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木曜日(11月17日)に、宝生能楽堂に「第56回野村狂言座」を観に参りました。
演目は、狂言「井杭」・「酢薑」、素囃子「黄鐘早舞」、狂言「瓢の神」。
狂言「井杭(いぐい)」。井杭(井上蒼大)は、日頃から目をかけてくれる何某(佐藤融)にいつも頭をたたかれるので辟易し、清水の観世音に籠って祈願したところ、頭巾を賜ります。早速、いつものように頭を叩こうとする何某の前で頭巾を被ると、井杭の姿は見えなくなってしまったので、何某は通りかかった算置(井上靖浩)を呼び入れて、井杭がどこにいるのか占わせます。算置は井杭の居場所を言い当てますが、井杭が次々と居場所を変えるので、なかなか捕まえることができません。姿が見えないのをよいことに井杭は悪戯をします。
子方の井上蒼大君は、めちゃ、可愛い~。
帰る時にも見かけましたが、ホントに可愛いやんちゃな男の子でした。
2人で演じると、なんとなく、大人の落ち着いた味わいが~。
素囃子「黄鐘早舞」。大鼓・原岡一之、小鼓・鳥山直也、笛・成田寛人。能「松虫」・「錦木」などで、この世に執心を残した男性の霊の舞う舞い。
狂言「瓢(ふくべ)の神」。鉢叩きの太郎(野村萬斎)は、このところ茶せんが売れず、食べて行けなくなったので、鉢叩きをやめて都に奉公に出ることにしました。そして、守護神である松尾大明神に、お礼かたがた暇乞いに出かけて行きます。太郎が通夜をしていると、大明神の末社である瓢の神(石田幸雄)が現れ、大明神が太郎の困窮を不憫がり、瓢と衣を与えることにしたのだと語ります。そして、太郎に修行を続けるようにと告げて姿を消します。目覚めた太郎は、再び鉢叩きに戻る覚悟を決め、賜った衣を着ます。そこへ、太郎が鉢叩きをやめるつもりで、暇乞いに松尾大明神に出掛けたと聞いた仲間の鉢叩きたちが、太郎を翻意さあせようとやって来ます。太郎は、仲間たちに、ありがたいご霊夢を賜ったことを話し。お礼のため、皆で神前で踊り念仏をしようと提案します。
鉢叩きとは、空也上人の流れを汲んで、鉢や瓢箪を叩きながら托鉢して歩いた、半僧半俗の念仏聖と呼ばれる人たちのことだそうです。また、茶せんを売って歩いたそうです。
この狂言は、珍しく、萬斎さんが、着流しスタイルで登場。
お似合いです。
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