Davi's Diary

Davi's Diary

NY~ノース・カロライナ



毎年冬のホリデーシーズンの旅行で頭が痛いところは、NYは冬の気候が悪いために例え暖かいところを目指そうとも出発の時点で飛行機が飛ばない事があることだ。こればかりは運で、過去何度か飛行機を利用して問題はなかったが、今回は車でどこかへ行こうかという話がまとまった。車なら最悪ホテルをキャンセルすればダメージはない。ではどこへ?

広いアメリカ大陸。NYの隣の大都市と言えばボストン、ワシントン、フィラデルフィア、ボルチモアあたり。それでもこの辺りはNYと同じかそれ以上に寒い。寒いところへ行ってどうするんだ。ならばいっそのことフロリダまで行けば暖かいのではないか...。

NYからフロリダまでは9州をまたぎおよそ1000マイル(1600km)。夫が私に運転をさせないため(信用されていない)、彼ひとりで16時間運転することとあいなった。途中で一泊し、目指すはフロリダ北端の街 アメリア・アイランド(Amelia Island) 。ここはどうってことない避寒地だが、以前夫が同僚の結婚式で訪れたことがあるという。ここのリッツ・カールトンホテルがなぜかキャンペーンをやっており、一泊$200以下で泊まれるというのを発見した。近くにセント・オーガスティン(St. Augustin)というフロリダ最古の街が観光地として有名だというし、目的地はここに決定。

行きが1.5日、ホテル滞在3泊、帰り1.5日。かなり無理なスケジュールだが、初めての縦断旅行とあってドライブを楽しむことにした。

日曜日の朝10時に家を出発。ニュージャージー、デラウェア、メリーランド、バージニア州を越えて初日の目的地はノース・カロライナ州ファイエットビル。580マイル、予想運転時間は10時間。

ワシントンDCを過ぎたあたりで小腹が空き、ランチブレイク。しかし、日本のように多彩なファミリーレストランがある訳でもなく、高速道路沿いにはファーストフードばかり。マクドナルド、バーガーキング、メリーランド州をすぎた辺りからデイリークイーンが多くなり、ウェンディーズ、ケンターッキーフライドチキン....。見るだけでうんざりする選択肢の無さである。結局ケンタッキーフライドチキンを食べることになった。夫はほぼ20年来、私はアメリカに来て以来(マンハッタンはなぜか街中にKFCはかなり少ないので行ったことがない。ミッドタウン6番街に一軒ある以外は知らない)。KFCの変わらぬ味に結構感動したりして。

この時点で距離的にはほぼ中間。が、時間は午後3時を過ぎていた。冬至前は午後4時を過ぎると暗くなり始める。幸い事故などのせいの渋滞は皆無、ノースカロライナ州では制限速度70マイル(120km)なので(でも80マイルはざら)なので、その後も順調に距離をかせぎ、ほぼ予定通り午後8時すぎにはファイエットビルに到着。

マリオットホテルにチェックインし、近くのShowney'sというチェーン店のファミリーレストランに行く。が! ここが激マズ。「アメリカの見知らぬレストランではハンバーガーかサンドイッチ、ステーキ以外は頼んではいけない」という原則を無視し、長時間のドライブでちょっと気分が悪かった私は迂闊にも「テリヤキシュリンプ」なるものを頼んでしまった。何が出て来たかというと、アメリカで言うところのこってりテリヤキソースが明らかに冷凍だったと思われるエビと野菜の炒め物のにからまっており、それがかつては白かった思われるまっちゃいろに染まって固まっているライスの上にのっかっているという代物だった。私は一口で文字通り吐きそうになり(もともと気分も悪かったし)、よろよろと取り放題のサラダバーに向かった。そこでステーキをパクついていた夫が「俺さ、別のところでだけど、サラダバーをWindex(窓ガラス等を掃除するスプレー)で消毒するところ見た事があるんだよね~」などと言う。一気に何も食べられなくなった事は言うまでもない。

その夜は運転もしていないくせに疲労困憊して、薬を飲んで寝たのであった...。続く。

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: