「オクラ」



「オクラ」


【特徴】
原産地はアフリカ東北部。日本に入ったのは明治初めで、まだ新しい。「アメリカネリ」「オカレンコン(陸蓮根)」の名もある。オクラは英名のokraから来ており、漢字では秋葵と書く。花は黄色。大きな五弁花で、基部はワインレッドに。早朝に咲く。熱帯の花・ハイビスカスなどと同じアオイ科特有の大ぶりの花が印象深い。日本では一年草だが、熱帯では多年草。花が終わり2、3日で、先端が尖った緑の五角形の実が生育し始める。実が赤やクリーム色の品種もある。


【栄養】
ビタミンA、B1、B2、C、ミネラル、カルシウム、カリウムなどを含む、夏場には貴重な緑黄色野菜。切った時にぬめぬめした粘り気がるのが特徴で、日本へ入ってきたのは幕末だったが、当時は嫌煙されてしまったらしく、普及したのは1965年頃になる。このぬめり気の正体は、ガラクタン、アラバン、ペクチン、といった食物繊維で、整腸作用やコレステロールを減らす効果を持っている。 また、胃炎や胃潰瘍の予防効果があり、アルコールからも胃壁を守る。


【効能】
夏ばて防止、便秘予防、下痢予防、強精促進、消化促進


【豆知識】
オクラは乾燥と低温に弱いので、冷蔵庫パックなどへ入れ、しっかりジッパーを綴じ、野菜室で保存する。保存室が5℃を下回ると低温障害を起こすので注意が必要。


【食べ方】
和え物、天ぷら、炒めもの、スープ


【食知識】
オクラを買う時は、色が濃く、表面が産毛でびっしり覆われているものを選ぶ。角の形がはっきりしていて、小振りなサイズが美味しい。逆に、大振りのものや角が茶色になっているものは、育ち過ぎているので味が落ちる。
オクラを食べる時は、下処理をした方が食べやすい。
塩で表面をこするようにして毛を洗い流してから下茹でし、冷水にとって色の劣化を防ぐ。へたの部分は苦味があるので切り落としてから調理する。



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