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新マンガ日本史「観阿弥・世阿弥」。
室町幕府3代将軍・足利義満の治世。動乱がようやく落ち着きをみせ、人々は、明るい平和な時代の兆しを感じ、町のそこかしこで演じられる、さまざまな芸能を楽しんでいました。
そんな芸能のひとつであった猿楽の世界に、観阿弥と世阿弥という親子がいました。彼らは、観阿弥の確かな芸と、世阿弥の類稀な美しさを武器に人気を博し、数ある芸能の中から、猿楽を当代随一の芸能に押し上げました。
世阿弥が12歳の時、舞台を見た足利義満に気に入られ、義満が世阿弥を寵愛しはじめてから、貴族たちはこぞって世阿弥を贔屓にしました。
貴族をとりこにする美貌を持つ世阿弥は、観阿弥率いる観世座のアイドル。観阿弥の英才教育を受け、能の腕前はもちろん、蹴鞠・和歌などの貴族の教養もマスターしました。
時の権力者のバックアップを得て、栄華を極めた観阿弥と世阿弥でしたが、決して芸の道をおろそかにすることはありませんでした。
彼らは、庶民の娯楽であった猿楽を芸術性の高い演劇へと高め、彼らが演じた新しい猿楽は、庶民ばかりでなく、教養にたけた貴族をもとりこにしました。
芸を究めること、すべてが散り落ちた後になお残る「まことの花」を、その身に咲かせるために2人が舞台で咲かせた花は、今なお美しく、600年の時を超えて、私たちの心を揺さぶり続けます。

能楽の解説も。狂言の解説には、野村萬斎さんのお写真が!
ページ中央の黒い四角の中の丸い穴。これは、能楽師の方が面をかけたときに見える視覚の範囲だそうです。小さい!![]()
わかぎみ 2022.08.19
北条義時と鎌倉幕府がよくわかる本 2022.03.09