ひねもすのたり牧場日記
1
先日、月に一度のヘルパーさんの日があった。夕方のお仕事をお任せして、ちょっとぶらぶら買い物へ。「ねえ、これだけ。これだけ買いたいの」と、小さな手にこれまたちいちゃなおもちゃを握りしめて自己主張する幼子にまじって、100均で雑貨を見て歩く。と、なにやらビタミンカラーのボディーに黄色い車輪が浮いてるもの発見。ひとりぽつんと、佇んでいる。油の砂時計(……ん? あってんのか?)である。中の油が車の爪に引っかかって回り、落ちていく仕掛けのもの。所要時間 約1分。1分18秒だったり、1分32秒だったり。なにせ車にひっかかったり、ひっかかんなかったり。つまったりするもんでね「こらこら、何のための砂時計か」というご意見もあろうかと思うが、私は、別にいい。なんか、非常に和む。その、たどたどしく回ってる様を見ているのが、笑えて。本人に自覚はないのだろうが、「は? これでも一生懸命回ってますけど、何か?」とでもいいたげな、飄々とした姿が、なんともいえない。きりきり、きちきち、そればっかりでも大変じゃないの。息がつまってしまうさ。家に連れ帰ってからは、日に何度もひっくりかえしては笑っている時間は、測っていない
February 23, 2015
閲覧総数 26