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ドコルル

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Feb 15, 2010
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ご縁あって教える側の末席として活動中です。


いいのかどうか考える暇なく、15分単位で次の課題が降りてくるのですが、考えても仕方ないので流れにお任せ状態です。2/14の日曜日は初めて(プライベートレッスン)と呼ばれるマンツーマン形式で大阪からこられた学生さんに初級レッスンを。

『僕みたいにガタイが大きいのに初めてなんて人いるんですか?』
…いますとも。私なんてどれだけ大きくなってから(小柄ですが)というか、トウが立ってからはじめた事か(笑)

学生さんは今日初めてのスキー。雪面に立つのもまさに今日が初との事で、いわゆるブーツに慣れるところから。平地のレッスンスペースに行くまではスキーを横に持って歩行の練習です。斜面下りは踵から、登りはつま先から、支えきれなかったらブーツでもカニ歩きだっていいんです。歩きながらお聞きすると2日後に学校からのスキー教室で4日間行程で合宿をされるそうで、今回レッスンはその直前練習に大阪から来られたのだそうです。

プライベートは単価も高いし、これは責任重大ですぞ。
ご一緒のお母様から、もし体力的にキツくなければ延長のご希望でした。なんとか1時間単位でカタチになるよう持って行きたい。これまで担当していた4歳から8歳くらいのキッズとは体格が違うのでリフトにチャレンジも問題ないかも…。レッスンをしながら次の動きを構想して行きます。

平地で転び起き、片足スキーでスケーティング、方向変換、直滑降、小さなプルークですべる、大きなプルークでスキーがきっちり止まる事を体感する。大きい子はラクですねー。こちらのお伝えした事をどんどん実践、わからない事は質問してくれます。ではターンの上半分もやってみよう。片ひさに両手を置いて片方の肩を下げる。ゆるやかにターン完了!そこでドコルル先生特製の秘密兵器?『後ろを振り返ってみて!』出来た感が大切です。初めての成功体験。誰にとっても大切なひとコマを味わってほしい。…早めに次の練習に移っても問題ないかも。



最初は手を繋ぎプルークの形で斜度を確かめながら大きなプルークと小さなプルークでスキーがコントロール出来る事を一緒に確認していきます。そして初めてのリフト。係りの方に初心です、お願いします!と伝えて乗ればリフトの速度を抑えてくれるので大丈夫、慣れるまでの間、先ず声をかけてねとお伝え。

『今日初めてされたのにもうリフトに乗り斜面を滑ってるんですよ!』そう言うとリフトの方も心得たふるまいで学生さんを大いに褒めてくださいました。借りれるものは何だって(笑)ありがとうご助力頂いたリフト係りの方…


下車直前はスキーのトップを上げて、板が着地したら前のめりに出ていってね。初期指導ではストックを使わないので心配しましたが転ばないでリフト下車も出来ました。合宿に向けて最初の一本を大切にしてあげたいところ。(前傾)この用語はこれから最も多く出て来る用語なので体でしっかり体感して行こうね。拇指球ってわかりますか?つま先から土踏まずのでの足裏の半分から前に体重をかけて…



うーんまさにこれは私がこれまで口が酸っぱくなるほど言われてきた事ではないか…。私が言っていいのかという疑問は払拭されていませんが、ここはスクールに胸を借りて、大丈夫な事にしておきましょう。


延長30分を終えて元の集合場所に戻るとお母様がお待ちでした。
さっきまでスキーどころか雪面を歩いた事さえなかった息子さんがプルークコントロールの形を覚えて戻って来る。『スキー、お母さんに見せて』学生さんはお母様のところまで斜面を大きなプルークで踏ん張ってコントロール…すばらしいシーンです。お母様はウルウルされていました。わかりますそのお気持ち。私も胸がキュンとしたのは言うまでもありません。

お母様はまるで(マジックハンド)でも見るような面持ちで私に接して頂き、こちらが大恐縮の場面も。レッスン終了は5時。そこから大慌てでミーティングに駆けつけました。ミーティング中に親子さんはスクール受付にお顔を出してくださったのですが、お二人とも満面の笑顔でアイコンタクトを送って下さいました。小さな後ろ盾ですが、修行(笑)10日目にして自分でも納得の行くシーンを造る事が出来たいいスキー日和となりました。


(おまけ)
オリンピックの上村愛子さん、見ていて涙が出ます。
オリンピックまで駆け上がっていく彼、彼女らは常人ではありませんが、応援してくれる人がいるとは言え戦う時は頂上でたった一人。一身に日の丸を背負っているわけです。試されるのは巨大なプレッシャーを乗り越えていく精神力。足元にもつま先にも及びませんが、その精神力たるやメダルが何色かなんて関係ないと思います。

体格の違う欧米選手に混じっての現在4位です。練習している場所も何もかも違う環境で、日本どころかアジアでは最高位を獲得している実績は見ていて目がくらみそうでした。丁度、スクールを終えての帰り道でコメント場面を観て涙が溢れて運転できなくなってしまい…






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Last updated  Feb 16, 2010 02:19:17 AM
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