DOGGIES 911

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2007.12.02
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カテゴリ: 犬種
実は、おとといの話なんですけど、うちにいるアメリカンブルドッグのキャスディーが、重症を追いました。

過去、こちらに更新しましたけど、簡単にマネージできる大きさではないため、飼い主の認識不足ですぐに戻ってきてしまいます。

今、このキャスディーをもう一回リハビリしようと、ここ数週間、パックに入れることにしておりました。
もちろん、アシスタントや私以外がパックに入るときは、キャスディーは蚊帳の外。
犬というのは、訓練したからといって、誰しものコマンドを聞く動物ではありません。

今うちにいるレスキューは、アメリカンブルドッグが2頭、ピットブルが2頭です。今、私はこれらの全てのレスキューを一つのパックとして生活させることを実験的にやってます。

これらは全て、社交性がなく、喧嘩早く、攻激性があります。しかも、アメリカンブルドッグの2頭は、メスです。

その中でも体の大きいキャスディーは、ドミナントなオス犬が大嫌い。小さい犬が大嫌い。イエローラブが大嫌い・・・・なんですね~。いままで、彼女が攻激して怪我を負わせた犬は全て、イエローラブ。ま、私は色やブリードではなく、イエローラブが持つあの高いテンションが気にいらないんだと思いますけどね。


で、その犬を私がパックに入れていたときのこと、オフィスに呼ばれたもんで、アシスタントのエディーにパックに入るように指示して、犬舎を出たんです。丁度そのとき、レーガンというシェパードの犬にお迎えがあり、エディーは新人の18歳のケビンという男の子に、パックに入るように指示して、持ち場を離れたわけですわ・・・・

そのすぐ後に喧嘩が始まりました。パックには、私が入れていたピットブルのウィルバーと、ティキ、ギタ、ダノという喧嘩っぱやいのが4頭入ってました。全部ピットブル、、ピットミックスです。

私はオフィスに呼ばれて、すぐに戻るつもりだったので、アシスタントのエディーに交代を頼んでいたんですね。もし私が長時間、パックを離れる場合であったら、ケビンの為に、全てのエスカレーション・プロブレムを持つ犬は、パックから退けます。
エディーは私のアシスタントで、犬たちのマネージは出来る子です。犬も彼をリスペクトしてますから、彼のいう事はきちんと聞きます。

が、そのエディーが勝手な判断で、持ち場を離れていることに私はブチ切れまして。。。。

はい、喧嘩は最悪でした。キャスディーが3匹からやられてまして。駆けつけたときには、ケビンや他のスタッフも喧嘩をブレイクできない状態でした。

他のスタッフにはピットブル以外のほかの犬を散らすことを指示して、ケビンにピットスティックを持ってくるようにいいました。
私が喧嘩に入り、キャスディーを捕まえて、外に引き出そうとすると、足に噛み付いているウィルバーが離れません。キャスディーを引きずり出そうとするたびに、キャスディーは悲鳴をあげます。
ウィルバーが攻激を止めないんです。しかも、ウィルバーはマズルを嵌めておりましたが、マズルが取れており、何回も何回もキャスディーの太ももと足首を引き千切るように、攻激します。

生ナマしいんですが、これこそ、犬の喧嘩ですね。
他のスタッフも駆けつけて、ウィルバーを離そうと必死になってますが、こういう場合は、ウィルバーに水をかけようが、お酢をかけようが、棒でひっぱたこうが、絶対に犬は喧嘩を止めません。


スタッフがあまりにもウィルバーを引っ張ったり、叩いたりしてるんで、「辞めなさい!」っと、怒鳴りました。攻激をあおってるだけです。ウマを早く走らせるために、お尻をムチで叩くのと同じです。
「ちょっと待ちなさい」と、他のスタッフに指示して、ウィルバーの動きが止まるのを待ちました。
ウィルバーを叩いたり、引っ張ったりしてるうちは、ウィルバーは動きを止めません。
噛み付いた肉を引き契ろうと、首を必死に動かしてますからね・・・・

数秒して、ウィルバーが一旦息をついたそのとき、ピットスティックでウィルバーのアゴを外すことができました。


自分でも驚くほどの冷静さでして、驚くほどの馬鹿力でした・・・・先々週、奥歯を抜いたばかりですが、馬鹿力は健在でした!
さすがに私も息は上がってしまいましたけどね・・・・

キャスディーは、太ももとアキレス腱に9箇所の穴があき、血が噴出しておりました。

何もしらずに現場に戻ってきたエディーに、私は飛び蹴りしたかったんですが、一旦息を落ち着かせ、エディーにいいました。

「あんた、キャスディーをみてきなさい!」って・・・
真っ白のアメリカンブルドッグのキャディーの右足が、真っ赤に血で染まっているのをみて、エディーもことの重大さに気がつきました。

傷の手当てもきちんとでき、アスピリンと抗生物質を投与することにして、しばらく様子をみることにしてます。傷は深いですけど、傷口が狭いので、縫合の必要はないでしょう・・・・

生々しい更新ですが、ウィルバーはこれで3頭も、犬に怪我をさせてます。
ウィルバーがいう事をきく人間は私だけです。っていうか、私がパックに入った場合、もちろん1匹、一匹を細かにみてますし、(問題のある犬をとくに)喧嘩になんか発展しません。
もちろん、ウィルバーの飼い主は、そこを突いてくるんですよね。
「あんたたちのカントクフユキトドキ!でしょ!」って・・・・

おっしゃるとおりです。我々の監督、ハンドリング、マネージが悪いんです。ウィルバーはマズルをしてしか、パックに入れないという承諾も飼い主から頂いているわけですからね~。

いまでは、ウィルバーには特注の皮でできたマズルをすることにしてます。見た目もおぞましいもので、「羊たちの沈黙?」って感じですね。口は全くあけれません・・・・
頻繁に水の補給をやってあげないとなりませんけども・・・・

飼い主にそのマズルをみせたところ・・・「これ、マズルというより、覆面じゃん!」ってのけぞってましたけどね~。

ま、そんなこんななんですが、オビディエンスができる犬がナンボのもんじゃいってことですよ。
人によって、いう事を聞く、聞かないってのがありますし、それは私が言うからいう事を聞くってことでもないんです。
私が何も命令しなくても、何も言わなくても犬は私の気を感じてるんです。
かといって、私が念じて気功士のようにカメハメハをやってるかというと、そんなこともしません。

だからそこを教えてくれってスタッフに言われても・・・困るんですよ・・・・なぜ犬が気を察するのか・・・私すら己がどのような気を発しているのか、オーラを発しているのかわからんのですから・・

では、今日はこれにて!





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最終更新日  2007.12.03 03:43:12
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