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英BBC製作のドキュメンタリーシリーズの新作ネイチャー編である、「BBC EARTH LIFE」のBDBOXを先日購入しました。制作費35億円とEARTHシリーズ最大規模の作品で、2011年の映画化が予定されており、BDBOXでは、500分を超える全編を5枚のディスクに収められています。EPISODE3「哺乳類」では、トンガ・ババウ諸島で撮影されたザトウクジラの水中映像が収録されており、母子やヒートランなど迫力のシーンを捉えるまでのメイキング(特典映像)が興味深かったです。その他にも、さまざまな生物の驚愕のシーンが、超ハイクオリティーな圧巻の映像美で津波のように押し寄せてくる、非常に完成度の高い作品となっています。写真は、以前撮影したザトウクジラのヒートランです。ヒートランは、メスとの繁殖権を複数のオスが争う状況で、先頭を全速力で進むメスの真後ろに当たる優位置を奪い合うための戦いです。これらは2007年の写真ですが、私自身はこの年、2度撮影できたのを最後に、08年以降水中撮影はできていません。
2010/09/26
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以前、このブログでザトウクジラのシンガーについて書いたことがあります。そのときの内容は・・・ ・ザトウクジラは鳴き声を発する。 ・鳴き声は、特徴的なフレーズが繰り返されるため「ソング」と呼ばれ、 クジラが歌っているようだと、形容されている。 ・「ソング」を発するのは、繁殖海域にいる単独の雄のみで、 同じ一海域にいるクジラは同じ「ソング」を歌う。 ・「ソング」の目的は諸説あるが、 以前は求愛のためにメスに向けて発せられるとの説が有力だった。 しかし、近年の研究・観察結果から、雌に対してではなく、 雄同士の交信に用いられているとの説が支持されつつある。 ・実際2007年に、雄同士の交信に用いられていることが推察される事象を観察した。 ・雄同士の交信の目的は、ライバル同士の宣戦布告や、 逆に、雌との交尾に関して優先権を持っている雄に対しての、 共同戦線を行う呼びかけなどが考えられる。 ・・・というものでした。ところが、今回2日目に母子とエスコートを観察していたとき、間近でシンガーのソングが響き渡っていたんです。はじめは、私が観察していた母子とエスコートの3頭とは別の、単独雄が近くにいて歌っているのかと思ったのですが、この日のガイドのえみさんの話では、歌っているのはエスコートだとのことでした。ザトウクジラのシンガーについては、その対象・目的は別にして、歌い手は繁殖海域にいる単独雄ということが定説になっているようなのですが、実際は、採餌海域での観察例や、今回のように、母子に付きまとうエスコートが歌うことも観察されているそうです。それにしても、エスコートが歌う理由は何なのでしょう?やはり目の前にいる雌クジラへの求愛なのでしょうか。しかし、育児中の母クジラが、繁殖行動を受け入れる事は考えにくいと思われますし、近年の観察例を鑑みても、雌に投げかけられている可能性は低そうです。ザトウクジラと同じ鯨類であるハンドウイルカでは、雄が集団で子イルカを攻撃し、殺してしまうことが観察されています。子イルカの死亡後に、元母親との交尾の確率を高めることが理由の一つとして考えられるようですが、この事が、ザトウクジラにも当てはまるということが言えなくはないかもしれません。つまり、エスコートとして母子に付きまとっていても、雌クジラは子育てに夢中で、全く新たな繁殖に興味を示さない場合、エスコートにとって、邪魔者である子クジラを排除するために、仲間となりうる別の雄クジラを呼び集めるための行動としてソングを発することが、仮説として考えられるかもしれません。写真は、以前撮影したエスコート。このときは、母子に我々が接近することを嫌ってか?母子と私達の間に割って入るような行動をしていました。
2010/09/19
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3日目に撮影したペアのザトウクジラです。ペアといっても、オス同士なんですが…。
2010/09/14
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トンガでのクジラの水中撮影も3日目、連日、好天続きで海も穏やかな海況が続いています。この日は、ババウ諸島北西部のかなり外洋側で船を走らせていました。はじめに多数のイルカの群れが現れました。しばらくイルカを追走していましたが、少し先に大きなブローが3つ、ザトウクジラです。やがて、イルカの群れがクジラに追いつきました。ザトウクジラはイルカの群れを嫌がっている様子で、群れから離れようと、速度を上げて泳ぎ続けています。この状況で水中撮影ができれば、とてもラッキーなのですが、なかなか入水のタイミングがつかめません。そうこうしているうちに、船の後方水中に別の影が。ガイドのエミさんが、「ジンベイかもしれない」と確認のために海の入ります。エミさんから、「ジンベイッ!!」との声。そのとき撮影した写真がこちらです。大きさは、赤ちゃんクジラと大人の雄クジラの間ぐらいで6-7mほど。インド洋・西部太平洋でダイバーがよく遭遇するサイズでした。エミさんと4日間船でご一緒させていただいたA姉妹は、先週もジンベイザメに遭遇しているラッキーガールたちでした。今回の出会いは、彼女たちのおこぼれに預かった結果でしょうね。
2010/09/11
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日本からトンガに向かうにはニュージーランドのオークランドを経由します。NZ-トンガの接続がよくないため、往路復路ともに1泊が必要です。往路、成田を夕刻出発したNZ90便は翌朝8時ごろオークランドに到着します。ですので翌朝搭乗するトンガ便までの時間は、NZの観光が可能です。(もちろん、同日乗り継ぎ可能なのがベストですが・・・)ただ、入国審査や税関等に時間が取られるため実質的に観光ができるのは、10時くらいからでしょうか。オークランドとその近郊の観光地といえば、鍾乳洞やツチボタルのワイトモや間欠泉やマオリ文化のロトルアがハイライトのようなのですが、オークランドからは、朝早く出発して何とか日帰り可能な距離のようで、日本から到着したその日に向かうことは難しいようです。というわけで、オークランド観光は市内とその近郊部のみをぐるぐるしている程度なのですが、撮りためた写真をご紹介します。オークランド空港の近郊で撮影。北海道のような感じもします。8月のNZは冬。庭先にレモンがなっていました。空港からダウンタウンへ向かう途中のホテル。NZといえばやっぱりキウイですね。とりあえず、ダウンタウン(=CITY)を目指します。オークランドのランドマークと言えばこのスカイタワー。南半球で一番高い塔だそうです。早速、登ってみましょう。1階はショッピングモールのようになっています。展望台からの眺め。タワーの名物アトラクションと言えば、スカイウォークとバンジージャンプ。海には多数のヨットが風を受けています。ヨットハーバーにも、たくさんのヨット。オークランドの愛称は、「シティオブセイルズ(帆の街)」。港へ向かいましょう。街には、歴史を感じる建物が点在します。オークランドは、世界最高峰のヨットレース「アメリカズカップ」の舞台にもなったことでも有名です。こちらは、海洋博物館前のチームニュージーランド艇の巨大なモニュメント。海洋博物館の側壁。「コビレゴンドウ」や「シロナガスクジラ」が描かれています。続いて、水族館「Kelly Tarlton Antarctic Encounter Underwater World」へ、SKYCITYから無料のシャトルが出ています。日本の「スーパー水族館」を見慣れたものからすれば、あまり見所はありませんが、看板アトラクションの南極探検隊体験はそれなりに楽しめました。このような、探検車に乗って南極大陸へ出発です!!展示されているのは、キングペンギン(大型、オレンジ色の首元)とジェンツーペンギン。(キングペンギンは南極大陸には居ないのですが、ご愛嬌ですね。)水族館をあとに、海沿いの道をミッションベイへ。ミッションベイは、海沿いの高級住宅地。美しいビーチと公園があり、食事や買い物もOKです。夕食はオークランド名物のマッスル(ムール貝)を。ライトアップされた、オークランドです。最後におまけのクジラです。2日目に撮影した母子ですが、非常に透明度の悪い海で、カメラのオートフォーカスも全く合わず、これが一番マシな写真です。
2010/09/10
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引き続き初日に撮影したザトウクジラの母子とエスコートの水中写真、縦位置で撮影したものです。
2010/09/03
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初日に出会った、ザトウクジラの母子とエスコートの水中写真です。エスコートは母子に付きまとって、次の交尾のチャンスをうかがうストーカーであると言われています。個体によって、人間に対して警戒心を抱くものいれば、逆に全く無関心なものなどもいます。警戒心の強いエスコートの場合、なかなか母子に近づかせてもらえません。しかし、幸い、このエスコートは、こちらには全く無頓着だったため、3頭へのアプローチは比較的容易でした。赤ちゃんは、こちらに興味を示している様子も伺え、もう少し、シャッターチャンスがあるかなと思っていたのですが、母親がすぐに遠くへ引き連れて行ってしまう感じで、ゆっくり撮影することはあまりかないませんでした。
2010/09/02
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