どうぶつ畑

どうぶつ畑

2004.01.22
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類
 ニワトリという生き物はオスを中心に群れをつくる。しかしオスであれば誰でも言いというわけではなくどうやらその「オス」にも条件があるらしい。そこで今日はニワトリ界における「もてる男の条件」について。

これはたいてい群れを作る動物全てに共通することだ。強くなければモテない。強く、他を圧倒し、えさをたくさん食べ大きな体をもつ。それが強いおす、強い遺伝子の証明だ。
 だが強いだけではなく、そこに「やさしさ」がないといけない。えさをみつけたらまずメスたちを呼ぶ。自分が独り占めにしてはいけない、どんなにお腹が減っていてもまっさきに自分が食べてはいけないのだ。これができないといけない。自分の腹具合よりもメスのことを優先して考えることができなければ立派なモテるオスにはなれない。そしてメスがどんなに自分にちょっかいを出そうともされるがままにしておく。決してメスをいじめたりしない。紳士だ。
 この一見簡単そうで、それでいて実行するのは容易でない2条件を満たす立派なモテオスがわが園にはいる。彼はプリマスロックのオスで、それはそれは大きな体に良い性格、我らスタッフにも多大な人望と信頼を持つ。彼はそのすばらしさから人知れず「若」と呼ばれここ数年間、我が園のニワトリ界を支えてきた。
 モテるオスは種類を問わず好かれる。ロードアイランドレッドからも何倍も体格の違うチャボからも親しまれる。彼の周りにはいつもメスが溢れている。彼はやさしい。この優しさ、懐の深さは人間の私から見てもまさに「ついていけるオス」。こんなやつは人間界にもそうそういない。できたやつだ。
そして彼の素晴らしさの特筆すべき点は、そのやさしさが時に他のオスにもむけられるということだ。あきらかに自分よりも小さなオス、自分に負けを認めたオスを必要以上に構わない。これはすごい。もうまったく相手にしないのだ。王者の余裕か。こんなニワトリは本当になかなかいるもんじゃない。見事、の一言に尽きる。 





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2004.03.05 18:26:50


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: