55℃の呟き

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2014.02.08
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カテゴリ: カテゴリ未分類
終電車の発車間際に切符なしで飛び乗り、
車掌さんが回ってきた時に、切符を買おうと
財布を出そうとしたが、財布がなかった。
小銭入れもない。
どこかで落としたのだろうか。

途方にくれたけれども、そのことを正直に車掌さんに言いました。
「すみません。明日、必ず営業所まで行きますから、今日は乗せてください」

ところが、この車掌さん、よほど虫の居所が悪かったのかどうか、
許してくれない。


次の駅で降りても家に帰る手段はない。
ホームで寝るにしては、北海道の夜は寒すぎる。
どうしようもなくて困っていたら、
横に座っていた同じ年格好の中年の男性が回数券をくれたんです。

お礼をしたいからと言って、その男性に名前や住所をたずねたけど、
ニコニコ手を振って教えてくれない。
最後は借りたことを忘れて、なぜ教えてくれないのかと文句を言ったら、
次のような話をしてくれたんです。

「実は私もあなたと同じ目にあって、
そばにいた女子高校生にお金を出してもらったんです。
その子の名前を何とか聞きだそうとしたけど教えてくれない。


それより、今おじさんがお礼だといって私に返したら、
私とおじさんだけの親切のやり取りになってしまいます。

もし、私に返す気持があったら、
同じように困った人を見かけたらその人を助けてあげてください。
そしたら、私の一つの親切がずっと輪になって北海道中に広がります。


そうするようにって私、父や母にいつも言われてるんです』
と私に話してくれました。」

出典:心ゆたかに生きる 西日本新聞





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最終更新日  2014.02.08 14:15:17
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