NY観光でまず行くロックフェラーセンターは、19世紀初頭はコロンビア大学の管理する植物園で、一番最初の土地の所有者がコロンビア大学の学者(Dr. David Hosack)でした。19世紀の終わり頃、初代ジョン・D・ロックフェラーは家族と共にミッドタウン West 54th Streetに居を移します。何年か後には、JDR Jr.(ロックフェラー二世)も家族と共に父の近所に引っ越してきます。しかし、1900年頃までは、この辺り5番街と46丁目界隈は売春宿や酒場の多い治安の良くない場所でした。
1920年代後半、メトロポリタン・オペラが新しいオペラ座をこのコロンビア大学の所有している土地に建設する計画を立てます。既にビジネスからリタイア同然であった高齢のJDR Jr.ですが、このプロジェクトへの参加を了承しました。彼も彼の妻もとても芸術愛好家だったからです。彼の妻、アビー・グリーンはMoMAの創始者の一人で、美術コレクターでもありました。オペラ座のみならず、一大商業コンプレックスを建設するために有名な建築デザイナー Benjamin Wister Morris が招かれ、計画は順調に進んで見えました。