どこに泊まるか?

どこに泊まるか?



いよいよ具体的にNY旅行の日程を決めて、最初に取り掛かったのがホテル探しです。1995年の初NY旅行で泊まったのはミッドタウンのホテルとNY郊外の親戚の家、2度目の98年もミッドタウンのホテルでした。ミッドタウンは地理的にも、商業的にも、観光名所的にもその名の通りマンハッタンの中心部で、ホテルの数も一番多いエリアです。観光にはとても便利な場所なのですが、3度目の今回はもう少し落ち着ける環境のエリアに泊まりたいと考えていました。

そこで思い浮かんだ場所が「アッパー・ウエストサイド」。ミッドタウンより北、セントラルパークの西側のエリアです。このエリアは、ジュリアード音楽院やメトロポリタン・オペラ・ハウスがあるリンカーンセンターやジョン・レノンが住んでいた高級アパート、ダコタ・ハウスがあることで有名です。セントラルパークの西側・東側とも高級住宅地なのですが、高級ブランドショップが軒を連ねるマジソン・アヴェニューがあるイーストサイドよりももう少しカジュアルな印象の街です。

ミッドタウンの喧騒もNYらしくてワクワクするけれど、緑が多くのんびりとしたアッパーの雰囲気も良かったなーと、過去2回のNY訪問でなんとなく好きな場所になっていたこのエリアに泊まってみよう!という方針でホテルを探すことに決めました。そうそう、このエリアには朝食をとるのにピッタリのお洒落なカフェが沢山あること、有名なスーパーマーケットとベーグル・ショップがあることも大きな決め手となりました(笑)。そして、大好きな映画 「You've Got Mail」 の舞台となった街でもあります。

さて、エリアが決まったら次はホテル探しです。NYはとにかくホテル代が高いことでも有名で、シングルルームもツインルームと同じ値段設定が基本です。今回はちょっと長めの滞在だったので、できればキッチン付きのホテルがいいと思っていました。ここまで条件が絞られると候補は数件しかなく、なんだか笑ってしまうのですが、結局、お気に入りのガイドブック 『大人はNYをくつろぐ』 に出ていたBEACON HOTELとHOTEL OLCOTTの2軒に絞って、安い方に決める事にしました。

BEACONはホテルの オフィシャルサイト があったので、すぐに料金がわかりました。12日間だともしかしたら長期滞在割引があるかもと、ホテルにメールで問い合わせて、1泊10ドルのディスカウントをとりつけました。OLCOTTはメール・アドレスを見つけられず、FAXで問い合わせました。すぐに返事がきて、料金はBEACONよりも少し安かったのですが、困ったことに予約は電話のみ、事前に予約金を送金しなければならない(クレジットカード番号では予約できない)という条件が書いてあったのです。英語には自信がないし、海外送金も不安だし、OLCOTTは諦めて、とりあえず宿泊先はBEACONに決めました。

次は料金比較。NYではホテルの宿泊料に約13%+2ドルの税金がかかります(2001年当時)。為替レートも加味して計算すると、実はHISで日本円の宿泊クーポンを買った方が安いと言うことがわかりました。ネットで検索して比較すればもっと安い料金で泊まる方法もあったかもしれないのですが、とりあえずここで手を打つことに決め、結局、航空券と一緒にHISに依頼して、ホテルの予約が完了しました。

泊まるところが決まると、旅が具体的に動き出す感がします。今回は初めて現地のホテルに直接問合せをしたりして、いろいろと勉強になりました。

ホテルの情報収集をしているときに、もう1つ大きな収穫がありました。NY旅行に関する口コミ情報が沢山集まるサイト、 「ニュー・ヨーク・ラブズ・ユー」 を見つけたことです。このサイトのBBSにわからないことを質問すると、1日たたないうちにレスが付き、初めてのひとり旅で抱いていた沢山の疑問や不安が出発前に随分解消されました。ニューヨークの旅のヒントもつまっていて、このサイトに出会わなければ体験できなかった、感動的な出来事もありました。そして、この2001年のNY旅行で、私にとってのNYは「なんとなく好きな街」から「いつか絶対に住んでみたい街」に変わったのだと思います。


BEACONの部屋から見た風景。
緑の季節でないのでわかりにくいですが、セントラルパークが見えています。


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