サリュー(恵比寿)



ここサリューのオープンは2002年4月。
店名の「salut」は、フランス語で「やぁ」「じゃぁね」といった気さくな挨拶言葉に由来しているそうです。
乃木坂の名店「レストラン馮」のシェフ・森本秀和さんと、マネージャーの鳥山由紀夫さんが開いたお店。
ディナーメニューは、前菜、メイン、デザートを、各々7~8種類の中から選ぶプリフィクススタイルで、どれを選んでも5,250円というとってもお手頃価格です。

この日のアミューズは、アジのタルタル

カリっとしたバゲットにのった、新鮮な細かく刻まれたアジが美味しい。
味の加減が絶妙です。


うなぎのパン粉焼、白レバー添え

まずボリュームにビックリ。
メインかと思うような立派なうなぎのパン粉焼きの上に、 とってもなめらかそうな上質のレバーが、バーンと乗っています。
うなぎはフレンチでは珍しく、カレー風味のパン粉焼きです。
立派なフワフワのうなぎの旨味が、カレー風味と合いますね。
まさに外側サクサク、中フワフワです。
家でも挑戦してみたい一品です。
その上に乗せられたレバーは、本当になめらか。
白レバー好きなのでよくいただきますが、 最近の中ではBESTのものでした。


最初の白ワインは、サンセールにしました。 友人が、スッキリサッパリタイプがいい、というリクエストだったのと、 私は前日にグラーブ白をいただいていたので。 うなぎとどうかな?と思いましたが、煮込みではなかったし、 ソーヴィニヨン・ブランのシャープな酸が、不思議とカレー粉とも合っていたようです。

サンセール フランソワ[2002]/ドメーヌ・アンドレ・ヴァタン


白金豚の盛合わせ

これはとても贅沢な一皿です。
白金豚をコンフィ、煮込み、ソーセージにして、一緒にタップリ盛られています。
どれも白金豚の旨味が、口の中に広がります。
煮込みも柔らかく、ソーセージもハーブとのバランスがとてもよくて美味しいです。
見た目だけでなく、味・食感、全てを贅沢に楽しめます。
本当にこのお値段でいいの?という感じです。


赤ワインは、鳥山さんのオススメ。
ミネルヴォアの「アボット ノーテュス」です。
もう絶対これ!っていうような勢いでしたので、とても楽しみでした。
注がれた瞬間の第一アロマは、濃縮された果実の香りがふわ~っと、もうとっても豊かです。
次にプラムやブラックベリー、ジャムなど熟成された濃縮館のある香りが続きます。
ヴァニラやコーヒー、少し土のような香りもします。
そして時間が経つと、チョコレートのような甘~い香りに変化します。
まるでバニュルスを思わせるような、あの甘い感じ。
お味も素晴らしいですよ。
シラー100%ともことですが、 酸もタンニンも、スパイシーっぽさも、何も突出していなく、 とってもまろやかに熟成されています。
でも決して軽いまろやかではなく、しっかり重さはあるのです。
口の中にまとわりつくのに、全然しつこくないんです。
余韻もとっても長く、ゆったりじっくり楽しめます。
ミネルヴォアのシラー、見逃せませんね。

ノーテュス[2001](赤)


サービスの女性もワインを勉強中とのことで、 とても話が盛り上がり、本当に楽しく過ごしていました。
すると今度は、鳥山さんが満席の忙しい中、 ノータスのパンフレットまで持ってきてくださって、 いろいろ説明までしてくれたんです。
アボットさんはオーストラリアの女性で、とてもフランチオークにこだわっているとか・・・
まさに勉強中の私には目がウロコの話ばかり。
もう、凄い嬉しかったです。


デザートのタルトタタン、生姜アイスクリーム添えも本当に美味しかった。
サクサクのパイ生地に甘すぎないりんご。生姜アイスもかなりイケてます。
すご~くお腹一杯なのに、ペロっと平らげました。


とにかく、素敵なお店でした。
味は申し分ないし、何よりもお店の雰囲気がいいんです。
かしこまっていないで、とてもアットホームなのに、サービスはさすがの一言。
ワイン・料理のタイミングもとっても素晴らしく、またそれが堅苦しくなくて、楽しんでいるかのよう。
これでは、なかなか予約が取れないのも納得です。
最後は、ほとんど全員がお見送りをしてくれて、これでもかという位(笑)ポイントアップでした。
とても気軽に行けるお店なので、絶対また近々訪れたいです。

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