行き会っていた常連のお客さま方と再開を喜び合ったりしていると、ほんとにね…いまがどういう状況とかいうことよりも、またお客さま方と会えて良かったなって、心から思いました。

 「3ヶ月、お金使わないで済んだよ。また来ちゃったけど(笑)」

…そんな声も聞こえてきました。

 イベントが出来るかどうかなんてことは、まだ考えることすら無理な状況です。それでも、またこの場所にひとびとが集まってきていることが、本当にかけがえのないこと。

 どこも、まずは再開で第一歩。
 そこから、こんどは「新たな日常」の始まりです。


 石狩でお客さまの顔を見たあと、車を飛ばしてAiba札幌駅前へ。





 本来スタンディングで楽しむスタイルのAiba札幌駅前
 しかし今日は、三密防止のために椅子を設置する形で入場を制限していました。
 地下3階一般エリア席の定員は30名。
 2階はまた別途。



 こんな風に首から下げる札をもらって、その番号の席に着席します。



 まず今週は、馬券購入もキャッシュレスの会員限定。
 今日明日は、Aiba札幌駅前では一般の紙の馬券は買えません。
 席に座ってこのように、タブレットで馬券を購入します。
 接触を減らす馬券の買い方(売り方)としては、ある意味究極の感染予防対策と言えます。

 また、キャッシュレス投票会員は住所氏名を予め登録していますので、いま巷でひとつのテーマとなっている「何かあったときの利用者の特定」の面でも、この方法は完璧。

 出来たときから、考え方において「最先端」の場外発売所だったAiba札幌駅前ですが、こうして感染拡大防止対策においても一歩も二歩も進んだ取り組みをしていました。



 地下1階のカフェバー・スタンピーズ
 競馬がある時間帯は、こうして席を大型モニターの方に向けて、競馬観戦のお客さまに配慮した設営にしていました。元々、ソーシャルディスタンスの確保に配慮した形でカフェバーとして営業していましたが、競馬モードの時間帯もこうして「安心して楽しめる」環境を整備。
 キャッシュレス投票会員の方なら、こちらも馬券を買うことが出来ます。


 ホッカイドウ競馬の場外発売所の営業、まずは今日と明日の門別開催日。
 こちらでも名古屋の場外発売所同様、皆さん知恵を絞って、そして力を尽くして、最大限感染拡大リスクを抑える取り組みをしながら、動き出しました。



 まずは、みんなで感染拡大防止のためのルールを守って。
 お楽しみも少しずつ、ですね。





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最終更新日  2020年06月17日 16時43分41秒
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