はらみのだらだら日記

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Aug 29, 2012
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カテゴリ: 映画ほか
三軒茶屋中央。
活気あふれる三茶の商店街の横丁の奥にひっそりとたたずむ。
まるでそこだけ時が止まったように異彩を放っている。
中に踏み入れば広がる昭和の空気。
ロビー、椅子、緞帳その他すべてに時代に取り残された、
いや敢えてそのまま留めてみたかのような風情。
今時貴重な映画館。
シネコン隆盛の東京でこんなのがまだあるのがすごい。

そんな貴重な名画座で上映してるのは佳作小品粒ぞろいの単館系洋画2本立て。今回見た作品は。


「灼熱の魂」

ああー・・・打ちのめされたー・・。
こんな昭和歌謡劇場みたいな劇場(失礼w褒めてます)でこんな衝撃作を見るとは。

戦争、内乱、などなど起こると人々は翻弄されます。
この映画はある国の内乱で「家族」を、そして自分自身も翻弄されてゆく女性の話。
ただ生き延びたわけじゃないんです。
そこにはとても一言では説明できない波乱の人生がある。
今までいろんなこの手の作品を見たけど、衝撃、という意味では今のところ1番のような。
何しろちょっと客観的になれない部分があって・・
この映画の後次に備えるためランチがわりのサンドイッチを食べたのだが、食に関しては強欲なこの私がなかなかのどを通らなかったほど。
美味しくなかったし味もわからなかった。頭の中は先ほどの映画がめぐってばかり。
持参のお茶でようやく飲み込んだ。


「善き人」

舞台はそろそろナチス台頭か・・?頃のドイツ。
思想的にはニュートラルで親族からもナチスに入党しろ、とせっつかれていてもふん切れない、インテリ大学教授。
その彼が過去に書いた、たった一遍の小説がヒトラーに気に入られ、気が付けばあんなに迷っていたナチスに入党し、出世の道を図らずもどんどん駆け上っていく・・
そして彼にはこころから許しあえるユダヤ人の友がいて・・


こういう切り取り方もあるんだねえ、と感心しつつ。
またちょっと頼りない感じの教授のヴィゴがまたいいんだよなあ。
優柔不断ではっきりせずもやもやする「いい人」のヴィゴに新鮮さを感じつつ観賞。

こっちを先に見ればきっとあのサンドイッチもおいしく食べられたろう。

見る順番を間違ったなw・・



こうして貴重な名画座との時間をゆるりと楽しんだ私でした。
また来るよ。・・ちょっと遠いけど。







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Last updated  Aug 29, 2012 08:15:08 AM コメント(2) | コメントを書く


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