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Nov 2, 2010

セッション９。

テーマ：最近観た映画。(40580)

カテゴリ：映像もの（映画）

原題も同じ、『session 9』。

session9

スリラーです。

前にオカルトもナニも付かない、スリラー。

出演者はメイン５人に、脇が４人ほど。

で、なにが目当てって、デビッド・カルーソです。

ほれいしょ？

今やCSI:miamiで有名ですが、それ以前の作品なのかな？

うん、多分そうだね。だって、だいぶん若いもん。

で、そのデビッド・カルーソ目当てで借りた本作、密林でのストーリィ説明は、これだけ。

うん、そうだけどね。

ダンバースが非常に美しい外観をした廃墟で、それに反比例する内装の壊れ具合が何とも言えず。

重い。

デビッド・カルーソの喋り方が好きなんだけど、やっぱ今作でもいいかんじだった。

彼が膝をつく度に思うんですが、足が長いよね！！

そんなに背が高いという印象はないけど、実は高いのかもね。

で、作品。

主人公の壊れていく様が何とも言えず。

しかも水がなにかに染み込むような感じで、じっくりじっくりとくる。

それがダンバースの感じとぴったり嵌っていて更に怖いんだ。

音楽も少なく、驚かせるような鳴り物もあまりない。

でも、怖い。

ストーリィ的には、以前見たキーファー・サザーランドのミラーズみたいなんかな？って思ってたけど、アレよりはぐっと精神的な何かを追っている感じ。

決してオカルトではないんだけど、廃墟に確実に残っているなにかに浸食されていくオッサン＋ヤングスター。

最後はやっぱり悲しい感じの結末なんですが、ね。

人の思いとか感情とか、目に見えない形にならない何かが、そこにはある。

それが正常な人たちに浸食していき、壊滅へと導くのだろうね。

で、デビッド・カルーソなんやが。

当たり前ですが、ホレイショ・ケインやってるときの方が格好いいですよ。

ええ。

でも、今作のちょっとヘタレた感じもいいかも。

つか、あの声で説得されたら、何でも出来そうな気がするのは何故だろう。

気がするだけだけどね。

赤毛と青い目がバセットを思わせるんですが…。

犬顔。