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2014年05月15日

気がついていないことがあったなんて。

(16)

テーマ：障害児と生きる日常(4430)

カテゴリ：ごめーん

４年間変わらなかった、“午前中療育で、午後から学校” が、
“午前中４時間目まで学校で過ごし、お弁当を食べてから早退、午後が療育” という形に。

ダメでした。　
パニックを起こしてしまいました。　
久々です。。。

自閉症をご存じない方には奇妙に見えるかもしれないですが、

本人も、“お弁当食べてから行きます”　と言っていたし、
ウチのスケジュールボードにも書いてあったし、

ちゃんと、違いがわかっていたのは間違いないのに、

実際、早退する時間になってみて、
“４時間目で帰る”　ということが耐えられない苦痛だということに気付いて、
その、気持ちがズレた違和感のまま、時間が経過していくことが耐えられなくなって、
もう、正気じゃいられなくなってしまった・・・

“ 学校を出るのは６時間目が終わってから ”　
（きちんと、学校が終了してから）

・・自閉くんの中に、そんな鉄則があったこと、ちっとも気がつきませんでした。。

私もものすごく動揺してしまって、
「じゃあ、先生にお願いしてみようよ」　
と、療育の先生に丸投げするぐらいしか方法を思いつかず、

「お願いですから、（療育の）時間を（変更前の）もとに戻してください。」
と、頼んだ自閉くんでした。

９０人ほどの子どもを抱えている療育機関なので、
組み終わった今年度の計画を簡単に変えることはできない感じでしたが、

別の曜日にはなるけど、

ホッとしました。

強引に、プラス思考で見てみるとすれば、
４月に私が勝手にたてた目標で、

不安がりなら、
変化が気になるなら、
気持ちの対応に時間がかかるなら、
『心配なことを自分で質問してみよう』

そうすれば、
自閉くんの気になるポイントがどういうところなのか相手に伝わるし、
叶うこともあるかもしれない。

で‥
今回は獲得できた。これは大きかった。
自閉くんも実感していると思う。

私はと言うと、
久しぶりにパニックに陥っているのを見たショックももちろんだけど、
それよりも、

それを予想できなかったこと、
自閉くんのことで、私が、気がついていないことがあったなんて。

自信があったんでしょう。私。
（アホ）
それが悔しかったです。

自閉くんの気持ちが見えなくなっていくことって、
“だんだんと、親から離れて行くこと”　なのかもしれないけど。

やっぱり悔しかった (^^;)

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また、別の心配事だった、

私が娘の中学に説明会を聞きに行って、家にいない間に、
自閉くんが、１人で留守番しといてくれるのか？も、

予想的中。
(>_<)　不安のあまり、外を徘徊していたらしく。

‥自閉くんにとって、
いろんな新しいことをいっぺんに受け入れるのは、とても難しいことなんだな‥
と、思い知らされた１日でした。

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それらのショックを忘れる程の効力はなかったけど、

そんな１日でも、笑ってくれた瞬間はあったなァ
と、ちょっぴり思い出したり。

療育のカバンを新しく斜めがけバッグに新調してみたら
「大人みたい。カッコイイ☆」

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肉不足で、いろんな固体で代用したハヤシライスだったのに、
「やった☆ これ dちゃん、大好きなんだ☆」

と、別人みたいに晴れやかだったのが、
逆に、気持ちにギリギリ突き刺さってしまいました(^^;)

とにかく、昨日はダメダメでした。

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今日と明日は中間テストです。

偶然にも、
娘も自閉くんも同じです。

「できたん？」

娘「ハネケイソウと、スライドガラス、間違えたーっ！」

なんか、娘に緊張感がないぶん、
私が緊張している気がしてならない・・(笑)