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随分さぼったもんだ。ずっと更新できないままでいた。やっと今日、時間があるので更新することにした。久々の更新で、肛門について書くのも恥ずかしい話だけど、以外と犬を飼ってる人が出来ないこと。犬が肛門を地面にこすりつけて歩くしぐさがありますね。あれ、肛門が気持ち悪いんですよ。本にはよく、シッポを掴んで、肛門を開かせた状態で、絞ると書いてありますが、簡単には絞れません。牛の乳でも簡単に搾れそうで、絞れないもんなんです。一番確実に絞るには、指を第一間接まで肛門に侵入させるやり方です。一指し指を第一間接まで入れると親指は肛門の外にありますね。外から親指、中から人差し指で中をいじりますと、葡萄のような袋といいますか、コロっとしたものが感じられるはずです。肛門を時計盤だとすると、丁度左右八時と四時の位置くらいです。それをぐにゅーっと潰してください。溜まってる場合は、ものすごい勢いで、ものすごい臭い液が噴出します。お風呂場でやってれば、間違いないですが、ご自分の顔なんかについたりしますと、それはそれは、大変なことになりますので、どうか注意してください。この肛門を絞ることは衛生上、とても重要です。私は毎月、絞ります。絞らなければ、犬がお座りをした状態でも、ダラダラと液が出てきます。それが臭いのなんの・・・。生ゴミのさらに腐ったような匂いです。獣医さんやグルーミングでやってくれますが、何もお金を払ってやってもらうようなことではありません。仔犬のときから習慣つけておけば慣れてきます。爪きりや耳掃除と同じで、嫌がる犬は、大変凶暴になったりします。犬は二週間に一度、1ヶ月に一度程度のお風呂でいいとかさまざまですが、綺麗になることに何が問題なのか?と思っています。犬が外で飼われていた時代は昔のことで、今や家の中で飼う人が多い中、お風呂が月に一回というのも、私個人的には非衛生的だと思ってます。といいますのも、うちのボクサーは(ボクサーはスキンプロブレムが多い)、とにかく綺麗にしてあげないと、自分でとことん皮膚を舐めます。綺麗にするんですよ。そのせいで、肌がただれ、皮膚がベロンとめくれたりします。ウエスティーの方も(我が家の犬)これも、皮膚の弱い犬でして、すぐに痒がります。毛が伸びると全身を痒がるんです。面倒くさいですが、私のボクサーは、おなかにニキビができるので、2日に一回はお風呂に入ります。犬にもニキビがあるんですね。とくに犬の毛で覆われてない部分はとてもセンシティブで、肌が赤くなったり、痒くなったり、アトピーの犬も多いんです。清潔に保つことが何よりの薬だと私は思いますが・・・(タフな犬ならいいでしょうけど)肌の弱い犬なんてのは、とにかく清潔に毛を切ってあげたり、皮膚がドライだと痒くなるので、皮膚用のローションを刷り込んであげたり、今の犬はそういうケアが必要です。犬にも生活習慣病ってあるんですから。ところで、肛門の話ですが、以外とやってない人が多いのでは?と思います。私が始めた理由は、犬が車に乗るとものすごい悪臭がしたんですね。何が匂うのか、全く分からずにいました。犬自体は臭くないんですから、わかりませんでした。すると、犬が肛門をしきりに舐め始めたんです。あまり気にとめなかったんですが、数日、そういう状態が続きまして、犬の肛門をふと見ると、腫れ上がっていたんです。それからです、私がきちんと犬のおしりまで面倒を見るようになったのは・・・みなさんも、ワンちゃんのおしりのケア、習慣つけてください。
2005.12.26
昨日はいそがしすぎて、日記を更新できませんでした。さて、本日は噛む犬について書いてみます。今受け持っているトレーニングの犬も、噛みます。問題ですね。噛むという行動はどういう犬の心理状況なんでしょうか。まず、FEAR(恐れ)から噛む犬、これは小さい犬にありがちです。それから権威症候群、自分をアルファだと思うんですね。だから命令や指示が嫌で噛むということもあります。それから威嚇です。体の調子が悪かったり、どこか体調に異常があるときは、触られることが嫌で威嚇の為に噛むこともあります。人間だって体調の悪いときはそっとしておいて欲しいものです。さて、噛まないようにトレーニングするというのは、どういうことでしょうか。体の調子が悪くて噛む場合は、百歩譲ってよしとしたとしても、権威症候群で噛む場合は良くありません。まず、基本コマンドを必ず教えてください。お座り、フセ、待て、カム(来い?)ですか、日本語のコマンドは確かこうだと思います。これらを教えるということを誤解される方が多いのですが、何も犬にお座りをさせたり、フセをさせたることが目的ではないのです。号令に、飼い主の指示に従うことを教えるために、これらのコマンドを使ってトレーニングするということなのです。飼い主の言うことをきくことから、全てを始めます。特に、犬、小型犬や足の短い犬は、フセの体制を嫌がります。体制を低くするということは、犬にはとても不安なことなのです。フセができるようになれば、(分かっていてもやりたくない犬がほとんどです)今度は、トリートをあげることから学習させましょう。オヤツやトリートを、自分の手でグー(じゃんけんのときの)を作り、一指し指と親指でできる輪のなかに詰め込むようにして持ってください。そして、犬にお座り、またはフセをさせてトリートを犬に差出します。が、このとき、少しでも犬の歯が手に当たった場合は、大声で「痛い!」と叫び、トリートをあげないください。何度かトライして、犬が序序に歯でなく、舌や前歯など使って優しくトリートを加えたときにだけ、トリートをあげます。これを何度も繰り返してください。歯が当たれば、トリートがもらえないことを犬が学習すると思います。パピーバイトといって、仔犬の歯の成長の為に、仔犬はとくに、何でも噛みます。歯の健康やあごの成長の為には、噛ませることも大事なのですが、噛む力加減を学習させなければなりません。それから、トリートで学習させた後、人に唸ったり(飼い主)飼い主を噛む傾向があるとすれば、上手く犬との関係が成り立っていません。噛まれたとしても、決して犬を叩いたりしないでください。暴力で犬の噛み癖を制御しよとすれば、犬は反射できに自己防衛でさらに攻撃してきたりする場合もあります。噛まれた場合も、カッとせず、すばやく無視して犬をタイムアウトしてください。(置き去り)オモチャや餌に執着しすぎて噛む場合は、餌の管理を完璧に飼い主が行うことをお勧めします。餌は与えっぱなしではいけません。決まった時間にあげることも避けましょう。犬が時間を把握して、飼い主に餌の催促をするようになるためです。噛む犬には、餌を与えるとき、フセの状態で待たせます。それから、飼い主が餌を手で持って、犬に与えます。ハンドフィーディングといいます。手に歯を当てるようであれば、大声で痛いと伝え、再度やり直しです。3回やり直しても、手と餌を同時に犬の口に含むようであれば、餌はあげないでください。時間をおいて、また始めます。食べ物やオモチャに執着しすぎる犬には、フセの状態で常に餌を与えるようにしてください。3回ほど立ち上がった場合は、餌を中断させます。数時間後に、同じことを繰り返します。根気が要りますが、犬とは学習できる動物です。犬が学習して、初めて飼い主との正しいつながりが確立していくと思います。それから、忘れてはならないことは、犬が正しくトリートを取ったり、飼い主のいうことを聞いた場合は、とにかくオーバーすぎるくらい褒めてください。噛まなかったことにご褒美をお願いします。そのことで、犬が楽しく学習できると思います。噛む犬をお持ちの方、参考にしてください。
2005.12.13
不覚にも、私としたことが、風邪(軽い)を引いてしまったようだ。あたしは、病気が嫌い(誰でもそうですが)、食事が美味しくなくなるので、大嫌いなんです。人一倍、食べることに執着するタイプでして、熱があったり、鼻がつまるだけで、味覚がおかしくなりますよね。あれが、大嫌いなんです。昔は体が弱く、毎年12月にインフルエンザに掛かると肺炎まで起こしてしまい、日本では何度も入院したことがあります。が、大人になってからは、とにかく自分に甘く・・・無理はしないようにしてきましたけど、ちょっと疲れ気味のとこに、息子が風邪を持ってきてしまい・・・鼻が詰まったり、喉が痛かったりすると、もう、用心に用心して薬のんで、しっかり食べて、早く寝ることにしてます。でないと、すごく熱を出してしまう体質なもんで・・・さて、今日はお仕事中、自分の怪我も犬同士の怪我もなく平穏な一日でした。でも、やっぱり犬の喧嘩は3度ばかり起こりました。なんなんでしょうか、あの支配的な犬の行動は。支配的な犬同士は、目を合わせただけでお互いに飛び掛ります。うちの会社にいるレスキューのピットブルと、シェパードミックスは、強烈に仲が悪く、この2匹の視線が会うだけで、喧嘩が始まるもんだから大変です。問題は、この2匹がおっぱじめると、他の犬達も一気に血圧があがり、大変な興奮状態であちこちで噛み付き合いが始まるのです。スタッフの中でも、犬に噛まれた経験のある私が、今日は講義をしました。噛まれたことがない人は、なんとか大声を出したり、水の入ったスプレーボトルを使ったり、手で首根っこを掴もうとしたりします。そんなもんは、通用しません。犬同士の喧嘩は殺し合いです。一度火が付いた犬は、どれだけ普段大人しい犬でも、飼い主であっても、状況を判断できないのです。自分の犬が喧嘩をし始めたとき、どんだけ飼い主に服従する犬でも、犬には飼い主であろうが、人間であろうが関係ないんです。喧嘩のことだけを考えていますから。興奮状態の犬(切れてプッツンしてしまった)犬には、とにかく手を入れてはなりません。興奮の度合いや、喧嘩している犬の数によっては、水をかけたり、お酢をかけたり、喧嘩を止めるためのスプレーをかけたりして止めることはできます。でも、ピットブルとかブルドッグ、ボクサー、ロットワイラー、などパワーブリードと言われる、所謂、戦う犬の闘争心は、そりゃあすごいもんです。足を引っ張ったり、尻尾を引っ張ることができればいいんですが、相手は動きまわっているので、それも結構度胸がいります。私はちなみに、足を使って、りードを踏みつけようとしていて、ガブリをいかれました。とにかく、とっさに道具を使うように訓練したほうがいいですね。噛まれた経験がないスタッフは、どうしても手や足が出てしまうみたいです。でも、私のように、喧嘩の仲裁で何度も噛まれてる人間は、とっさに何かを掴むように脳が伝達してくれます。今日も3度ばかしあった喧嘩で、私だけが犬用のベッド(低いテーブルみたいな硬い奴)を掴み、それを振り回して、犬同士を引き離すことに成功しました。六人いたスタッフは、みんなスプレーボトルで水をかけてました。犬の喧嘩に遭遇したら、大声なんて出しても役に立ちません、それどころか犬を興奮させるだけです。まず素早く、周りにあるもの、ホウキでも帽でも布でもなんでもいいんです。喧嘩している犬の間に持っていって、とにかく引き離すようにしてください。道具がなければ、足を引っ張るか尻尾を引っ張ることです。素早く引っ張ったら、スライディングさせるように犬を振りほどき手を放すことです。瞬時に引っ張って、すぐ手を放さなければ、あなたに襲い掛かります。喧嘩を引き離したら、犬にリードをつけ、隔離してください。このとき、絶対に顔を近づけて怒ったり、首を掴んで叱ったり大声を出したりして犬を制しないでください。興奮してる状態では、犬はあなたが誰なのか、すぐに判断できません。静かに犬を隔離して興奮が冷めるのを待ちましょう。と、あまり喧嘩に遭遇する機会がない方の方が多いでしょうが、ドッグパークにも結構、アグレッシブな犬を連れてきてる無責任な飼い主が多いと聞きました。犬の喧嘩が始まると、あとづさりする人の方が多いかと思いますが、喧嘩には割って入る勇気が必要です。私は今日、休憩中にポップコーンを食べているときに、最初の喧嘩がありまして、喧嘩が始まったとたん、ポップコーンは空中に放り投げ、「お、喧嘩か!どこだい、誰だだい!」と、おかっ引のようでした。小さい犬だって、歯が鋭いので喧嘩は醜いものですよ。仮に犬に噛まれても、(喧嘩の仲裁で)怒らないでください。悪気はないんです。では・・
2005.12.08
少し疲れ気味で、日記をさぼりました。今日、アメリカは12/6、火曜日。毎週火曜日は、夜、パピークラスの授業を受け持っている。あ、昨日のことを話そうかな。昨日はゴールデンリトリバーのラスティーちゃんのトレーニングと、ポメラニアンのトレーニング2件。 まず、ラスティーの方、こちらは巨大な犬で、つい最近まで、とにかく人に飛びつくのが大好き。犬は喜んで飛び掛るんだけど、飛び掛られた方は、まず腰に力を入れていない限り、押し倒される。それくらいでかいゴールデンリトリバー。おそらく、セントバーナードのミックスだと思う。マズルの大きさも、あのよだれも、まさに、セントバーナードっぽい。 ラスティーの飼い主の家族構成は、赤ちゃんが一人、ご主人にお母さん、それから7歳の息子、マイケルがいる。 問題はこのマイケルとラスティーの関係。2回のトレーニングで、リードを引っ張ることと、人に飛び掛る問題はたやすく解決できたものの、お母さんから電話があり、マイケルに噛み付くようになったと話を聞いた。どうやら、ラスティーは、ご主人さまとお母さん、その次が自分と位置付け、マイケルの上の立場だと思っている。赤ちゃんに対しては、お母さんが常に大事に抱っこしているので、赤ちゃんであることを知っている様子。このトレーニングでしばらく様子をみると、ラスティーはまず、マイケルが触るのを不快に思っているらしく、マイケルが手を頭に当てようとするとニッピングする。次はおなかを見せる形でマイケルにおなかを撫でるように指示すると、ラスティーはすぐさま立ち上がり、マイケルにニッピング。もちろん、他の人間には柔順。「どうしたものか」と相談を受けたので、私は昨日一日、マイケルとラスティーと遊ぶことにした。遊びかたは簡単。常にラスティーに追いかぶさるようなポジションでマイケルに遊んでもらった。私がいる前ではラスティーはマイケルの言うがままになる。 大人しくマイケルと遊んでくれるラスティーには、ご褒美やマッサージ。少しでもマイケルに反抗したら私が追いかぶさって遊んだ。それからマイケルにリードを持たせてお散歩。マイケルには何度も何度もラスティーにコマンドを指示してから、徹底的にマイケルの言うことを素直に聞くように散歩してもらった。30分くらいの散歩で、ラスティーに変化が現れた。マイケルを引っ張ることなく歩くようになった。これはエクササイズ・スチミレーション、カタカナで書くとおかしいけど、確実にエクササイズにより、多くの酸素を吸収して、脳がリラックスしてきた状態。マイケルに抵抗する体力やエネルギーが発散されて、素直に言うことを聞き入れるようになったのだ。 それからご飯、ラスティーのご飯は必ずマイケルがあげることを指示した。マイケルの指示を聞かない場合は、ご飯は抜き。しかも、マイケルには、かならずハンド・フィーディングをするようにしてもらった。ラスティーがご飯を食べれるのは、マイケルのさじ加減!それから、もうひとつ、ラスティーは、フセをした状態でマイケルの手にあるご飯を、少しづつしか食べられない。徹底しすぎると思われるかもしれないが、大型犬が子供を噛むニュースはとても多い。そうなれば、犬は保護される。そして、里親がなければ、殺される。マイケルも最初は、ラズティーが怖かったといっていた。でもいまでは、ラスティーの背中に乗って遊べるようになった。さて、来週、またこの成果をみることになっているので、楽しみ。ただ、ちゃんと私の言うことを聞いてくれてるかどうかが心配。子供を見下す犬はたっくさんいます。子供のいうことを、全く聞かない犬がほとんどです。こういった問題でトレーニングを行うのは、子供です。ぜひ、お子さんに餌を管理させることから始めてください。
2005.12.07
今日は日曜日、お休みの日だったけど、先月トレーニングしたクライアントさんからメールを頂いて、「犬が言うことを聞かないんです」ってことだったので、原因を探るために、朝9時から家庭訪問に行ってきた。チョコレート・ラブのルーシーなんだけど、問題は?と尋ねると「とにかく、いろんなものを噛むんです。家具も庭の外も、置いてあるものはガリガリやられて困る」と飼い主。お散歩は何回行きますか?という答えに「2回か3回かしら」・・・「毎日ですか?」ときくと「いえ、週に2回か3回です」って、おい!「毎日は散歩できないんですか?」という質問に対して「でも、うちはお庭が広いし、好きなときにお外に出て遊んでますもんで・・・トイレも外でするから、散歩は必要ないと・・・」あのね、散歩は小便や大便の為に行くのではありません。散歩は散歩です。エクササイズです。 庭を見てみると、犬の為のかじるおもちゃがたっくさん置いてあった。「これらは?」と、尋ねると、「ええ、家具をかじられるから、噛むおもちゃを与えるように本に書いてあったので・・・」確かに噛まれて困るものの周りで遊ばせないってことと、他に噛めるものを与えるということは、よく本に書いてあります。ビター・アップルという苦いスプレーをまくことで、家具に近寄らないようにする方法もあります。でも、犬が物をかじる、噛むという根本には、「退屈」なんです。フラストレーションなんです。イライラして、人間がタバコを吸うのと同じです。一つ申し上げますが、どれだけの大邸宅に住んでいようが、公園のようなお庭があろうが、それはただデカイケンネルに過ぎません。大きな犬小屋と同じです。自由にリードもつけず、のびのびと遊ばせていると勘違いしてる飼い主さん、多いですね。リードがないから自由、放し飼いだから伸び伸びって、それは人間が勝手に思っているだけです。犬はどれだけ狭い家でも、豪邸でも、そんなことはちっとも問題にしてません。飼い主と一緒にいられれば、犬は幸せなんです。ホームレスが連れている犬だって、あれはあれで、とっても幸せな犬なんです。可愛そうとか思う人がいますが、大きなお世話なんです。リードもつけられず、自由に庭に放し飼いされている犬が、満足していると思うのは、人間の勝手な思い込みです。一人ぼっちで、庭にたくさんのおもちゃだけを放たれている犬は、どんな豪邸にすんでいようが、可愛そうな犬です。リードを付けられようが、人間とお散歩に行くことがエクササイズです。おもちゃを与えて、勝手に遊ばせるのは、エクササイズではありません。人間が投げるボールを拾って来る、これはエクササイズです。人間と散歩に行くことも、エクササイズです。オモチャで犬と遊んであげることもエクササイズです。人間と犬と一緒にするのがエクササイズなんですね。話はそれましたが、私はそのクライアントを叱りました。イエローラブ、チョコラブも、大きい体の割りには、体力があるワンちゃんです。持久力はないかもしれませんが、ワーキングドッグです。どれだけたくさんの噛むオモチャを与えようと、家具や庭の道具をかじることは辞めませんよ。私は言いました。「毎日、散歩をしてください」問題は、ストレスなんです。基本のコマンドは全て出来ます。飼い主の言うことも聞きます。ただ、問題はアテンションが少なすぎということです。「いえ、いっつも家で一緒にいますよ」と言われても、「家の中で一緒にいることが大事ではないんです!」と言い換えしました。30分の2回でもいいんです。散歩をさせてください。それから、おもちゃだけを与えるのではなく、一緒におもちゃで遊んでください。散歩は犬の排便のために行くのではありません。人間がテレビを見たり、新聞を読むのと同じ行動なんです。社会がどうなってるか、身の回りになにがあったか。そういうことを、犬は外の散歩で、情報収集してるんですね。だから、私は家に庭がないからグレートデンは飼えないとか、アパート住まいだからチワワしか飼えないとか、そういうことは問題ではないと思います。家の広さではないんです。その犬の持つエネルギーの発散をして上げれるかどうかです。チワワだって散歩が必要です。ルーシーの問題は、飼い主がきちんと散歩の習慣をつけることで、必ず良くなります。それから、忠告したことは、オモチャは一度に全部あげないで、一個か2個、遊ぶ時間を決めて、遊んだあとは必ず片付けてください、ということ。犬は何もかも与えられている状況より、飼い主とオモチャで遊ぶ一時間や二時間を喜ぶようになります。コミュニケーションのためにもと大抵のクライアントには勧めています。子供だってそうです。週末のプレイステーションを二時間だけできると限られているからこそ、その時間が有難いんです。親だって24時間、ゲームで遊ばせることはしませんよね。ストレスで家具をかじってる場合はいいとして、家具ではなく、自分の手や足を舐めたり、ひどくなると血が出るまで掻き毟ったりするようになることもしばしば。退屈なんです。子供が爪を噛むのと同じです。そういう子は、噛む爪がなくなっても、血がでるまで爪を噛みます。爪でなければ、鉛筆なんかをかじりますね。犬だってそうです。もっと犬と接触する時間を作ること、散歩を習慣させること、生活のリズムができれば、犬は落ち着きを取り戻します。留守がちな家庭でもそうです。留守がちな人は犬が飼えないといいますが、もちろん、犬に寂しい思いをさせますよね。でも、犬は馬鹿ではありません。飼い主の生活パターンを、きちんと把握できるんです。おしっこだって、我慢します。犬に生活をあわせる必要はありません。飼い主あっての、犬なんですから。ただ、そこまでのコミュニケーションとリレーションシップを作るには、犬とのコネクションが必要です。信頼関係ができてなければなりません。散歩中、いろんなことを学びます。犬は散歩中に大きな車をみたり、自転車の音を聞いたり、怖い思いもたくさんします。でも、飼い主と一緒であることに安心することを学びます。そこで信頼関係ができます。だから、散歩は絶対に絶対に必要なんです。っと力が入りましたが、ぜひ、散歩をしてください。散歩を嫌がる犬も、中には居ますが、無理やりにでも散歩に出してください。メンタル・スティミレーションといって、エクササイズは精神的にも肉体的にも、人間にも犬にも必要不可欠なんです。外に出て、ストレスを感じることで、犬は学習できます。ストレスもなくてはならないものです。ストレスがない生き物は、脳の発達が遅れます。学者みたいなこと言ってしまいましたが、犬を飼う=散歩と思う人は多いと思うんですね。ネコは散歩の必要がないからって言う人、いますからね。でも、その散歩というが、どれだけ犬の脳の発達に影響するかまで分かってる人はあまりいません。ルーシーを一週間、みっちり散歩させてみて結果報告を待つことにしました。今日はこれにて!
2005.12.05
いろんなセミナーにも行って、いろんなトレーナーのやり方を見て今まで勉強してきたんだけど、褒めるだけのしつけには疑問を感じる。もちろん、しつけということだから、危険を伴う犬の行動や、人間社会に動物が共存するわけだから、人間である飼い主が全ての責任を持たなければならない。私は褒めて褒めて褒めちぎってトレーニングしたルルという犬を担当している。この犬は殺される2日前にシェルターから保護された犬で、人間から虐待を受けていた犬だった。人間を嫌い、犬を嫌い、自分だけの殻に閉じこもった犬だった。餌をあげるときも、距離をおいて容器をスライディングさせてからしか与えられないような、とにかく目をあわすだけで唸り、飛び掛る犬だった。私は三ヶ月の期間を使って、やっとルルの体をどこでも触ることができるようになった。とにかくエスカレーションしないように、興奮状態をさけ、目線をあわせずに、こちらもエモーションを持たずに、端的に接することから始めた。私に対する恐怖心はとれたものの、リードを付けた瞬間私に飛び掛った。襲い掛かったのだ。私はリードを利用してマズルに巻きつけ、即座に犬をひっくり返して上にのしかかった。アメリカではテイクダウンとかROLLとかいうテクニックなのだが、もちろんかなり暴れる。「このままでは、この犬はシェルターに戻され、殺されるのを待つだけだ」と私はその時思った。里親さえ見つかりはしない。私には、なんとかこの犬に、もう一度里親を探してあげたいという責任がある。褒めるだけではこの犬には命がないと思ったとき、私は方針を変えた。叱られた怖さ、不安があるからこそ、褒められることの喜びがある。人間に虐待されてきた犬だから、その恐怖といままで戦ってきたわけだ。虐待による恐怖と、叱られる恐怖の違いに気が付いてもらいたかった。恐怖を味あうと攻撃するという中で育ったこの犬に、それは間違いであるということを分かってもらいたかった。リードを付けるだけで暴れ出して襲い掛かる犬を、どう褒めようがあるのか。自分の飼い犬ならまだしも、これから飼い主を探さなければならない犬に対して、褒めるだけのしつけで、この犬の命の保証ができるのか?私は心を鬼にして徹底的にトレーニングした。リードは人間社会で生きる犬には必ず必要なこと。リードに対する恐怖心は、トリートでトレーニング。犬がリードを受け入れてくれた後が大変だった。人間にコントロールされることを嫌がる。リードをちょっとでも引くと暴れて飛び掛る。ここからは体当たりだった。飛び掛ることで私が諦めると、犬の思い通り。この犬の思い通りでは、絶対に里親がみつからない。私も犬に飛び掛った。何度も何度も繰り返した。挙句、やっとリードでコントロールされるという行為に肯定的になった。もちろんその後は、とっても褒める!褒めることはとても大事。でも、褒められる喜びをしらない犬に対して、無責任に褒めるだけのトレーニングをするのはどうかと思う。どこに引き取られてもいいように、責任を持ってトレーニングをすることを考えると、引き取り手の誰もが同じように犬を扱ってくれるかどうかは分からない。間違っても、この犬が又人を噛むことがないよう、噛んだことで人間から虐待をいけることが無いよう、深く考えながら今もこの犬をトレーニングしている。褒めれらる喜びを分かる犬が正常な犬であって、私の日々行っている犬は心の問題を抱えているような犬には、喜びを感じてもらう為の厳しいしつけをしなければならない時もある。子供には危ないから熱いヤカンには触るなっていいますね。親の言うことを聞ける子は、触りません。好奇心で触る子もいるんです。触った子は、ヤカンの熱さに驚き、認識します。経験として学習できます。でも、やけどするからと親に言われて、言うことを聞き、触らなかった子には、それがどれほど熱いものなのか、認識ができません。触らせることで学習させて、認識させることも大事だと思うのです。褒めるだけのトレーニングを絶賛するのはどうかと思うのです。
2005.12.04
朝八時から一日は始まる。早いときは6時半。。。起きてからすぐにザザーと顔を洗い歯を磨く。磨きながらコーヒーメーカーのスイッチを押す。それから汚れ物を洗濯機にいれて洗濯を始める。洗濯機が動き出したところで、パソコンのスイッチを入れる。PCが立ち上がるまでに、コーヒーにクリームとシュガーを入れてデスクに付く。ニュースやメールを簡単に確認したら犬が起きてくる。ベッドを片して、ジャージに着替えてすぐに犬の散歩。30分くらいして家へ戻ると、洗濯が終わっている。犬の水や餌を上げながら、洗濯物を乾燥機に入れ替える。それから部屋をザザーと簡単に掃除する。そうこうしてると仕事の時間になる。近所の家のワンちゃん(ゴールデン)を散歩に出かける。(ペットシッターやドッグウォークもしてる為)あ、なぜドッグウォークをしてるかというと、うちの近所は割とお年寄りが多く、犬は飼っているけど、散歩にいけないという人が多い!それから一旦家に戻るって乾燥機のものを片付ける。で、使ったカップを洗ってキッチンを片付けて、顔にクリームを塗ったり、ちょっとだけ眉毛を描いたりしてお昼の仕事の制服(Tシャツにジーンズ)に着替え、2匹の犬を連れて会社へ行く。昼の仕事は犬のデイケア。そこで里親待ちの犬のトレーニングやったり、犬のお風呂やったり、犬と遊んだり、クリーニングしたりで六時間。終わったらすぐにタイムカードを押して、また2匹の犬と家路へ・・帰ってきたらまず、犬のご飯作る。それから犬が食べてる間に家族のご飯を作る。作ってる間に、みんなにお風呂に入ってもらい、風呂からあがったら、ご飯を食べて貰う。家族がご飯を食べてる間に、犬を綺麗に拭いたり、お風呂に入れたりで忙しい。皆が食べ終わるまでに、私がシャワーを浴びる。シャワーを浴びた後は、キッチンがそのまま。皆の食事の後片付け。後片付けをしながら、パソコンを立ち上げて、自分のご飯を作る。皆がそれぞれ落ち着いた後、私は一人でご飯を食べる。ご飯が終わったころに、メールの返事やプログなんてもんを書いたり、電話のコ=ルバックしたり、郵便物に目を通す。支払いものやったり、なんだかんだですぐ11時になる。家族は寝てしまった時間に、こっそり買ってきたケーキやプリンを頂く。その後はまた、寝る前の犬の散歩。これは結構長く行く。懐中電灯を持って、コートを着て、行く。誰も何も手伝ってくれない・・・散歩から帰ると、またちょっと散らかったキッチンを片して洗面所へ。ニベアクリームを顔に塗って、手あれの薬を手にぬって、噛まれたときの傷の手当てをして、抗生物質を飲んでから冷たいベッドへ入る。そして大好きな読書タイム。でも2ページほどめくると眠くなる。夜中の2時くらいには睡魔が襲う。これは私の忙しくない日の生活です。忙しいときは、これにトレーニングクラスが夜、プライベートトレーニングのクラスが朝。2匹ドッグウォークの仕事が入るときがある。そうなれば、今ここに描いた生活のスタートが朝六時になったりする。そう、なにか入るたびに、時間が押す。時間が押すと家族が文句をいう。一週間に2回は夜中にストアーに食料品を買いにいかなければならない。夜中のストアーには、安売りのものが残ってない。重い洗剤や、ガロンの水に、ミルク、主人のビールやワインなんてのを、まとめて買うもんだから、ものすごく重い。ショッピングカートを押せないときもある。それでも一人で荷物、車に詰め込んで夜中に一人で荷物を運ぶ。いつでも私の帰りを待ってくれてるのがマックスとレオちゃん。毎日一緒にいるから、30分でも離れると、返ってきたときは「ウエルカム・ダンス」を夜中に2匹で踊ってくれる。そして私に笑顔が戻る。嬉しくて犬と一緒に踊ったりする。そうすると旦那から「静かにしろ!」と怒られる・・・だから私はリビングで静かに犬と遊ぶ。それから深い眠りにつく。女って大変だね~~。私はいつも思うんだけど、あたしが心臓発作なんかで倒れても、多分、家族の誰一人として朝まで気がついてくれないだろうな~って。犬だけが私を分かってくれるだろう・・・だから私は犬が大好き!
2005.12.02
日本人って、とにかく綺麗好きな国民だと思う。アメリカでも日本人の綺麗好きは有名。掃除用具にしても、トイレ製品にしても、消毒品が日本には当たり前にある。私も神経質な方だったので、カバンにはティッシュにお手拭、便座クリーナーにハンドクリームと、まあ、ゴロゴロ持ち歩いていた。でも、この仕事をするようになり、生きた動物と接するようになり、私はだんだんずぼらになっていってるようだ。汚れた手はジーンズで拭いたり、シャツでふけるようになった。犬の怪我も、素手で扱うようになった。犬のウンチが服についたり、手についたりも平気になった。ジーンズもシャツも泥んこになるときがある。シェルターの犬なんて何日もお風呂に入っていない。そういう犬を抱えたりして運ぶボランティアもしているから、自分自身が臭いのはしょうがない。車だって、そういう犬の搬入で汚れる。犬に吐かれたり、おしっこされたりもする。それでも、笑う自分がいる。仕事の帰りにストアーに寄ったりすると、汚らしいという目で見られたりもした。男のような手をしてると友人に言われた。深爪に手荒れ、体にはあちこちに傷ができた。今、手はアカギレができ、手を開くと血がにじむ。握手をしたり、レジでお釣りを貰うときは、少し恥ずかしい。ガサガサだから。昔の友人は私を見て驚く。「あれだけ綺麗にネールアートやってた人なのに・・・」「あれだけ神経質だったのに・・・」「あれだけ、おしゃれだったのに・・」私は服飾関係の仕事をしていた。不動産関係の仕事もした。クラブでDJなんてのもやった。ライターもした。とにかくピカピカの香水臭い時代もあった。でも、思えばあれは人に見られることを意識していたからそうしていた。今は生き物を扱っている。明日殺されるかもしれない動物を見ながら仕事をはじめて、私はだんだん変わってきた。大事なものは何なのか。友人はこういってくれた。「今のあんたが一番楽しそう!」毎日汚れていて、お金持ちでもなくて、ブランド物を捨ててしまった裸の今が、一番毎日充実していると思う。
2005.12.01
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