はらみのだらだら日記

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Dec 17, 2010
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カテゴリ: 映画ほか

「酔いがさめたら、うちに帰ろう」

なんだか良かったなあ。
原作とこのフォトの調子では、やり方いかんによっては切ない系病気ものか、
深刻アルコール依存症系、夫婦の真のあり方を悩む系など色々想像できるけど、
結果は「どれにでもあてはまるが、どれにも流されてない映画」という感じだった。

この映画のいいのは何といっても「アルコール依存症患者の入院生活」をきちんと描いているところ。
普通なら患者本人の苦悩や離脱症状などのつらい描写で終わってしまいがちな入院生活を、
「最大の楽しみ」である「食事」や患者たちの会話などを通してリアルに見せているのが
いいですねえ。


最大の喜びだったようです。
旦那の場合は毎日のように献立表を見て「あ、今日はラーメンだ♪」という日があり
楽しみにお昼を待ってたら自分だけはけんちんうどんだったというw悲しい出来事があったそうで。

入院初めも、七分粥とか、鶏ささみとかめかじぎとか。
塩分がとにかく控えめで、途中でごはんにのせる為の「梅びしお」が登場したときは
「梅ってこんなに美味しいんか!!」 と感激したそうです。(よかったね)
その他に牛肉が食べれなかったり・・カレーも出てこなかったみたいですね~。
入院当初は殆ど物が食べられず体重が落ちてしまってたぐらいなので(アルコール飲みすぎると食べ物いらなくなっちゃうんですなあ)最初は一食分もまともに平らげられなかったのですが、日を追うごとに健康が回復してくると、白米ごはんになったころにはもっと食べたくて「お代わりください!」と叫びたくなったとか。

旦那にあの浅野さんが「これだけ?」「カレーは?」と憤怒の顔つきで看護婦を睨む様子を見せたかったなあ。きっと気持ちが分かったでしょうからw
ただ違うのは旦那は内科入院だったのでこの映画のような精神的治療は一切なかったこと。
経験発表やグループミーティングみたいなのは受けなかったようです。


そういえばこの映画では珍しい浅野忠信の姿が見れますね。
非常に乱暴で口汚い部分。イライラしてる部分。等身大の普通のおやじの部分。
今までフィクションの濃い役ばかり演じてきたからより際立つのかもなあ。
そういう意味では一見の価値ありかも。

またこの映画で酒飲んで妻相手に大騒ぎするシーンで突如浅野さんが突っ伏したと思ったら、

上手いな~と感心。
これって正に酔っ払いの変化そのもの。
酔うと人格が変わり、そして次の日当の本人は覚えてないw・・
そういう様子をよく表現なされています。


重いテーマを色々抱えてるのに、なぜか心を軽くして見終われる映画でした。
ユーモアも交じっているので酒が飲めない人でもw気軽に入り込めます。
悲しいラストなのになぜか希望も見えたりしました。
忌野清志郎のテーマ曲も良かったです。



(こら)





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Last updated  Dec 17, 2010 09:55:40 AM
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