*たんぽぽさんのAROMAMA育児*
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入院中のKota。生後2ヶ月にして 点滴を体験枕元には 夫とLeoの写真を貼っていました。 退院してから 早いもので もう1ヶ月。入院前や入院中は なかなか 体重が増えずに 心配しましたが 遅れを取り戻すかのごとく その後、アレルギー用のミルクで ムクムクと成長中♪ ちゃんと 標準まで 回復してくれました。 あやすと 「きゃっきゃ♪」と声を出して 笑ってくれてもう めたくたに かわいい~~~です(←めろめろな母) 母乳は 一度再開しましたが5日目に うんちに 血が混じってしまい 断念。 特別な血液検査をして頂いて 判明したのですが Kotaは 母乳に含まれる ヒトα-ラクトアルブミンという蛋白質成分にアレルギー反応を 起こしてしまうようでこれ以上母乳を 続けるのは 難しくなってしまいました。 そして もうひとつ。 Kotaの心臓に 小さな穴が みつかりました。この穴は 赤ちゃんがお腹の中にいる時は みんな空いている穴で 大抵の赤ちゃんは ちゃんと閉じてから 産まれてくるのですがKota は 空いたまま 産まれて来てしまいました。 慌てん坊さんなのかな(笑) 「心房中隔欠損症」という 疾患です。 そんなに 珍しい疾患ではなく最近話題の モーグルの上村愛子ちゃんも 場所はちがいますが 似た疾患を持っていたそうです。(彼女は 『心室中隔欠損症』) 穴は 大きくなるにつれ 自然と塞がる場合と手術をして 塞がなくてはいけない場合と あるそうなのですが 先日診て頂いた 専門の先生からはおそらく どこかで 手術をすることになるでしょう と言われました。 「心臓に穴!!」と聞くとなんか 恐ろしい病気のようですが手術まで 特に 運動制限もなく 「ふつーに育ててくださいね~♪」と 先生からも言われるくらいで そんなに 深刻な疾患では ないし 私たち夫婦も 「みんなで 乗り越える壁が できたね。」という 気持ちでいます。 アレルギーのことに関してもそうですが乗り越えるべき 壁を 人より多く持って 産まれて来た 赤ちゃんは きっと 神様に選ばれた子なんだろう と 思います。 「この子なら 乗り越えてくれる」と。 先天性の疾患は 特に何人かに1人という 確率で 誰かが請け負い 産まれてこなくてはいけないもの。 まるで 宝くじに 当たるかのように。 生れつきの疾患を 赤ちゃんが持っているとお母さんは 「自分が悪かったんではないか」と 責めてしまう人が 多いようです。 私は 医学の勉強を カジっているのでそれが なんの根拠もないことだと 知っています。 これは 100人に1人 とか 1000人に1人とか単純な 確率の問題です。 だから 私も 夫も そしてLeoも「Kota ちゃんは アレルギーと 心臓の穴を持って産まれさせるけれどこの 家族なら 笑顔で 乗り越えてくれるはず」と 神様から 選ばれたんだと思っています。 今回の アレルギーの入院で Leoは とても とても お兄ちゃんの自覚を持ってくれて「Kotaは Leoが 守ってあげるの」と 言ってくれるようになりました。 そして 家族4人、入院前よりも絆が 強くなった気がします。 今のところ アレルギーは 牛乳だけですがこれから 離乳食を始めていくにつれ品目は 増えていくかもしれません。 みんなより 食べられるものは少なくなってしまうかもしれません。 でも きっと 食べられない辛さを知る分、食べることに 感謝の気持ちを持てるようになると思うし 私もLeoも アレルギーに関して知識をつけることができます。 アレルギーを持った お友達がいたら理解してあげることのできる子に なるでしょう。 マイナスな出来事を マイナスで捕らえるのは 当たり前だけどそこには 必ず プラスな出来事も隠れています。 Leoの時よりKotaの体重が増えた、そのことに大きな喜びを持てるのも そのひとつ。 そんな 喜びを忘れずに家族全員 笑顔で Kotaの成長を 見守っていきたいと思います。 そして 将来、元気に育ったKotaと一緒に同じ疾患を持って 産まれた赤ちゃんを持ったお母さんを「大丈夫だよ~♪」と 言って 勇気づけてあげたい。 それが 今の私の目標です
Feb 24, 2010