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2008.08.20
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カテゴリ: 旅行
R2バイパスで広島市内へ。
平和記念公園近くのパーキングに車をとめ、 平和記念資料館 見学。
私は2005年5月以来の再訪。

平和記念資料館

入場料大人50円は安いね。
でも、中国だとこういうみんなに勉強してもらいたい博物館は無料です。

平和記念公園

原爆死没者追悼平和祈念館 も見学。

原爆死没者追悼平和祈念館

原爆ドーム。

原爆ドーム

17時半頃、広島を出発。

三原SAで夕食、尾道ラーメン。
油っぽい。
チャーハンとのセットを食べた。

三原SA・尾道ラーメン チャーハンセット

竜野西ICからR2バイパス、第二神明経由で帰宅。
22時過ぎの帰着だった。
走行距離は670kmほど。

*

平和記念資料館を訪れたのは二回目だが、まだ訪れたことがなかった時に、莫邦富のインタビュー集中、陳平原さんの一節に強い印象を持っていた。


莫邦富『中国人は落日の日本をどう見ているか』草思社、1998年


前回も今回も、市民が加害者の立場にあるということはどのようなことなのか、それにひっかかっていた。
ひっかかったまま、それ以上には進めていないのだが。

ただ、個人的な印象としては、広島の資料館の展示の仕方は、その市民が受けた悲惨さをアピールするという点では、実に控えめで、堅実だということがある。


広島は軍港であり、大本営がある都市だった。
しかし、資料館に示された解説によるかぎりは、ここが原爆投下地点の候補となった主な理由は、原爆という新兵器の威力を確かめるために適当な都市の条件を広島が備えていたからだ。
(同様に、京都も候補地であった。
 アメリカは原爆の効果を確かめるため、それ以前の空爆を候補地とした都市には控え、市街地を温存したという。
 最近では常識となりつつあるように、京都がその歴史的重要性から空爆を逃れたというのは、その理由においても、実際には空爆はあったという事実においても、伝説に過ぎない。)


ドイツに原爆を落とさず、日本に落とした判断とは、何だったのだろう?

中国の民衆に突きつけられた日本軍の銃砲、そこから導かれる日本人への憎悪は、あまりに想像しやすい。
一方、はるか上空から落とされたピカドン、その高みを見上げることもなく多くの人が亡くなった広島から、アメリカ人への憎悪は描きにくい。
原爆を責めても、アメリカを責める展示にはならないのも、こういう理由からなのか。
それとも、戦後日本人ががらりと態度を変えて、米英を鬼畜から神様のような存在に配置換えしたゆえなのか。

さてさて、こういうふうに書いてきても、話がまとまらない。
私にはまだ少しまとめることもできないテーマなのだ、戦争ということについては。

ただ、シンプルに肯けることは、「良い戦争はなく、悪い平和はない」ということ。
平和資料館の展示は、しっかりとこのメッセージは伝えられている。

上の引用だけを読むと、陳平原さんに反発を覚える人が出てきてしまうかもしれないので、もう一節引用しておく。
このインタビューは、是非全文を読んでいただきたい。

もちろん、反省するのはたいへんな苦痛です。私はよく自問するのですが、もし私たち中国人が日本人の立場だったら、どのような態度で反省するのだろうかと。中国人はこのような事を考えるのが得意ではありません。はっきりいって、中国人の傲慢さは日本人とすこしも差はないんです。ただ、ここ百年ぐらいは中国が被害者の役回りばかり演じてきたおかげで、中国人は堂々としていられます。かりに中国人も第二次世界大戦の加害者の一員だったら、罪を懺悔するだろうか、と私は思うのです。





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最終更新日  2011.07.04 08:53:31
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