北島亭(四谷)



http://gourmet.yahoo.co.jp/gourmet/restaurant/Kanto/Tokyo/guide/0201/P002764.html

入口は見過ごしてしまいそうな感じで、一見そんなに有名なフレンチのお店とはわかりません。
お店の中もとてもアットホームな感じで気取らずに気軽に来るにはいいかも、なんて思っていたのですが、メニューを見たら、そんなに気軽に来るお店ではなかったようです。
アラカルトはどれも美味しそうなメニューが並んでいます。
今日のオススメは鹿肉を焼いたものらしいのですが、二人前~で13,000円。
前菜も気になるものは5,000円位します。さすがにちょっと悩みました。
そして、コースの内容を聞いてみました。
すると、シェフがその場で考えて決めるのでわかりません、とのこと。
ビックリして、そうですか・・・とは言ったものの、何となく???って感じ。
まあそれも面白いのかな?ということで8,500円コースにチャレンジしてみました。
では、次にワインを決めましょうと思ったら、ワインリストが来ていないんです。
もらってリストを見ていたんですが、やっぱり食事の内容がわからないと、 ワインも何を合わせていいのかわからず、またもやお呼びして、 ワインが選べないから、コース内容を教えて欲しいと頼みました。
でも、これって、当たり前ですよね!?
ワインの種類はあまり多くなかったけれども、有名どころが並んでいました。
もちろんそれなりの価格です!!

そしてメニューを伺うと、前菜からあまり軽いものではなかったので、 マダムとも相談しながら、ピュリニー・モンラッシェにしました。

[1987] ピュリニー・モンラッシェ 1級畑 レ・ピュセル  750ml (ドメーヌ・カイヨ)白【...

まさにシャルドネの黄金色です。粘性もしっかりあります。
あまりというか全然冷えていないので、これからガンガン冷やすのかと思いきや、 全くその様子はありません。
途中までボトルはテーブルから見えないところに置かれ、
(ラベルの様子から、ここでは軽く冷やしていたのかもしれないですが・・・)
途中からはテーブルにそのまま置かれてしまいました。
「もう少し冷やして」って言えばよかったのかもしれませんが、 かなり香りは開いたしっかりした感じなので、 「十分熟成しているから、これ以上冷やさないで飲んで、ってこと?」 なんて思いながら、飲んでいました。

ではいよいよお料理へ。

・アンチョビ入りのクロワッサン
サクっとしていて美味しいです。

・白子のソテー
とても立派なたっぷりのプルンプルンした白子で、味はとっても濃厚。
上品なクリーミーが口の中に広がりますが、ただ、ちょっと味付けの塩が強すぎ。
はっきり言って、食べた瞬間はしょっぱいです。
白子と混ざって、ちょうどいい感じにはなりますが・・・。
ワインがすすんでしまいます。

・ひげ鱈のソテー、マスタードソース
運ばれた瞬間、マスタードソースのいい香り。
とっても肉厚でしっかり歯ごたえがある鱈です。
ひげ鱈というのは、初めて食べました。
鱈の味はしっかりあって臭みが全くなくてとても美味しいです。
ただ、やはりソテーした時の塩が強い。
ソースに味付けがしてあるんだから、ソテーの時の塩はもう少し軽めでいいのではないかな?と思いました。
付け合せの春野菜と一緒に食べました。

・牛ランプ肉のステーキ
塊の肉が出てきたような、すごいボリューム。
こんなに分厚いステーキは食べたこと無いです。
味はとってもジューシーでかなり美味しいお肉でした。
でもさすがの私も、他のテーブルの人も、少し残していたようです。

・ラズベリーのタルト、バニラアイス添え
これもまたしっかりボリュームがあります。
ラズベリーが敷き詰められています。
ラズベリーは大好きだから全部いただきました。

・フルーツ
(みかん、金柑、いちご)
私はここには手を伸ばすことは出来ないほど、お腹一杯でした。

結局、味付けが濃い目のせいか、ワインがどんどん進み、 お魚の途中でモンラッシェがなくなってしまいました。
モンラッシェがしっかりだったので、次の赤もしっかりめがいいのだけれど、 やはりお手頃なお店ではないし・・・なんて悩みました。
マダムにこれはどうですか?って「ミュジニー」を指したら、 「ちょっと軽いと思いますよ。」としっかり答えてくださりました。
これは、嬉しいですよね。
ただ、あまり笑顔でお話にならない方なので、ちょっと緊張しますが。(笑)
そしてさらに、「これはオススメです。」と薦められたのが、 ヴォルネーです。

ヴォルネー レ フルミエ 2000 (ドメーヌ ジャン ボワイヨ)

初めて飲みましたが、とっても美味しかったです。
注がれた色を見て、カベルネかと思ってしまうような深い赤紫色。
それとともに、エレガントな香りが広がります。
口に含むと、ふわ~っと熟した果実香が鼻に抜けていくのがわかります。
しっかりした肉厚のボディで、余韻も長いです。
タンニンは強くはないけれど程良くあり、ピノでなくてカベルネでは?なんて思うほどしっかりしています。
このワインは、さすがにオススメだけあって、美味しいワインでした。
ここでは、赤をチョイスした方がいいのかもしれませんね。

私がいただいたお料理は、全体的に味は塩が濃い目です。
(↑これは他の方もHP等で言っています。)
でも、素材の良さは、しっかり感じます。
間違いなくお味は美味しいので、ちょっともったいないですね。
ボリュームはしっかりありますので、8,500円のコースで十分だと思います。
ワインのお値段は、そんなに高いとは感じませんでした。
むしろ、この味ならお得かもしれません。
あと、偶然かもしれませんが、男性同士のテーブルがいくつもありました。
1人で来ている男性もいらっしゃいました。
フレンチというと普通かしこまった雰囲気を想像しますが、全然そんな雰囲気でないので、気軽に入りやすいのでしょうね。

今度行ったら、ソテーのお料理でなく、煮込み系にチャレンジしてみようかな、と思いました。

このコメントを書く為に、いろいろ調べていたら、なんとこちらはあのアラン・デュカスが立ち寄る店だそうです。
著名なライターの方々の評価はかなり高いので、私が感じた塩の強さは自信がなくなってしまいますが(笑)、一応感じたとおりに書きました。
あくまでも私個人の素直な感想ですので・・・。

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