コンドリュー・ラ・ボネット



[2000] コンドリュー ラ ボネット/ルネ ロスタン

 地域:ローヌ
 品種:ヴィオニエ

コメント1:フランス北部ローヌ地方で著名な白ワインがコンドリュー産のワインです。
使用される葡萄品種はヴィオニエのみで、非常に栽培の手間がかかる収穫量の少ない品種でもあります。ワイン醸造の採算が取れない点で近年まで積極的に生産する農家も少なかったのですが、従来のシャルドネやソーヴィニヨン・ブラン種に無い個性的なワインの酒質は多くのワインファンを魅了し続け、生産量は少ないながらも現在までコンドリューの地で名だたる生産者がすばらしい銘柄を市場に出しております。
ヴィオニエ種から出来るワインの特徴は新年度産では甘くフレッシュな果物、洋梨、青リンゴ、桃やスイカの香り、口の中で広がるようなボディの厚さ、切れる様な酸味はありませんがそれを補うドライな味わいと余韻の長さです。多少の熟成期間(壜熟成)を経れば香りのニュアンスは完熟したトロピカルフルーツ、やドライフルーツ、若干土臭いような印象もあります。
コンドリューワインの生産者では一部遅摘み葡萄によるヴァンダンジュ・タルディーブも若干生産します。これこそ希少ワインと呼ぶべきワインですが、ワインの指向する味わいはドライでグラスから立ち昇るプケは優美でリッチな香りを目指します。
尚、シャトー・グリエはこのコンドリューの中に単独で名称を冠する事を許されたヴィオニエワイン。著名な銘柄だが飲み頃は新年度出荷時から5年は最低待ちたいワインです。
コンドリューは食前酒や食後酒に用いられるのも一興のたいへん風味豊なワインなのです。是非大振りのワイングラスをご使用ください。

コメント2:酸が弱く、残糖感のみられないない正真正銘の辛口タイプの白です。ローヌ・ブランに通常みられる、のっぺりとした重さとも赴きを異にします。最良のコンドリューからは多くの白ワインが個別持ち合わせる、ありとある心地よい香気が感じられます(多層的芳香の実際例でしょう)。
※和風の魚料理にも違和感がありません。柑橘類をあしらった白身魚の焼物、ポン酢をつけて食べる蒸物や鍋物、或いはアン肝などの珍味佳肴などとの相性はビールと比べものにならないほど良好です。

コメント3:ヴィオニエ種(葡萄の品種)の特長であるライチの香りが口の中に広がり、別なところからは干草の香りも感じられる。輝く黄緑色のワインは、石灰質土壌に由来するフルーティーな香りとともに、さわやかな酸味とやや熟した黄桃を想わせる甘味にいろどられ、余韻の独特な苦味とあいまって清涼感を感じさせる。

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