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ソウルの片隅で写真館を営む青年ユ・ジョンオン(ハン・ソッキョ)。
彼は、余命幾ばくも無い不治の病で、自分の死期を知りながら、残りの人生を淡々と過ごしていました。
~ハン・ソッキョが、30代半ばの作品なので、若い~。
そんな彼の営む写真館に、
ある日、交通課に勤務する婦人警官のキム・タリム(シム・ウナ)が、
駐車違反の現像を頼みに来店します。
やがて、タリムは、なぜか、毎日、写真館を訪れるようになり、
2人は、たわいのないおしゃべりを楽しみながら、
少しずつ心がふれ合って行くのです。
この恋がかなわないことを、
もちろん、ジョンオンはわかっています。
が、少しの間、恋人同士のような楽しん時間を楽しむことができました。
ですが、ある日、突然倒れて、入院。
何も知らないタリムは、
毎日、閉められたままの店にきて、
突然いなくなったジョンオンに深く傷つき、手紙を残して、
転勤になってしまいます。
ようやく退院したジョンオンは、タリムの手紙を読み、
タリムの移動先を訪ね、
タリムの勤務の様子を喫茶店のガラス越しに眺めながら、
ひっそりと、今生の別れを告げるのです。
少しずつ身辺の整理をしていたある日、自分で自分の葬式用の写真を撮るジョンオン、
その顔はとても穏やかでした。
死に向けてのカウントダウンを
ごく普通の日常の中で淡々と描いています。
それが、それぞれのシーンが温かい絵を見るような感覚にさせてくれる映画でした。
人間は人生の中で、相反する2つの感情のぶつかり合いをしばしば経験します。
怒ってみたり、悲しんでみたり、と思えば笑ったり。
そういった意味を込めて、
明るい夏のイメージの「8月」と、
「クリスマス」という冬のイメージを合わせての題名だそうです。
主人公のジョンオンが8月生まれというこにも関係しているようですが。
この映画は、日本でも、リメイクされ、
2005年に山崎まさよしさんの主演で公開されています。
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