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2023年06月21日
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カテゴリ: 坂田 博昭
水曜日の担当は、坂田博昭です。

 今回は、ちょっと時間が経ってしまいましたが……
 先週の名古屋競馬の開催から。

 6月14日水曜日
 いつものように、まず最初に、名古屋競馬場スタンド内にある コンビニ に行きました。



ヤマザキショップ
 ここで 専門紙・競馬エース を買い求めようとすると……
 店先の一角に、いつもは出ていない台が出てました。

 よく見ると……



 あー やっちゃったか(汗) 誤発注
 「焦がしバターケーキ」など3品、
 大量在庫を抱えてしまい、格安にて販売中

 自分で図々しく(笑) 「人助けです」 と書いてあるポップから、担当者の必死さが伝わります。




 さて運命やいかに……

 それはそれとして。
 この日店先の品揃えをよく見てみると、このようなものが並べられていました。



 競馬場のある弥富の町が誇る名店、おにぎり商店 「きはち」
 知る人ぞ知る、うまいおにぎりのお店

開催日の水曜日限定 で、この作りたてのおにぎりが入荷するそうです。



 近鉄弥富駅のそばにある、 「きはち」 のお店

 ここのおにぎりの何がすごいかって……



 例えば、この「塩」のおにぎりなんですけれども。
 裏側のシールを見ると



原材料名 米と塩  以上。(笑)
 こんなおにぎり、コンビニで見たことあります??
 妙な添加物の類い、一切なし



 具材が入っているおにぎりも、調味料こそ入っていますが、こちらも怪しい保存料などの添加物は一切使われておりません。実際食べてみると、「ああ、ごはんってほんとはこういう味ですよね」っていう感じ。通常のコンビニで売られているおにぎりとの味の違いは、食べてみると容易にわかります。



 この コンビニの店長・石井さん に話を聞きました。

「こういう商材を、探していたんですよね。」

 こういう、の意味は結構色んなことが含まれていたみたいですが、例えば「その場ですぐ食べて美味しいもの」とか、あるいは「つくりたてで出せるもの」といったところでしょうか。

「競馬場の非開催日に行われる地域向けの祭りの時に、この『きはち』さんが出店されていたんですよね。それでこのおにぎりを見つけて、交渉して、入れてもらうことが出来ました。入荷するのは開催日の水曜日だけなんですけれども、是非買って食べてみてください。」

 さすが、敏腕店長!
 実は石井さん、お店に次々と目新しい商材を導入しています。

「このチェーン店だと、ルール上、お店独自の商材を導入しやすいんですよね。地元の弥富のお菓子なども仕入れて売っています。これからも地域のものを発掘して取り上げていきたいです。」

 これまでも地域にあった、でも「目新しいもの」ってありますよね。
 そういう品揃えもこれから拡大していき、きっと 「ここにしかないコンビニ」 になっていくことでしょう。

 ところで……
 冒頭の、誤発注してしまったケーキはというと……



 多くのお客さま方の協力のお陰で、夕方を待たずに 誤発注分が全て完売!
 ありがとうございました!!



 売り切れた喜びを全身で表す担当者たち


 コンビニ、頑張ってます。
 次に皆さんが訪れたときには、また新しい商材がスタンバイしているかも知れませんよ。
 名古屋競馬場を訪れた際には是非立ち寄って、賞品を見てみてください。

 こういう部分も、「場所」を訪れることの「楽しみ」のひとつですよね。


 さて、レースの話は、翌日6月15日木曜日の話。

 先々週の開催で、今年初めての2歳新馬戦が2鞍行われ、そこでの着壽上位馬による「2歳1組」戦が行われました。
 勝ったのは、2頭いた新馬勝ち馬の一方・ リンクビーナス



 黄色帽・木之前葵騎手が乗っている方が、リンクビーナス



 小柄な馬なんですけれども、速度感が軽快ですし、反応もいい



 榎屋充調教師の管理場で、同厩で重賞勝ち馬のリンクスターツの妹にあたります
 このあと、素質の高い馬たちがデビューしてきて、どこまでいけるかはわかりませんが……少なくともしばらくは、目が離せない馬になりそうです。


 メインレースは、古馬の重賞・トリトン争覇(1700m)
 格的には「SP2」なんですが、古馬のトップクラスが集まり、興味深い組み合わせになりました。





 3コーナーのポケットからスタートして、最初のゴール板前

 1番人気の コウイチ が逃げて、番手で丸野騎手の アイメイドイット がマークする形。先行争いにはならずに、あっさりと折り合いました。
 直後に、今日は渡邊竜也騎手に替わった コンビーノ
ブリーザフレスカ は、例によって前半になかなか気持ちが出ずに、中団やや後方(緑帽黄色服)

 ところが……
 いつもだったらもっと追随に苦労するはずのブリーザフレスカが、この日は向正面で早々に進出。勝負所では、好位から抜け出したコンビーノに並びかけて行きました。



 ブリーザフレスカの塚本征吾騎手(写真一番右)が、「ここは負けられないと思った」と振り返ったシーン。唯一内側から突っ張るように抵抗してきたコンビーノは、元々は塚本征吾騎手のお手馬……

 しかし、終いは脚を使うブリーザフレスカですから……
 4コーナーで前に並びかけていれば、これはもう勝利確定!!


 ゴールの時の、この大きなアピールも驚きましたが…
 もっと驚いたのは走破時計。
 いくら中間降雨があったとは言っても、1700mで1分46秒9は速い!



 コンビーノなど、重賞での惜敗を重ねてきた塚本征吾騎手
 そのたびに、寂しそうに掲示板を振り返りながら帰ってくる表情がありました。



 この日の表情は、こんな感じ。
 同じように掲示板で自分のポジションを確認しながら帰ってきましたが、この日は「やったんだ!」という手応えが表情から溢れていました。



 一方、こちらは当日急遽の騎手変更で重賞レース初めての騎乗となった、 ​大畑慧悟騎手​ 。騎乗したコウイチは、残念ながら7着でした。

 急遽決まった話で、馬は1番人気。
 普段はポーカーフェイスの慧悟ジョッキーも、あとで話を聞くと「レースの前は緊張しました」と苦笑いしながら話していました。

 彼に騎乗依頼したのは、 川西毅調教師

「彼は、名古屋の未来を背負って立つ騎手。だから彼に騎乗依頼しました。こうして負けたとしても、今後に向けての糧になることしかないのだから。」

 周囲の理解と協力を得ながら、経験を積んでいく大畑慧悟騎手。
 この日もまた、一歩前へ歩み出すことが出来たようです。




 塚本征吾騎手の勝利騎手インタビューの模様は、​ 名古屋競馬オフィシャルYoutube映像 ​でご覧下さい。

​​​​ 管理する 塚田隆男調教師 の話

「強かったですね。普段から手の掛からない馬だが、暑くなって調子も良くなってきたのでしょう。次はこのまま、名港盃(7月17日・2000m)へ向かいます。」


 次は、この日2着だったコンビーノも、もっと良くなってくるでしょう。
 塚本騎手にとって、コンビーノがライバルになるのか?
 それとも??

 次の戦いが楽しみです。





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最終更新日  2023年06月22日 08時29分06秒
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