少し長い中入り(会場の職員が開演中に観客が入ってこないよう観客をコントロールしているようです。)の後、登場した師は立川流の話題に少し触れたあと、"I love you"をどう二葉亭四迷が訳したかについて触れて、「紺屋高尾」へ。「宮戸川」ときて「紺屋高尾」とは。 師の「紺屋高尾」は、久蔵が高尾太夫と結ばれたあとで本当のことを告白するという流れでした。その流れからすると、高尾太夫がなぜ久蔵を振らなかったのか。その理由は聞き手の想像にゆだねられるところですが、恋愛というのは理屈だけではないというものなのでしょう。 約60分、たっぷり聴くことができ、久しぶりに充実した落語鑑賞となったのでした。