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映画「リボルバー・リリー」。2023年公開。永浦京さんのスパイ・アクション小説「リボルバー・リリー」の映画化。小曾根百合(綾瀬はるか)は、かつては、「リボルバー・リリー」と言われる腕利きの女スパイでしたが、10年前に辞め、今は、東京でカフェを営んでいます。関東大震災の翌年の大正13(1924)年、陸軍が戦争開始するための莫大な裏金事件に巻き込まれて、百合は、再びリボルバーを握ることになるのです。長谷川博己、SixTONESのジェシー、佐藤二郎、内田朝陽、阿部サダヲ、豊川悦司、鈴木亮平。出演者も素晴らしい。そして、百合のドレスを作る洋裁店、「テーラー滝田」の店主を野村萬斎さんが演じています。最後の戦いに行く百合のために作ったドレスは、エレガントな白のドレス。百合の決意と戦いのシーンの壮絶さを表すために白のドレスにしたんでしょうね。綾瀬はるかさんのアクションシーンはものすごい迫力がありました。
2024年09月18日
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劇場版「東京MER~走る緊急救命室~」。2023年公開。東京MERが正式運用を開始してから2年。メンバーは、それぞれのポジションで成長を遂げていました。そんなある日、横浜みなとみらいのラウンドマークタワーで前代未聞の大規模火災が発生。地上70階の展望フロアーには、193名がとり残されました。要請を受け東京MERは出動します。が、そんな彼らの前に現れたのが、横浜市に創設されたYOKOHAMA MER。「待っているだけじゃ救えない命がある」という東京MERの考えに対し、YOKOHAMA MERのモットーは、「危険を冒しては、救えない命がある」とまさに正反対だったのです。そんな中、全ての命を救い、誰も死なせないための東京MERの戦いが始まります。災害現場シーンでの臨場感がすごい。テレビドラマの面白さを裏切らず、感動の映画でした。
2024年09月11日
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映画「湯道」。2023年公開。脚本家の小山薫堂さんが、日本特有の入浴行為を文化のひとつとして捉え、2015年に提唱した「湯道」をテーマにした映画。建築家の史郎(生田斗真)は、亡くなった父が残した実家の銭湯「まるきん温泉」を廃業し、そこをマンションにしようと考え、久しぶりに里帰り。しかし、実際に銭湯を切り盛りしてきた弟の悟朗(濱田岳)は、都会に出て、父の葬儀にも帰ってこなかった兄の意見を聞き入れることができず、冷たい態度をとってしまいます。ある日、ボイラー室のボヤ騒ぎで怪我をし、入院してしまった悟朗に変わり、史郎が銭湯の店主として過ごすことになりました。そして、常連客の風呂仙人(柄本明)に湯沸かしを習い、「湯道」を習っている定年間近の郵便局員の横山(小日向文世)らとの交流を通じて、次第に銭湯への情が芽生えてくるのです。ちゃぽん!!お湯の音、立ち上る湯気~。そんなお風呂のシーンですが、ほっこり、ゆったり。久しぶりに銭湯や温泉に行ってみたいなあと思ってしまった映画でした。
2024年09月05日
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映画「1秒先の彼」。2023年公開。京都の郵便局の窓口に勤めているハジメ(岡田将生)は、子供の頃から、何をするのも1秒早い。記念写真も必ず目をつむってしまうし、漫才を観ても笑うタイミングが人より早かったり。そして、なぜか毎日郵便局に来る大学7年生のレイカ(清原果那)は、何事も、人より1秒遅かったのです。女性が警察に「平安神宮前交差点」で路線バスに乗っていた男性が突然消えたと訴えにきています。ハジメは路上ミュージシャンの桜子(福室莉音)に恋に落ち、デートの約束をするのですが、朝目覚めてみると、なぜか約束の翌日でした。そして、身に覚えのない場所での写真があったり…。そのハジメの失われた1日の秘密を握るのはレイカのようでした。時間が止まるんです。人より1秒遅い人たちは、神様から1日プレゼントされるそうで、レイカ以外の人たちが、ハジメも含めて静止してしまうんですね。路線バスで消えた男性はハジメで、それが時間がとまったことと関係しているんですね。台湾映画「1秒先の彼女」を男女を逆転させてリメイクした作品。レイカの子供の頃からの想い、そしてのんびりと穏やかな天の橋立のほのぼのした風景が気持ちを和ませてくれる映画でした。
2024年08月29日
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映画「シャイロックの子供たち」。2023年公開。池井戸潤さんの小説「シャイロックの子供たち」の映画化。東京第一銀行の小さな支店で、現金紛失事件が発生します。ベテランお客様係の西木(阿部サダヲ)は、同じ支店で働く真面目で誠実な女性行員の北川(上戸彩)、投資信託を担当する営業の田畑(玉森裕太)とともに、事件の真相を探っていきます。一見平和に見える街の支店ですが、出世コースから外れた支店長・九条(柳葉敏郎)、超パワハラの副支店長・古川(杉本哲太)、過去の客とトラブルがある滝野(佐藤隆太)、本店検査部の調査にくる黒田(佐々木蔵之介)、いろいろとやっかいな人たちが…。そして、西木は一つの真相にたどり着きます。が、それはとんでもない不祥事の始まりでした。舞台になる銀行支店は、大田区・長原。いつも、お買い物に行く長原駅前が出てきます。最後のシーンで、銀行をやめ行方不明だった西木がかっこいいスーツ姿で立ち去るのですが…動向が気になりました。それぞれが不正や不祥事がややこしいですが、さすが池井戸潤さん原作。おもしろい映画でした。
2024年08月24日
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WOWWOWプライムドラマ「ながたんと青とーいちかの料理帖ー」。2023年放送。磯谷友紀さんの漫画「ながたんと青とーいちかの料理帖ー」のドラマ化。戦後の1951(昭和26)年。京都の東山にある老舗の料亭の長女・桑乃木いち日(門脇)は34歳。戦争で主人と死別後、実家を継がず、近所のホテルの厨房で前菜料理人として働いています。妹のふた葉(百田百菜子)に大阪でホテル経営する山口家の次男おの縁談話が持ち上がります。しかし当日の見合いに現れたのは、次男ではなく、三男の周(佐久間龍斗)で、まだ19歳の学生でした。周の生意気な態度が気に入らないいち日で、お見合いは破談と思われたのですが、その直後、ふた葉は、書置きを残して店の調理人と駆け落ちしてしまいます。その後、伯母(戸田恵子)の思い付きと、周本人の思惑で、いち日が代わりに周を聟として受け入れることになりました。かくして15歳の年の差婚の夫婦が生まれるのです。形だけの結婚生活でしたが、2人の距離は次第に縮まってゆきます。「ながたん」は京言葉で「包丁」、「青と」は京言葉で「青唐辛子」のことだそうです。ご飯が温かく美味しそうなドラマでした。
2024年08月18日
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アメリカ映画「FALL」。2022年公開。夫のダンが、フリークライミング中の事故で亡くなり、妻のベッキーは悲しみにくれていました。女友だちでクライマー仲間のハンターは、そんなベッキー元気づけようと新たなクライミングに誘います。2人が登るのは、人里離れた荒野に建つ「高さ600メートルの解体寸前のテレビ塔」。足をかけると折れるほど錆びついたハシゴを慎重にに昇りながら、なんとか頂上に到達。ベッキーは、亡き夫の遺灰を巻くことで彼を偲び、新たな1歩を踏み出す決意を。しかし帰路のためハシゴを下りた際に、地上に降りるために唯一の手段だったハシゴが崩落。高度のため、圏外で携帯も繋がらず、助けを呼ぶこともできず、2人は地上600メートルの頂上の狭い足場に取り残されてしまいます。2人は、どう生き残るか。600メートルの狭い足場。携帯を靴に包んで地上に落としてみたり、頂上に備えられていた照明弾を使ってみたり、塔の途中にいた水が入ったリュックを取るために短いロープで降りてみたり。ハゲタカに襲われたり…。CG処理してある画像とはいえ、600メートルの映像は迫力がありました。面白かったですが、少し残酷な映像もあるし。あんなとこ、普通は登らないよね~と思いながら見た映画でした。
2024年08月12日
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映画「放課後アングラーライフ」。2023年公開。東京の女子高生・追川めざし(十味)は、些細なことがきっかけで、友達だったはずの同級生からいじめの標的となり、SNSで陰湿で執拗な攻撃を受け、耐えきれない日々を送っていました。そんなある日、めざしの父が会社を退職し、以前からの夢だった関西の漁港町で喫茶店を開くことになり、引っ越しすることに。めざしは、これで地獄から抜け出せると安堵します。めざしは、東京での辛い経験から、もう友達は作らないと思い転校してきたのですが、登校初日に同じクラスの白木須椎羅(まるぴ)から声をかけられ、断り切れずに、白木が主催する「アングラ女子会」に入会することになってしまいます。一度も、釣りの経験のないめざしでしたが、女子会のメンバーに釣りの基本を教えてもらいながら、女子高生アングラーとしての生活をスタートさせます。そして、いろいろありながら、自分の居場所と本物の友情を取り戻してゆくのです。釣りのシーンもなかなか面白く、ほのぼのした映画でした。
2024年08月05日
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映画「もしも徳川家康が総理大臣になったら」。眞邉明人さんのビジネス小説「もしも徳川家康が総理大臣になったら」の映画化。時は2020年。新型コロナウイルスに襲われた日本。日本どころか、世界中が大混乱に。そんな中、首相官邸でクラスターが発生し、内閣総理大臣急死。そこで、日本政府が実行したのは、AIホログラムにより、歴史上の偉人たちを復活させ、最強内閣をつくる~ということでした。内閣総理大臣を託されたのは戦後時代を終結させ、江戸幕府を作り上げ日本に260年間の平和をもたらした徳川家康(野村萬斎)。内閣官房長官は、江戸幕府を終結させた幕末の風雲児・坂本龍馬(赤楚衛二)。経済産業大臣を最強にして最恐の革命家・織田信長(GACKT)。財務大臣を空前の成り上がり者の豊臣秀吉(竹中直人)。農林水産大臣は徳川8代将軍の徳川吉宗(高橋政宏)。総務大臣は鎌倉時代のインフルエンサー・北条政子(江口のりこ)。厚生労働大臣は徳川5代将軍の徳川綱吉(池田鉄洋)。外務大臣は室町幕府3代将軍の足利義満(小手伸也)。法務大臣は同時に何人もの話を聴ける聖徳太子(長井短)。文部科学大臣は世界最古の女流作家・紫式部(観月ありさ)。通称“偉人ジャーズ”によるドリームチーム内閣の誕生。圧倒的なカリスマ性にくわえ、次々にとんでもない政策が実行され、日本中の人々が熱狂。そんな中、テレビ局の新人記者・西村理沙(浜辺美波)は、スクープを取ろうと政府のスポークスマンである坂本龍馬に近づいてゆきます。そして…。これだけの偉人が時代を超えて一堂に会するなんて…、歴史大好きな私にとっては、まさに夢のような内閣の誕生です。GACKTさんの織田信長は、ものすごいカリスマで、ものすごくかっこいいし。財務大臣の豊臣秀吉は、給付金として、国民一人あたりに50万円配ってくれるし。外務大臣の足利義満は英語がペラペラで。文部科学大臣の紫式部は、コロナ禍なので、リモートで源氏物語の講義をしてくれます。赤楚衛二さんが演じる坂本龍馬は、ステキ。そんな坂本龍馬に身の危険が迫った時に護衛するのが土方歳三(山本耕史)が率いる新選組。まさにドリーム。そして、萬斎さんの徳川家康。。渋くて、深みがあって、素晴らしかった。最後の大演説~現代の国民に政治を大政奉還する~は、圧巻でした。荒唐無稽な物語のようでいながら、国民に政治との関り方を考えさせてくれて…。本当に楽しく面白い映画でした。オススメですもしも徳川家康が総理大臣になったら
2024年07月30日
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映画「この子は邪悪」。2022年公開。甲府市で、四つん這いで這い、喋らず、小動物のようになるという奇病が広がり、母がその病にかかってしまった四井純(大西流星)は、その奇病について調べていました。そして、その奇病にかかった人たちが「久保心理療法室」でカウンセリングを受けていたことを突き止めました。心理療法士の窪司郎(玉木宏)は、5年前に事故に遭い、妻は植物人間状態に、次女のルナは顔に火傷を負って常に仮面をかぶり、長女の花は、自分が無事だったことをはじて、ひきこもっていました。ある日、植物状態だった母が戻ってきたのですが、確かに母のようなのですが、別人のような気が。実は、心理療法士の司郎は、人の魂を入れ替えることができ、人の魂をウサギと入れ替えていたのです。お驚くべき事実が明らかになり、最後も悲惨な結末ながらも、ひとまずの平穏が…と思ったら。…じわじわと怖い映画でした。この子は邪悪
2024年07月25日
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映画「ナミヤ雑貨店の奇蹟」。2017年公開。東野圭吾さんの小説「ナミヤ雑貨店の奇蹟」の映画化。女性実業家の家に盗みに入り逃亡中の敦也(山田涼介)・翔太(村上虹郎)・幸平(寛一郎)。車がエンストしてしまい、空き家であるナミヤ雑貨店に逃げ入ります。とりあえず夜明けまでここにいようと、すると、突然、シャッターにある郵便口に手紙が投げ込まれるのです???手紙を開けてみるとそこには“月のウサギ”と名乗るものからの悩み相談が書き込まれていました。30年も前の日付の手紙でした。店に残っていた古い雑誌で、ここはかつて店主(西田敏行)が投函された相談に答えてくれることで有名だったことを知ります。相談者が手紙をシャッターの郵便口に入れ、返事は牛乳ポストに入れておくと相談者が取りに来ます。敦也は放っておこうと言ったのですが、翔太と幸平の2人は、返事をかいてみようと思い立つのです。過去と現在の手紙での不思議なやり取りが生まれていきます。そして、この3人は、丸光園という擁護施設の出身でした。その施設が経営難のため、売り出されると噂を聞いた3人は、実質的な経営者である女性実業家(尾野真千子)の家を襲いにいくのです。しかし、この実業家の晴美も、また丸光園の出身でした。そして、晴美は、人生の岐路で悩んでいた時に、ナミヤ雑貨店で手紙を出し、そこで今後30年間の経済の流れ~バブルがきて、それが崩れて~をアドバイスしてもらい、着実にそのアドバイスをまもり、実業家になれたのです。その返事の手紙を書いたのは、敦也でした。ほかにも、魚屋ミュージシャン(林遣都)、歌手の水原セリ(門脇麦)、グリーンリバー(菜葉菜)などの相談者があり、それがすべて丸光園と繋がり…。過去と現在が、交差して繋がり、不思議な良い物語の映画でした。
2024年07月16日
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映画「ミドリ虫の姫」。2022年公開。子どもの頃の夢は、みんなに愛されるお姫さまになること。そんな野上幸子(河井青葉)は、42歳の今は、違法駐車を取り締まる駐車監視員。駐車監視員は、緑色の服を着ていることから、「ミドリムシ」と世間から呼ばれ、違反者から罵られることもしばしば。ベテランの知念道夫(大高洋夫)とコンビを組むようになってから、その仕事ぶりに感化され、徐々に仕事へのプライドを持ち始めていきます。そんなおり、若者たちによる「ミドリムシ狩り」が横行し始めます。ミドリムシ~駐車監視員。私は、車に乗らないのであまり気にしたことのないお仕事。こういう職業にスポットあてる…ちょっと面白い映画でした。ミドリ虫の姫
2024年07月09日
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テレビ朝日ドラマ「ブラックジャック」。2024年放送。手塚治虫原作に「ブラックジャック」が久しぶりに実写化されました。法外な治療費を引き換えに、どんな手術も成功させる無の天才外科医・ブラックジャック(高橋一生)。法務大臣(奥田暎二)の息子が外国を旅行中に危険ドラッグで事故を起こし、あらゆる臓器を損傷。ブラックジャックは、その手術を行います。事故現場に遭遇したブラックは、鉄骨が散らばり、その崩れそうな鉄骨に腕を挟まれてしまった子供。一度、子供の腕を切り離し、子供を助けてから、再び、後遺症が残らないように縫合手術を。切り離した手と体に縫合と時間的制限のある手術でした。夫(宇野翔平)から妻(松本まりか)の獅子面病の治療をして欲しいとの依頼がありました。ブラックジャックの要求するする治療費は2億円。夫は払えるはずもなく…。金のためなら、どんな非常な医療行為もする~と思われるブラック・ジャックですが、法務大臣が自分の周辺を調べていたべ弁護士を始末しようとしていたのを、こっそり助けたり。法務大臣の息子の臓器提供者のために自殺に見せかけて殺されかけた受刑者を、整形手術で息子にしたて、実は受刑者を助けていたり。漫画の「ブラックジャック」は好きでしたが、実写版は、いままではなんとなく見ていませんでした。今回、高橋一生さんが演じるということで見たのですが…。面白かった。一生さんのブラックジャックは、ビジュアルも漫画にそっくりです。ピノコ役の長尾柚乃ちゃんは、「ブラッシュアップライフ」で主演の安藤サクラさんの子供時代を演じた子役ですね。ピノコ役、ピッタリでした。また、ドラマ化しないかなあ。
2024年07月03日
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映画「ある男」。2022年公開。第70回読売文学賞を受賞した平野啓一郎の「ある男」の映画化。弁護士の城戸章良(妻夫木聡)は、依頼者の谷口里枝(安藤サクラ)から、亡くなった夫・谷口大祐(窪田正孝)の身元調査を依頼されます。里枝は、離婚をしてから子供を連れて故郷の宮崎に戻り、「大祐」と出会い結婚。「大祐」との間に新たに生まれた子どもと4人で幸せに暮らしていたのですが、「大祐」は、不慮の事故で突然亡くなってしまいます。その葬儀に長年疎遠になっていたという「大祐」の兄・恭一(眞島秀和)が訪れ、遺影を見て「これは大祐ではないです」と、衝撃の事実を。夫は、名前もわかない全くの別人だったのです。城戸が調べた結果、「大祐」は、小林誠という前途有望なボクサーだったのですが、父が強盗殺人犯で刑死したことを知られるのを恐れて挫折してしまったのです。そして、その後、ある人物から戸籍を買い、さらに本物の谷口大祐(中野太賀)と名前を交換していたのでした。本物の大祐は、実家の兄と折り合いが悪く出奔していたのですが、城戸のおかげで恋人と再会し、自分を取り戻します。里枝の息子の悠人(坂本愛登)は、2人で話して父のことを理解します。そして、無事に案件を解決した有能な弁護士で、妻は裕福な家庭の娘という城戸でしたが。実は帰化した在日朝鮮人で、裕福な妻の実家と付き合うストレスを抱え、妻には里枝との浮気を疑われて…。が、今回の件を解決したことで、業務も日常に戻り、妻との仲も改善したかのように思えたのですが、実は、城戸の妻は浮気をしていたのです。最後の最後でのこの浮気がわかるシーン…ちょっと衝撃でした。ある男
2024年06月27日
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テレビ朝日ドラマ「Believe ー君に掛ける橋ー」。2024年放送。大手ゼネコン「帝和建設」の土木設計部・技術部長の狩山陸(木村拓哉)は、1年前、龍神大橋の建設現場で発生した崩落事故の原因を会社のために隠蔽することを、社長の磯田(小日向文世)に頼まれ、業務上過失致死などの罪に問われ、1年6ヶ月実刑をうけ刑務所に収容されました。妻の玲子(天海祐希)の癌を知り、このまま罪をかぶっていてはいけないと思い、裁判のやり直しを要求しますが、部下の裏切りにあい、証拠を失ってしまったことから、刑務所から脱走してします。いろいろ大変な展開があって…。やはり、最終回の狩山夫妻の碓氷峠での橋のシーンがよかったですね。妻玲子の狩山への最後の手紙もよかったです。
2024年06月22日
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TBSドラマ「アンチヒーロー」。2024年放送。弁護士・明墨正樹(長谷川博己)は、被疑者である証拠が揃っていても、無罪を勝ち取るアンチな弁護士。型破りなやり方をする明墨ですが、彼には真の目的がありました。明墨が無罪を勝ち取った事件は、すべて12年前の一家殺人事件に繋がっていたのです。かつて検事だった明墨は、その事件で被疑者・志水(緒方直人)に自白をさせ、それによって志水には死刑判決を下されたのです。その事件に疑問をもっていた明墨と同期の検事・百瀬礼子(吹石一恵)が、警察や検事による不正による冤罪だと主張し、志水を再審無罪に導くようにと資料を残して病死します。明墨は、その遺志を継ごうとしていたのです。そして、検事をやめ、弁護士としてその判決を覆そうと、最も怪しい疑惑の渦中にある検事正・伊達原泰輔(野村萬斎)と対峙してゆくのです。端正な佇まいの長谷川博己さんが演じるアンチヒーローは、迫力がありました。最後の法廷シーンは圧巻でした。大島優子さんが演じたパラリーガル・白木凛と、木村佳乃さんが演じた伊達原の部下の検事・緑川歩佳が、微妙な雰囲気だなあ~と思って見ていたのですが、“やはり~”でしたね。そして、何と言っても、伊達原検事正役の野村萬斎さん。異例のスピードで出世した東京地検の検事正ですが、身勝手で、傲慢でいや~な感じ。自分の正義のために平気で不正をする。いやあ~、しかし、見たかったんです、こういう萬斎さん。かっこよかった~です。
2024年06月17日
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映画「峠 最後のサムライ」。2022年公開。司馬遼太郎の時代小説「峠」の映像化作品。徳川慶喜による大政奉還が奏上され、260年余りに及んだ江戸幕府の支配が終焉を迎えた幕末。しかし、実際には、慶喜が率いる旧幕府軍がまだまだ実権を掌握していました。それに反発した西郷隆盛率いる薩摩藩と、木戸孝允が率いる長州藩を中心とした新政府軍が、クーデターを起こします。いわゆる「戊辰戦争」ですね。河井継之助が率いる長岡藩は、旧幕府派でも新政府派でもなく、武力を行使せず、中立の立場を保ち続けました。しかし、そんな長岡藩を新政府軍が侵略し始めます。継之助は、全く戦う意志のないことを主張する嘆願書を新政府軍に提出するのですが、全くとりあってもらえなかったのです。継之助は、苦渋の決断の末、5万人の新政府軍に対し、たった690人で、“最後のサムライ”として戦いに挑むのです。役所広司さんが演じた河井継之助は、長岡藩の財政再建にのぞみ、他藩から借りていた借金を返済したり、役人の不正やわいろを正し、農民からの不当な搾取を徹底的に監視し、また氾濫する川の治水工事、信濃川の通行税を撤廃して商品の流通を促したりと、長岡藩の発展のために人生を費やしたのだそうです。41歳という若さで亡くなったそうですが、世界レベルの広い視野とリーダーシップで、坂本龍馬とも並び称される人物だったそうです。峠~最後のサムライ~
2024年06月14日
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テレビ朝日ドラマ「JKと六法全書」。2024年放送。青森で祖父(柄本明)とともに暮らしていた桜木みやび(幸澤沙良)は、史上最年少で司法試験に一発合格し、高校生で弁護士になりました。東京で祖母(黒木瞳)が所長を務める弁護士事務所に勤務。天真爛漫で気が強く、人情が強くまっすくな性格で、法廷で大人たちを相手に熱く正論を叩きつけていきます。女子高校生の弁護士?~と思いましたが、すごーく面白いドラマでした。事件が解決してない感じなので、続編あるのかな?
2024年06月08日
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アメリカ映画「シンデレラ」。2015年公開。シャルル・ペローの童話「シンデレラ」のディズニーによる実写映画。遠い昔、ある裕福な家庭に女の赤ちゃんが生まれました。エラと名付けられたその赤ちゃんは、両親の愛情を一心に受けて、美しく聡明で優しい娘に成長しました。しかし、母(ヘイリー・アトウエル)が病で亡くなると、父(ベン・チャップリン)は、2人の娘を連れた新しい妻(ケイト・ブランシェット)を迎えます。父親が仕事で旅立つと、継母は、エラ(リリー・ジェームズ)の部屋に自分の娘を住まわせ、エラを屋根裏部屋に追いやります。そして、父親が旅先で亡くなると、継母はエラを召使として、朝から晩まで掃除、洗濯、食事の支度…などでこき使います。冬になると屋根裏部屋はとても寒くなり、エラは、暖炉のそばで寝ていたので、目覚めると灰まみれでした。それで、継母や義理の姉たちから、シンデレラ(灰かぶりのエラ)と呼ばれるのです。そんな辛さから泣きながら馬に乗って屋敷を飛び出したエラ。森をさまよっていると、猟師だというキッド(リチャード・マッテン)という若者に出会います。が、実はキッドは従者と鹿狩りに来ていたこの国の王子でした。わずかな出会いでしたが、2人はお互いに惹かれあうものを感じます。キッドは、城に戻ると病床につく国王から、早く結婚相手を探すようにせかされます。エラを忘れられないキッドは、エラを探し出すために、国中の若い娘を招待するという盛大な舞踏会を開くことにします。当然、エラの家にも招待状が届き、キッドが城付きの猟師だと言っていたので、城に行けば会えるかもしれないと、亡き母のドレスを仕立て直すのです。しかし、舞踏会に行かせまいとする継母によって、ドレスは無惨にも破られてしまいました。悲しみに暮れていると、そこに1人の老婆が現れます。しかし、それは、亡くなった母がよく話していた妖精フェアリー・ゴットマザー(ヘレナ・ボナム=カーター)でした。そして、彼女はエラのために、馬車、白馬、御者、従者、美しい青いドレス、そしてガラスの靴を用意してくれるのです。城に出かけたエラは、猟師だと思っていたキッドが王子だったことに驚きますが、2人は改めてお互いの心を確かめ合うです、が…。エラの事を聴こうとした途端、12時、魔法の切れる時です。エラは、慌ててガラスの靴を残して城を去ります。そして、王子は国中を探してエラを見つけ出して、盛大な結婚式を挙げて、良い王と王妃になりました。と、童話で読んだ通りの内容でしたが、実写で見るとリアリティがありますね。エラの暮らす国は、北欧のような感じで冬の気配が過酷だったこと、そして、エラは、馬で駆け巡ったりして、童話のイメージより、ずつと逞しくポジティブな女性のように感じました。
2024年06月03日
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映画「スーパーの女」。1996年公開。おかっぱ頭のスーパー大好き主婦・井上花子(宮本信子)は、あるスーパーで小学校時代の幼馴染・小林五郎(津川雅彦)とバッタリ再会。そして五郎に連れていかれたスーパー「正直屋」で、そのスーパーのダメ出しを思い切りするのですが、実は、そこは五郎が経営するスーパーでした。五郎は、主婦の立場からスーパーを改善してほしいと花子に入社を勧め、花子はレジ係として勤務し始めます。職人気質の人たちがいる鮮魚部や精肉部と対立しながらも、実績をあげ、副店長に昇進。スーパーの売り場や作業場の改善を進め、買い物客ばかりでなく、「正直屋」で働くパートの人たちも楽しく働ける職場へと変えてゆきます。実際にスーパーで行われていたかもしれない変色した肉を赤い蛍光灯でごまかす、売れ残りの商品をパックし直して新しい日付で売る、輸入肉を和牛として売る前日の売れ残った総菜を翌日の弁当に入れる……なんて。映画の中のスーパーでは、こんなことが当たり前に行われていて、花子はそれらを改善してゆくのです。牛肉の産地偽装事件とか、食品偽装とかが大きく問題になった時期があったと思いましたが、この映画はその問題が実際にクローズアップされる数年前に、この問題を取り上げていたそうです。この映画の影響でされたスーパーマーケットもあったとか。最後は、なぜか精肉部のチーフが不正に持ち出した肉を取り戻そうと、派手なカーチェイス。アクション映画の要素もあって、さすが、伊丹十三監督作品。面白く楽しめる映画でした。
2024年05月28日
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映画「夜明けまでバス停で」。2022年公開。2020年に渋谷で起きたホームレス殺人事件に着想をえた作品だそうで、また、タイムリーにコロナ禍も描かれています。2020年11月の深夜、バス停で眠り込んでいるホームレスの北林三知子三知子(坂谷由夏)。そこに通りかかった男が、拾った石を三知子の頭に降り下ろそうと…。数ヶ月前、45歳の孤独な三知子は、昼間は手作りのアクセサリーを売って、夜は、チェーンの焼き鳥店でパートしていました。三知子には、別れた夫が勝手に三知子のカードを使って作った借金があったのです。三知子の働く焼き鳥屋の創業者の息子であるマネージャー(三浦貴大)は、店の利益を着服していました。コロナ禍で店の業績が悪化し、人員削減をせまられたマネージャーは、自分の横領に気付いている三知子や、疎ましく思っていた古参の女性パート従業員を一方的に解雇してしまいます。三知子は、店の寮を追い出され、再就職もうまくいかずに、スーツケースを抱えてホームレスになってしまいました。自尊心の強い三知子は、親せきや友人に弱みを見せられず、ホームレスが集う公園にたどり着くのです。そこで、爆弾を作ることで自己表現をする老人(柄本明)と知り合います。三知子の店の店長だった寺島千春(大西礼芳)は、マネージャーが三知子らの退職金を着服したことに気付きます。マネージャーのパワハラや、これまでの着服を会社に報告した千春は、辞表を提出してから、三知子が寝泊まりしているバス停に向かいます。そして、襲われそうになっていた三知子に声をかけたことで、殺人犯の襲撃を防ぐことができました。そして、三知子にまとまった額の退職金を渡すことできたのです。コロナ禍の時期でもあり、実際にこんなことは起きていたかもしれません。いろいろ考えさせられる映画でした。夜明けまでバス停で
2024年05月18日
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WOWWOWドラマ「雨に消えた向日葵」。2022年放送。吉川英梨さんのミステリ小説「雨に消えた向日葵」のドラマ化。小学生五年生の石岡葵(大島美優は、豪雨の中、家に帰る途中、傘を1本だけ残して失踪しました。警察は、葵が1ヶ月ほど前に男につきまとわれていたとい情報をもとに事故よりも事件として可能性が高いとして捜査を開始します。二転三転する目撃者の表現、美少女の葵に目をつけていた中学生の不良グループやロリコンの男性たち。情報が錯綜し、家族が焦燥感に襲われる中、刑事の奈良健一(ムロツヨシ)は、執念で地道な捜査をすすめてゆきます。必死に事件を追い続ける刑事役のムロツヨシさんが、今までのドラマの雰囲気と違ってカッコよかったですね。3年もかかりましたが、無事に解決できてよかった~。<center.
2024年05月12日
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映画「銀河鉄道の父」。2023年公開。門井慶喜さんの第158回直木賞受賞作『銀河鉄道の父』の映画化。質屋を営む宮沢政次郎(役所広司)は、長男の賢治(菅田将暉)を跡取りとして期待していたのですが、賢治は家業を継ぐこと拒むのです。賢治は、学校卒業後、農業や人造宝石などを転々そするのですが、父政次郎は、そんな賢治をつい甘やかしてしまいます。そんな中、妹のトシ(森七菜)が病になり、賢治はそれを機に執筆をはじめ、書き上げた「風の又三郎」をトシに読み聞かせるのです。銀河鉄道の父は、息子も娘も見送らなくてならなくて…。
2024年05月06日
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映画「PLAN75」。2022年公開。日本・フランス・フィリピン・カタール合作。架空の現代日本のお話です。日本では、高齢化社会の解決策として「PLAN75」が認められています。「PLAN75」とは、75歳以上の高齢者に対して、自らの生死の権利を保障し支援する制度、つまり、自分の意志で安楽死する権利の制度。78歳の角谷ミチ(倍賞千恵子)は、一人暮らし。体は丈夫なので、ホテルの客室清掃員として働いていましたが、高齢を理由に解雇され、年齢のため次の仕事を見つけられず。生活保護をもらうのには抵抗のあったミチは、「PLAN75」を申請することにしました。「PLAN75」の職員である岡部ヒロム(磯村勇斗)。そのヒロムの前に20年ぶりに伯父の幸夫(たかお鷹)が現れ、「PLAN75」の申請をします。何年か前に父を亡くしていたヒロムは、叔父との交流を持とうとするのですが、幸夫はすでに心を決め、「PLAN75」の最後の施設~死に場所~に向かいます。ミチは、住んでいたアパートを片付けて、死に場所の施設の診察台に酸素マスクをして横たわります。酸素マスクからガスが流れれば、静かに眠りにつけるのです。偶然にも隣の台には幸夫が横たわり、静かに亡くなりました~幸夫を止めようとしたヒロムが施設を訪れる前に。が、何かの手違いか、ミチの台にはガスが流れなかったのです。生き残ってしまったミチは、施設を抜け出し、夕日の中を歩きだします…。住んでいたアパートも退去してしまったミチは、仕事も住むところも無くなって、これからどうするんだろう…。美しい夕日に向かって歩いてゆくミチの後ろ姿が、切なかった。PLAN75
2024年04月27日
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今日から、アニメ「ちびまる子ちゃん」の声優さんが、亡くなられたTARAKOさんから、菊池こころさんに変わりました。しゃべり方をTARAKOまる子ちゃんに似せているせいか、違和感がなかったですね。優しくてかわいい感じだし。これからも、楽しみです。
2024年04月21日
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NHK連続テレビ小説「ブギウギ」。2023~2024年放送。「東京ブギウギ」で知られる歌手、笠置シヅ子さんをモデルに、戦後のスターを明るく照らした物語。笠置シヅ子さんをモデルした福来スズ子は、趣里さん。作曲家の服部良一さんをモデルした羽鳥善一は草彅剛さん。淡谷のり子さんを7モデルにした茨田りつ子は、菊地凛子さん。素晴らしキャスティングでした。趣里さんの歌は見事で、特に引退公演での歌のシーンは圧巻でした。久々に面白い朝ドラでした。
2024年03月29日
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ちびまる子ちゃん「みんなに幸せいっぱい、きますように!春のお楽しみ1時間スペシャル」。今晩放送されました。その中の、「まる子、水の味がわかる?」が、34年間にわたり、ちびまる子ちゃんの声を担当されたTARAKOさんの最後の出演の作品。ちびまる子ちゃんの住んでいる清水は、私の故郷にも近く、ちびまるこちゃんの年齢も近くて、いつも懐かしさを感じながら、楽しみに見ています。TARAKOさんの声は、ちびまる子ちゃんそのものでした。寂しい~ですが、ご冥福をお祈りいたします。
2024年03月24日
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WOWOWドラマ「贖罪」。湊かなえさんの小説「贖罪」のドラマ化。ある田舎町にできた足立製作所の工場と社員のための社宅。その社宅は、田舎町に不釣り合いなほど瀟洒な建物でした。そこに転校してきたエミリ(木村葉月)の環境に憧れや羨望を抱きながら、4人の小学生~菊池紗英(小俣絵里)・篠原真紀(木村真那月)・高野晶子(菊池和澄)・小川由佳(柴田杏花)~は、エミリと仲良くなります。夏休みのある日の夕方6時、彼女たちはエミリの死体を発見します。彼女たちは、犯人の顔をみていたはずなのですが、なぜか思い出すことができないのです。エミリの母・足立麻子(小泉今日子)は、それを許さず、4人を責めるのです。そして15年後、大人になった4人、紗英(蒼井優)・真紀(小池栄子)・晶子(安藤サクラ)・由佳(池脇千鶴)。彼女たちが抱き続けてきた罪の意識と、エミリとエミリの母に対する罪の意識が、さらなる悲劇を巻き起こすのです。小柄でおとなしい性格の紗英は、強迫観念から結婚するまで初潮を迎えられず、異常ともいえる結婚で、夫からは「フランス人形」として扱われ、それがとんでもない悲劇に…。晶子は、事件後、普通の生活をしていくことが申しわけないように感じ、大人になっても人とうまく接することができずに引きこもりに…。エミリを殺した犯人は意外な人物でしたが、エミリを殺害した理由も自分勝手理不尽なものでしたが、実はエミリは自分の子だと知ってしまった後の壊れ方が…。切ないという言葉だけでは言い表せない、なんともつらいドラマでした。
2024年03月16日
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今日、放送された「ちびまる子ちゃん」。「おばあちゃんの誕生日」。2015年4月5日に放送された作品の再放送でした。放送当時、「神回」と言われた作品です。いつもは、さりげなくお家族を見守っているこたけおばあちゃんが主役。おばあちゃんは、家族からもらったもの~まる子のかたたたき券とか~も、を宝物のように大切にとっておいているんですね。家族で、何気なく見た夜空。星を見ながら、いろいろな星を空想で繋いでゆくまる子とお姉ちゃんを見て、幸せを感じるおばあちゃん。父・ひろしが久しぶりにおばあちゃんと夕暮を散歩。昔のひろし少年と母の回想シーンに繋がります。おばあちゃんのために家族で開いた夜桜の宴。まる子とお姉ちゃんが、おばあちゃんへのプレゼントに用意したものは、昔、おばあちゃんが教えてくれた遊びの披露でした。泣いてしまいました。
2024年03月10日
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テレビ朝日ドラマ「おっさんずラブ リターンズ」。2024年放送。5年ぶりの復活ドラマです。「天空不動産」の社員はるたんこと春田創一(田中圭)は、ピュアな心を隠し持つおっさん上司・黒澤武蔵(吉田鋼太郎)と、同居しているイケメンでドSな後輩・牧凌太(林遣都)から、同時に告白されて…。あれから、5年。春田と牧は、仲良く暮らし、結婚式を準備しています。黒澤部長は、会社を退職し、今は、「ばしゃうまクリーンサービス」~すごい名前ですが~のプロの家政婦になっていました。そして、春田の家の家事を受け持つことなります。今回は、新たにお隣に住む謎のカップル?が登場。いつもぼんやりしていて、パソコンもまともに扱えなくて意識不明のような雰囲気の天空不動産の中途採用社員・和泉幸(井浦新)と、「菊様」と呼ばれるイケメンの移動式おかかおむすび専門店の店主・六道菊之助(三浦翔平)。実は「VIVANT」ばりの公安だったりするんですが。「天空不動産」第二営業所の竹川政宗(眞島秀和)~牧の元カレ~は、黒澤の退職で主任から部長に昇進して健在。~最近は眞島さんの「居酒屋新幹線」にはまってます。今回は、ナント、黒澤部長が病に倒れ、余命1ヶ月と診断され…。まっ、勘違い?聞き違い?~ちょっとありえないような~でしたが。とにかく、無事にハッピーエンドでよかったです。「何食べ」と同じで、気持ちをほっこりさせてくれるドラマです。さらなるリーターンズを期待します。
2024年03月02日
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柊あおいさんの漫画「耳をすませば」を、10年後のオリジナルストーリー加えて実写映画化した作品。2022年公開。1988年、読書が大好きで元気いっぱいの中学生の月島雫(安原琉那)は、図書貸し出しカードでよく見かける名前、天沢聖司(中川翼)が気になっていました。自分が借りた本には、必ず、天沢聖司の名があったからです。出会いは最悪でしたが、夢をもち努力をする聖司に、雫は次第に惹かれてゆきます。時は流れて10年たった1989年。雫(清野菜名)は、児童書の編集社として出版社で働きながら、作家になるという夢を追っていますが、なかなか思うようにはいっていませんでした。聖司(松坂桃李)はチェロ奏者になる夢をもち、イタリアへ渡って10年。理想の演奏者を追求するあまり、音楽を楽しむ気持ちを忘れかけていて、戸惑いもどかしい日々を過ごしていました。雫は担当作家の園村(田中圭)から担当変更を言い渡され、上司や先輩からも中途半端なことを叱られ…。落ち込んだ雫は、思い出を探り…、思い切って有給休暇を取って、聖司に会いにイタリアへゆくのですが。聖司と親しそうな音楽仲間の女性がいることを見てしまった雫は、傷心のまま帰国します。作家の園村のもとへ謝罪に行った雫。物語を書くことをやめようとしていた雫を、園村は止めるのです。雫は再び物語を書き始めます。そして、物語を書き終えて、部屋の窓を開けた雫。そこには、イタリアから帰国し、中学生の時と同じように自転車に乗った聖司がいたのでした。アニメ版のジブリの「耳をすませば」の中で見られた風景を実写版で見られて、ステキな映画でした。
2024年02月16日
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映画「土を喰らう十二ヵ月」。2022年公開。作家・水上勉のエッセイ「土を喰らう日々ーわが精進の十二ヵ月」を原案として映画化。初老の作家ツトム(ジュリーが演じています・沢田研二)は、愛犬とともに信州の山奥で暮しています。子どもの頃に、禅寺に奉公に出され、精進料理を学んだことから、自ら野菜を育て、山菜を採って料理を作り、その日々の生活を原稿に記しています。時折、東京からやってくる年の恋人で担当編集者の真知子(松たか子)とは、楽しい時間を過ごしてします。しかし、一方で13年前に亡くなった妻の遺骨をなぜか、墓に納められないでいたのでした。心筋梗塞で倒れ、九死に一生を得たツトムは、一度は、一緒に住もうとした真知子とも別れ、毎晩、「みなさん、さようなら」と書いて、眠りにつきます。そして、また、朝は訪れ、1年が始まるのです。映画は、私が好きな二十四節気から十五の節目を取り入れ、それぞれの季節で山で採れる食材で、旬の料理を作ります。「土を喰らう」~すごい題名だと思ったのですが~は、“旬を喰らう”、“自然の恵みを味わう”ということで、四季のある日本の旬の食材と季節を楽しむことなんですね。旬のものを味わうことは、心と体を健康にし、そして自然と生きるということは、“今を大切に生きる”ということなんですね。ジュリーの作る料理は、とてもすてきで、こんな山の中の生活は、実際には無理でしょうけれど、ちょっと憧れます。
2024年02月10日
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映画「ハウ」。2022年公開。斎藤ひろしさんの小説「ハウ」の映画化。公務員の赤西民夫(田中圭)は、結婚式の日取りも決まり、新居も購入したあとで、婚約者から、他に好きな人がいるからと、突然別れを言い渡されます。新居になるはずだった4LDKのマンションで首を吊ろうとしたのですが、マンションにはロープを吊れる場所がない…死ぬことを諦め、以前の平凡な生活に戻っていきました。そんなある日、上司から、ペットとして1匹の犬譲り受けます。民夫は根っからの動物嫌い。本当は引き取りたくなかったのですが…。ラブラドールレトリバーとプードルを掛け合わせたラブラドゥードルという大型犬のハウ。優しく賢い性格のハウは、以前の飼い主から声帯を手術で取り除かれ、「ハウ」としか鳴けなかったのです。穏やかで楽しいハウとの生活。ハウと公園に出かけたある日、民夫が居眠りをしてしまった時、少年野球チームから飛んで来たボールを追っかけたハウは、トラックの荷台に上がってしまい、閉じ込められて、ナント青森まで連れていかれてしまいました。帰巣本能で、民夫の住む横浜を目指すハウ。途中、犬好きの人々に優しく保護され、その関わり合った人々に心の安らぎと小さな幸福を与えながらも、民夫を忘れずに旅立つハウ。そしてハウの声帯を奪った元の飼い主にも出会います。めぐみ(モトーラ世里奈)は、暴力を振るう夫の命令でハウの声を奪い、挙句動物愛護センターにハウの処分を依頼し、今は、夫から逃げて修道院で暮していました。ハウは、たまたまその修道院にたどり着いたのです。しかし、めぐみは夫に見つかり、連れ戻されてしまうのですが、その帰り道、2人の乗った車は交通事故を起こしてしまいます。後を追いかけていたハウは、事故を起こした車に追い付き、車の中に閉じ込められてしまった夫を救い出すのです。ハウがいなくなって1年あまり。ハウは死んでしまったと諦めていた民夫が散歩に出かけたある日、突然飛びついてきたハウ。しかし、ハウの首にはリードが。ハウは、父親を交通事故で亡くしたばかりの幼い飼い主と暮らしていたのでした。民夫は、ハウを優しく抱きしめた後、リードを少年に渡すのでした。主演は、田中圭さんではなく、ハウでしたね。ハウの演技が素晴らしかったです。心がほかほか温まるようなよい映画でした。
2024年01月24日
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映画「月の満ち欠け」。2022年公開。2017年第157回直木賞を受賞した佐藤正午さんの小説「月の満ち欠け」の映画化。仕事も順調で、家族にも小山内隆(大泉洋)でしたが、不慮の事故で妻の梢(柴咲コウ)と、娘の瑠璃(菊池日菜子)を亡くしてしまいました。悲しみに沈んでいる小山内のもとに、三上哲彦(目黒連)と名乗る男が訪ねてきました。三角は、小山内の亡くなった娘・瑠璃は、自分の失くした恋人の生まれ変わりだと語り始めるのです。小山内の妻と娘が亡くなった日、2人は、三角に会いに来るはずだったこと。そして、三角は、自分が愛した女性正木瑠璃(有村架純)について語りだします。三角と瑠璃は出会ってすぐに恋に落ちたのですが、瑠璃には夫(田中圭)がいました。瑠璃の夫・正木竜之介は、執着心の強い性格で、それに妻の瑠璃は苦しめられていました。偶然にも、正木竜之介は、小山内は、仕事上でかかわりがありよく知る人物でした。そして、正木は、小山内の娘の瑠璃が、自分の妻だった瑠璃の生まれ変わりであることに気付いていたのです。また、娘の瑠璃の高校時代の友人であるゆい(伊藤沙莉)が、娘のるりともに訪ねてきます。彼女の娘もるりという名で、やはり瑠璃の生まれ変わりだというのです。なんか、へんな話~。ですが、それぞれのエピソードが切なくて、年月を超えても愛する人と結ばれたいという思いが作り出すファンタジーストーリーでした。
2024年01月18日
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日本テレビドラマ「セクシー田中さん」。2023年放映。芦原妃名子さんの漫画「セクシー田中さん」のドラマ化。婚活に励む派遣OL・倉橋朱里(生見愛瑠)は、アラフォーの地味な経理部のOL・田中京子(木南晴夏)が気になっていました。そんなある日、朱里は立ち寄ったレストランで初めてベリーダンスを観て、妖艶で煌びやかに踊るベリーダンサーSaliに魅了されました。そして、saliの姿が、社内を歩く田中さんの姿と一致することに気付いてしまいます。田中さんは、朱里にベリーダンサーをしていることを会社では内緒にすることお願いしたことがきっかけで、2人の間に交流がうまれます。そして…互いを刺激し受け合いながら、新たな自分自身を見出してゆきます。木南晴夏さんは、私が好きな女優さん。「勇者ヨシヒコ」のムラサキが一番好きなんですが。宝塚を目指していただけあって、歌も踊りもすっごく上手。今回のベリーダンスもとってもステキでした。
2023年12月29日
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テレビ東京アニメ「SPY×FAMILY Season2」。2023年放送。水面下で情報戦が繰り広げられていた時代。東国オスタリアと西国ウェスタリスの間には、一応、仮の平和が成り立っていました。西国から東国に送られたスパイ・黄昏は、東国の政治家・デズモンドと接触するために、デズモンドの息子が通う名門イーデン校に子供を入学させるというミッションを命じられました。そのため、孤児院でアーニャという女の子を引き取り養女にしました。アーニャは、人の心を読むことができる超能力者。それで、四苦八苦はしましたが、なんとかイーデン校の筆記試験に合格。ところが、面接試験は、親子3人でということになり、急遽、母親を探すことに。そして、公務員のヨルという女性に出会いました。実は、ヨルは、いばら姫というコードネームをもつ殺し屋でした。東国では、女性がいつまでも独身でいることは、不自然とされるため、ヨルも、形式上の恋人を探していました。黄昏、いばら姫、アーニャの利害が一致し、3人はそれぞれの素性を隠しながら、偽装家族として暮らし始めました。かっこいい黄昏、かなりずれてるけど凄腕の殺し屋ヨル、かっわいいアーニャ、3人とも大好きです。Season2の今回は、より3人の家族関係が深まり~楽しく面白かったです。
2023年12月27日
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テレビ東京ドラマ「昨日何食べた?シーズン2」2023年放映。シーズン1より少し歳をとって、アラフィフを迎えたシロさん(西島秀俊)とケンジ(内野聖陽)の2人。シロさんは勤めていた弁護士事務所の代表になって、ケンジも美容院の店長に、そしてなぜか金髪に。それぞれの親も歳をとって、先々のことの心配もあり、2人の関係、考え方も少しずつ変化してゆきます。でも、いい方向に、変わっていっているよう。2人は親が思うほど、不憫でも不幸でもなく、ささやかな日常に最高の幸せを感じて~それこそが本当の親孝行では~と。今回のお料理のシーンも、そして2人のささやかな日常も、とてもステキでした。
2023年12月23日
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TBSドラマ「下剋上球児」。2023年放映。三重県の高校越山高校の野球部は、県大会初戦敗退する弱小校のため、「ザン高」と呼ばれています。越山高校の教諭・南雲脩司(鈴木亮平)は、高校野球の経験があり、廃部寸前の弱小野球部の監督になり、下剋上を目指します。三重県に実在する県大会初戦敗退する弱小校だった白山高校が、甲子園に初出場するまでの軌跡を描いたノンフクションン「下剋上球児」を元に作られたドラマだそうです。高校球児役の役者さんたちが新鮮で、何よりも、やはり監督として、全ての部員たちと泣き笑いしながら下剋上していく南雲監督の生き様がよかった。本当に良いドラマでした。
2023年12月19日
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NHK大河ドラマ「どうする家康」。昨日、最終回でした。豊臣との最後の決戦を迎え、そして、豊臣家は滅びました。徳川家康は、とうとう戦なき世を実現させたのです。自ら、戦場の前線にたった家康のもとに攻め込んできた真田信繁(日向亘)。真田信繁は、いつも、気骨がありそうなカッコいい役者さんが演じますね。今回の日向亘さんも、よかったですね。まだ19歳だそうですが。豊臣家の最期。秀頼(佐久間龍斗)と茶々(北川景子)。豊臣秀頼も若手のイケメン俳優さんが演じますね。実際、秀頼は、賢く背も高くて容姿端麗だったらしいですが。北川景子さんが演じた茶々の最期は、圧巻でした。そして、風水に基づき、江戸の町を作り上げた天海僧正(小栗旬)。あまりに、メイクと演技がすごすぎて、最初は誰が演じているのか~多分小栗旬さんだと思うんだけど~確信が持てなかったです。昨年同様、見事な「鎌倉殿の13人」との連携でした。最後は、亡くなった妻の瀬名(有村架純)と息子の信康(細田佳央太)が襖の奥から現れて…、そして、家康の身代わりとなった夏目広次(甲本雅裕)や、出奔した石川数正(松重豊)も含めてすべての家臣が勢ぞろいして、家康の家臣として過ごせたことにお礼を。家康と瀬名が見つめ合いながら語りあうその向こうには、現代の東京のビル群がそびえたち~。今の首都東京を作ったのは、やはり、家康ですね。
2023年12月18日
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BS-TBSドラマ「天狗の台所」。2023年放映。田中相さんの漫画「天狗の台所」のドラマ化。ニューヨーク育ちの少年・オン(越山敬達)は、ある日自分が天狗の末裔であることを両親から知らされます。天狗の家系は、14歳の1年間、世俗を離れて隠遁生活を送るというしきたりがあるため、オンは、日本の田舎にいる兄の飯綱基(駒木根葵太)と暮らすことになりました。天狗の末裔といっても、特別な力があるわけではなく、基は田舎での日々を大切に暮らしていました。そして、オンは、そんな兄から、農作業や手作りの食事を教えられる日々を過ごします。食事を作るシーン、食材の扱い方がとても丁寧できれい。なので、出てくる料理がみんなとても美味しそうです。田舎の風景も緑がみずみずしく、とてもきれいに描かれています。こんなところで暮してみたいなあ~と。
2023年12月11日
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テレビ朝日ドラマ「家政夫ミタゾノ」第6シリーズ。今回は、初めてのゴールデンタイム枠での放送でした。「むすび家政婦紹介所」の家政婦・美田園薫(松岡昌宏)は、家政婦ではなく家政夫。つまり、男性が女装している家政夫。常にクールで無表情、神出鬼没で何を考えているかわからない不気味さ。ですが、料理・洗濯・掃除・子守などあらゆる家事のプロ。「家政婦は見た」の派遣先の家庭の覗き見と、「家政婦のミタ」の笑わない家政婦のミタさん~の雰囲気を踏まえつつ、派遣先の内情を覗き、秘密を暴いて家庭を崩壊させ、そして再生に導きます。シュールでブラックなミタゾノさんですが、なぜか惹かれてしまいます。今回も面白いシリーズでした。
2023年12月06日
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映画「ラーゲリより愛をこめて」。2022年公開。辺見じゅん原作のノンフィクション「収容所(ラーゲリ)から来た遺書」の映画化。第二次世界大戦後、シベリアに抑留され、強制収容所(ラーゲリ)内で死んだ山本幡男の遺書が、彼を慕う仲間たちの驚くべき方法によって、厳しいソ連の監視をかいくぐって遺族に届けられた実話を描いた映画。昭和20(1945)年、満鉄調査部に勤める山本幡男(二宮和也)は、妻子とともにハルピンで暮していましたが、現地招集で兵士となり、終戦後、ロシアの捕虜となりました。妻子は、なんとか日本に戻れたのですが、幡男は収容所(ラーゲリ)に送られ、零下40度にもなるシベリアで強制労働をさせられました。生きる気力を失い、すさんでいく仲間たちを常に励まし続けた幡男でしたが、次第に体調を崩し、末期の喉頭癌で、余命3ヶ月と診断されてしまいました。そして、幡男は、家族に充てて遺書を書き始め、1954年に45歳で亡くなりました。が、遺書を書いたノートは、ロシア軍に没収されてしまいました。ようやく帰国が叶った日本軍の捕虜たち。翌年から、幡男の家に、一人また一人と収容所で一緒だった仲間たちが訪ねてきます。そして、家族に遺書の内容を伝えるのです。収容所では、日本語の文章は没収されてしまうので、仲間たちは、幡男の遺書を分担して暗記していたのでした。幡男の妻、山本モミジは、北川景子さん。収容所の捕虜仲間は、松坂桃李、中島健人、桐谷健太、安田顕などが演じています。切ないけれど、心温まるよい映画でした。
2023年12月02日
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「生きていくだけで」。映画「月の満ち欠け」のエンディングの曲。♪ああ生きていくだけ 生きていくだけで 出会いと別れがある 生きていくだけ 喜びも悲しみも 生きていくだけ 運命をもてあそび 生きていくだけ 生きていくだけ♪なんだ、とてもほっこりする曲です。歌っているアーティストはRuri。とても綺麗で素敵な声。が、正体がよくわからないアーティストですね。映画に正木瑠璃役で出演していた有村架純さんかも?という噂もあるようですが。
2023年11月25日
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映画「異動辞令は音楽隊!」。2022年公開。地方都市の警察で30年間刑事をしてきたベテランの成瀬司(阿部寛)は、捜査のためなら暴力も振るってしまうのです。その頃、独居老人を狙う強盗事件が頻発。成瀬は刑事のカンで、過去に取り逃がした男が犯人だと確信していました。ですが、暴力的な違法捜査に関する内部告発の文章が上層部に届き、成瀬は刑事部から警察音楽隊への異動を命じられました。音楽隊は、成瀬以外は他の業務を兼任する署員ばかりで、演奏レベルも低い音楽隊でした。当然、成瀬もやる気なし。さらに、新しく着任した警察本部長の意向もあり、存続も危うい状況。ですが、トランペット担当の来島春子(清野菜名)からセッションの楽しさを教えられて、少しずつ人との関わり方も変わってゆき、バンド活動をする娘の法子(三上愛)との関係も良くなってゆきます。…いろいろあって、なんとか独居老人を狙う強盗事件も解決し~犯人は成瀬の狙い通りでした~、音楽隊は、定期演奏会で見事な演奏を披露し、無事に存続できることになりました。やはり、音楽には、人を元気にする力があるなあ~と思わせてくれる映画でした。
2023年11月24日
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映画「沈黙のパレード」。2022年公開。東野圭吾さんの小説でガリレオシリーズ「沈黙のパレード」の映画化。アメリカ帰りの湯川学(福山雅治)のもとに、警視庁捜査一課の刑事・内海薫(柴咲コウ)が訪ねてきました。町の人気者の娘(川床明日香)が行方不明になり、数年後に遺体で発見された事件。犯人と思われる男(村上淳)は、少女殺害の別件で無罪になった経歴があります。当時、その事件を担当していたのは、内海刑事の先輩刑事・草薙俊平(北村一輝)でした。今回も証拠不十分で釈放され、男はなぜか娘の住んでいた町に戻ります。その男は、なぜか遺族を挑発し、町全体にはその男に対する憎悪が溢れます。そして、秋祭りのパレードを迎えた当日、その男は死亡します。が、彼を殺害する動機のある全員にアリバイがありました。死因も不明の超難事件に、湯川、内海、草薙の3人は挑んでゆきます。犯人と思われる男の殺し方が意外でした。あんな方法で、殺人ができるのか~。
2023年11月06日
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映画「それがいる森」。2022年公開。田舎町で一人で農業を営んでいる田中純一(相葉雅紀)に、元妻・爽子(江口のりこ)と東京で暮らす小学生の息子の一也(上原剣心)が、突然一人で訪ねてきます。そして、息子はしばらくこの田舎町で暮らすことになりました。ちょうどその頃から、近くの森で不可解な怪奇現象が立て続けに発生し、住民の不審死や、失踪事件が相次いでいました。そんな矢先、純一と一也も得体の知れない“それ”を目撃してしまうのです。題名からして、怖いホラー映画かと思ったのですが…。“それ”は、エ~ッ!そっちなの~まあ、それは“それ”で、怖かったですが…。予告が怖すぎますよねえ。
2023年10月25日
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劇場版「きのう何食べた?」2021年公開。ドラマ「きのう何食べた?」の映画化。法律事務所で働く弁護士・筧史郎【シロさん】(西島秀俊)と、その恋人の美容師・矢吹賢二【ケンジ】(内野聖陽)。シロさんの作る料理で食卓を挟みながら取る夕食の時間は、2人にとって一日の大切なひととき。ある日、シロさんの提案で、ケンジの誕生日のプレゼントとして「京都旅行」に行くことに。秋の京都から始まって、冬の間に、2人の間にちょっとした心の葛藤があって、春の美しい桜のシーズンで終わります。相変わらず、シロさんの料理の作り方は美しい。そして心優しいケンジとのやりとり。ほっこりとした気分になれる映画です。今週から始まるドラマのシーズン2も楽しみです。
2023年10月02日
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映画「100円の恋」。2014年公開。斎藤一子(安藤サクラ)は、32歳。自宅でのひきこもり生活をしています。母親が切り盛りして頑張っている弁当屋のおかげで、比較的平穏に過ごしてきました。しかし、妹の二三子(早織)が子供を連れて、実家に出戻ってきたことにより、ギクシャクし始め、とうとう母親からお金をもらって、家を出ます。一子は、夜な夜な買い物に行っていた100円ショップに勤め、一人暮らしを始めます。しかし、その100円ショップは、結構へんな人たちの集まりでした。そして一子は、100円ショップをよく訪れ、バナナばかりを買っていくボクサー・狩野裕二(新井浩文)と知り合い、彼と別れたことがきっかけで、自分自身もボクシングを始めます。ボクシングを始めたことで、一子の中の何かが変わりだします。そして、練習を重ね、ボクシングの試合にチャレンジすることに。映画の最初の一子は、ものすごくだらしのない女性でしたが、ボクシングを始めて、初心者から、徐々にストーリーとともに、体もボクサーらしく絞られてゆく姿は、すごかったですね。試合のシーンも迫力がありました。安藤サクラさんは、やはり、すごい女優さんですね。
2023年09月26日
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TBS日曜劇場「VIVANT」。2023年放送。いきなり、神に祈りながらスーツ姿で灼熱の砂漠を歩く乃木憂助(堺雅人)で始まったドラマ。なんで??? 商社マンの乃木は、中央アジアのバルカ共和国の企業に、契約金14億円を送金したはずが、なぜか140億円の誤送金になってしまい、差額を取り戻す交渉にやってきたのでした。半沢直樹風の企業戦士のドラマかと思いきや、テロリストの自爆テロに巻き込まれ、世界的な陰謀に巻き込まれてしまったよう…というとんでもない展開に。そんな乃木を助けるのが公安部外事第四課の野崎守(阿部寛)。イスラム教徒の住む地域に隠れたり、警察犬の追跡から逃れるために排泄物を全身に塗ったり、遊牧民に紛れて逃亡したり…。そしてカーチェイス、銃撃戦、最後は、日本大使館に投げ込むために並んだ車の上を走る~。ここまでやるかあ~。この派手さは、まるで「西部警察」のようだよねえ。~という、衝撃の第1話でした。2話目以降も、話はどんどん展開し、乃木の正体、過酷な過去、そして「テント」という謎の組織の存在…。最後の最後まで驚きの展開でした。二階堂ふみ、松坂桃李、二宮和也、迫田卓也、小日向文世、竜星涼、坂東彌十郎、濱田岳、檀れい、役所広司~豪華キャストもよかったし。伏線もいろいろあって…、面白かったなあ、続編はないんですかね。
2023年09月20日
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テレビ朝日ドラマ「ハヤブサ消防団」。2023年公開。池井戸潤さんの小説「ハヤブサ消防団」のドラマ化。ミステリ作家の三島太郎(中村倫也)は、取材の帰り、亡き父の生家・桜屋敷のある岐阜県のハヤブサ地区を訪れます。屋敷の2階から、ハヤブサ地区を一望した太郎は、ここが自分の住む場所だと思い立ち、東京から引っ越してきます。移住後、自治会の会合に参加し、同世代である勘介(満島真之介)の飲みに誘われ、その席で、ハヤブサ消防団に加入することになりました。そして、その頃から、なぜかハヤブサ地区に放火事件が連続して起こり、そして、殺人事件も起こってしまいます。そこには、ハヤブサ地区の土地を取得し、聖地化を目論む宗教法人・オルビス十字軍が関わっていたのです。ハヤブサ消防団と宗教法人の闘いが始まります。池井戸潤さんの作品は面白いですね。そして、やはり、中村倫也さんのほんのりとした雰囲気のなかにときおり見せる強さ~つい、出演ドラマは見てしまいますね。
2023年09月15日
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