2009年01月14日
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テーマ: ニュース(96858)
カテゴリ: カテゴリ未分類
 東京都江東区で昨年起きた、OL殺害・切断事件の初公判が、昨日行われました。
 その初公判の中で明らかになった、星島貴徳被告によって行われた、遺体損壊や遺棄の手口は想像を絶するものでした。

 星島被告は、この余りにも猟奇的な犯罪に至った動機として「女性を性奴隷にしたかった」と述べています。
 これまでの人生で、本物の女性との恋愛経験がなく、幼少期に負った両足の火傷の跡が負い目にもなっていて、本当の恋愛関係の構築は不可能だと諦めていたとも言っています。

 女性を拉致監禁して・・・という筋書きは、その手のビデオやアニメの世界には氾濫していて、しかもそれらの多くがネットを通じて簡単に見たり、手に入れたりできる状況にあります。
 更に驚くべき事に、仮想としての「作品」ではなく「女性」自体を提供するサイトもあるのだそうです。

 この手の犯罪は従来にも存在しましたが、一昨年辺りから急速に増加しているような印象があります。
 女性と言う人間としてではなく、その性が商品化されて行く中での、まさに極致とも言うべき形態の出現でもあります。

 多くの場合、抑圧や劣等感等が動機形成の奥底にあるようです。


 星島被告も、最初は女性を監禁して奴隷化しようと考えたのですが、警察の捜索が始まったために、露見を恐れ、やむなく殺害した・・・
 身勝手な犯行であることに変わりはなく、だからと言って情状酌量されるべきとは、私には思えません。
 仮想と現実の区別がつかないのではなく、仮想世界を積極的に自らの意思で現実化しようとした結果なのです。

 バーチャルな映像等での代謝に飽き足らず、遂には仮想の現実化と言う、超えてはならない境界を越えてしまう人間が、このところ多くなって来てしまっているのだと思うのです。
 人間は未だきわめて原始的な脳領域を宿している生き物であり、その生物的進化の進度を遥かに凌駕するスピードで進む、科学技術とその生産物とによって、結局は自らを破滅させてしまう。

 彼のような人間がこれ以上増えないことを、そして殺害されてしまった女性のような被害者をこれ以上出さない、そんな社会になって行って欲しいと願う他はありません。





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最終更新日  2009年01月14日 22時22分19秒
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