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2005.07.21
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カテゴリ: pelicula (movie)
本日の映画は『ミルク・マネー』。

Milk money
監督 リチャード・ベンジャミン
主演 メラニー・グリフィス / エド・ハリス
字幕翻訳 佐藤 恵子
(1994年公開)

簡単なストーリー
フランク(マイケル・パトリック・カーター)は生まれたときに母親を亡くし、教師をしている父トム(ハリス)と二人暮し。学校の保健の授業で『性』について勉強しだしたが、なんだかモヤモヤして良くわからない。女の子ってなんだろう?女の人って???
そんな時、親友が言い出した『都会に行って、お金を払えば女の人の裸が見られるらしい!』の一言で、親友3人で小遣いを出し合って、冒険に出発!

小銭を詰めた袋を見せながら、通りかかる女性に『裸になって!』とお願いしても、無視されるか、ひっぱたかれるか。。。
そんな彼らに優しげに近寄ってきたのは、強盗!!!
大切な小遣いを横取りされそうなところを、娼婦の”V”(グリフィス)に助けられる。Vは親切にもボス キャッシュの車を“無断”拝借して3人を家まで送り届けてくれた。
しかし車がフランクの家の前に着いた途端に故障。ここで鉢合わせたトムがVに一目ぼれしてしまう。
その頃キャッシュはピンはねしていたことが、彼のボス ウォルツァーにばれ、バラされていた。しかも金はVが持ち逃げしたと言い残して・・・

かわいらしいお話でした。
フランクが、性に目覚めるというよりは『う○こ』とかいって喜んじゃいそうなお子様なのに、お父さんに『お母さんって結婚したときバージンだった?』とか聞いてしまうところが、まだまだかわいらしい!
そんな彼も着実に大人への一歩を踏み出したと見えて、『コスモポリタン』を真剣に読みふけって女性とは何かを知ろうとする、そして学校の保健の教科書は、現実的じゃないなんて嘆いてしまう。。。その一つ一つが本当にほほえましい限りでした。

一方、お父さん役のエド・ハリスはいい役からいやな役までこなす人ですが、今回は、ちょっと的外れだけどいい人を演じていました。
自宅の近所にある自然が破壊されるのを見ていられず、保護活動に励むものの、誰にも認められず、息子に『かわいそうな人だ』といわれてしまう、やや情けない父親。
しかしフランクのことを誰よりも愛し、彼のアドバイスには真剣に耳を傾け、娼婦であるとわかった後のVに対しても、一瞬動揺するものの、中身で判断しようとする非常に真面目で心優しい人でした。


メラニー・グリフィスは、個人的にはあまり好きな女優ではないのですが(あの喋り方がちょっと・・・)、この作品では娼婦からいいお母さん風まで演じていて、とても好感が持てました。
どの一瞬をとっても、Vであることは間違いないのですが、女性ってこうまで変われるんだろうかと思うほど自然にいろいろな顔を演じていました。
やっぱり、化粧と着る物で変わるのかなぁ。。。あっ、演技ですね、演技!

この中で一番面白かったのは、トムがVの(キャッシュの)車を直そうとするシーン。
フランクからVは親友の家に来ている数学の家庭教師と聞かされて、信じ込んでいるトムが『いろいろな人にあって大変だねぇ』とか『もうそっち(数学)は随分離れちゃってるから』とか言うのに、Vが娼婦として答えているせりふが見事にあっていて、そのまま話し続けているところが、シナリオライターも字幕翻訳家も凄い!と、ちょっと感動!!!


この映画はたまに引っ張り出して見たくなりそうな、ホンワカした雰囲気を持っています。
たまにホッと心が暖まる映画が見たくなったら、お勧めの一本です!!!

ちなみに『ミルク・マネー』とは、前に聞いた話だと、ミルクを買うお金・・・まんまでしたね(^^;)
まぁ、ミルクを買うくらいのお金ですから、あんまり大金ではないと。
思うに子供の貯金箱に入っているくらいのお金と思ってよいのではないでしょうか?





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Last updated  2005.07.22 00:52:49
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