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2024.05.29
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カテゴリ: 料理・食べ物
 産直に行くと香しい匂いがしている
​ その元をたどれば まっ黄色のたくあん である​



 たくあんの漬物は、見事に黄色で強烈な匂いを発しているが、これがまた何とも旨い(^///^)

 農家のおばちゃんたちは、家で作った野菜で漬物を作り、産直などでよく販売している
 漬物だけでなく、個人で作った自家製の弁当なども、価格も安く、味もそれぞれで、殊の外旨い弁当もあれば、少し残念なものもありで、私などは、その当たりはずれも含めて楽しみに選んでいる
 もっとも弁当を買うのはごくたまにであるので、それほどお得意様で有ると威張ることはできないけれど、楽しみにしているのは間違いない



 さて、専用の加工場などの施設が必要となる改正食品衛生法の猶予期間の2024年5月31日が迫り、いよいよおばあちゃんたちの漬物たちが産直から一部姿を消すことが心配されている

 それを取り上げた高知新聞の特集記事が半年ほど前に有った
 おばあちゃんたちの手作りの漬物が存続の危機を迎えているというものである
 確かに、食品衛生法の施設基準や管理基準に適合していない個人の手作りの漬物を一般商品として販売するには、いささかに危険性があると言わざるを得ないが、何かしら救済方法はないのであろうか
 このまま捨て置けば、この食品衛生法の改正が、少ない年金に加えて、自家栽培の野菜を売ったり、漬物や弁当を作り、それをまた生きがいとして生活している高齢者の意欲をそぐことになるのは間違いない


 個人個人が、食品衛生法に規定している施設基準を満たした場所を確保することは、多くの高齢農家の生産者にとっては難しいものがあるだろう
 しかし、高齢者が少しでも社会参加する場所を確保し、地域の個性を継承する営みを支援することは行政の責務であることは言うまでもない

 交流センターやデイサービスセンターをつくるばかりが高齢者支援ではない
 高齢者が経済を含め自立した生活を送っていける社会が必要なのではないだろうか

 高齢者がそれぞれの工夫で、幾許かのお金を稼いでいける仕組みは、減少させるのではなくさらに拡充していく必要がある。


 多くの農家のおばちゃんたちは、少ない年金ながら、畑をつくり田んぼをつくり、自給できるものは自給し、つましく生活している人も多くいる
 ここで生活保護の人たちとの比較を持ち出す必要もないのであろうが、生活保護基準以下の収入で、それでも心豊かに矜持を持ち生活しているのである


 その対策として多大な費用をかけ、新たな加工場施設などをつくる必要などないのは言うまでもない事である
 実は、たくさんの空き家をはじめ有効に活用出来得る資源が各地区にはたくさんある

 少し手を加えて工夫すれば負の遺産から有効資源として活用できるだろう
 その資源を如何に活用していくのか、これこそまさに行政の手腕によるところが多いはずである。



 シルバー人材センターなど、高齢者の活躍の場を提供している活動のメニューの一つとして、取り組むこともできるであろうし、それはそれほどハードルの高いものではないだろう
 安全基準を満たした場所の提供や移動、ノウハウなど少しだけ支援することで、高齢者は元気に、驚くほど地域は輝いてくるだろうと思う

 高齢者は一律弱者で守るべき存在ではない
 まだまだ、それぞれに能力もあり、それを生かすことこそが少子高齢社会での地方の有り様で有ることは間違いない


 高知県としても改正食品衛生法に対応すべく、今年の1月には、補助制度も発表し、何とか様々な形で工夫対応し、高齢者の漬物を守ろうとしている

 しかし、この5月をもって漬物作りを止める高齢者が多いことを一週間後に猶予期限を迎える5月23日の高知新聞が一面トップで伝えている


 まだまだ、ここで途切れるままに捨て置くことはもったいない
 知恵を出し合い、美味い漬物を様々食べつくしたい

 たかが漬物
 されど漬物
 黄色い漬物
 安全な漬物
 存続の漬物
 
 強烈なたくあんの漬物の香りが匂ってきそうだ☆*: .。. o(≧▽≦)o .。.:*☆





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最終更新日  2024.05.29 02:08:55
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