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2006.11.07
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カテゴリ: 本日の学び

最近経営者の方と「部下の育成」について話す機会が増えてきました。


同じ質問が自分の頭の中を駆け巡り、現在学校で講師をしていることもあり
人の成長をどう促すのか?というのは常にテーマとしてあります。

そんな中、一つの解答を圧倒的な部下の育成で結果を出している経営者からポンっと答えを頂きました。



        それは


「天才って言い続けたら誰でも天才になっちゃうんだよね」


  という答えでした。


経営者にとっても、マネジャー層の管理職にとっても、親にとって、
学校の教師にとっても最も課題になってくる「育成」というテーマが
一つのシンプルで、簡単で、具体的で、実践的で強烈な方法で解決できることが
分かった瞬間でした。

その方は裏づけとして、こんな話も教えてくれました。


テニスの女王として有名になった「ヒンギス選手」の母親の教育方法も
ゴルフの王として有名になった「タイガーウッズ」の父親の教育方法も
ソフトバンクの社長で時代の革命児「孫正義」の父親の教育方法も
全て同じ共通点がある。

         それは


     「あなは(おまえは)天才だよ」


と終始一貫性と絶大なる自信をもって
両親が言い続けたことでした。


例えば、ヒンギス選手がある試合で負けたとき、母親は何と言ったかというと
「おかしいわね。あなたは天才だから負けるはず無いのに、、、どうしたんだろうね?」


そういうとヒンギス選手は、「今回はあそこでこういう動きが出来なかったから負けた。
天才の私としては、普通以上の努力ができるから、次回はそこを改善して試合に当たり前の
ように勝つわ。」と答え、【自発的に】練習に取り組んだそうです。

また孫正義社長は、小さい頃から「おまえは天才だ」という教育を受け続けていたので
その自信たるや凄いもので、まだ無名の弱小ベンチャーの時代から『私は天才経営者だから私とコラボしませんか?組んだほうがお徳ですよ』と自信ありあり
で凄腕の経営者達を巻き込んでいったそうです。


では、なぜ天才といい続けた親の影響を受けた子ども達は皆成功していったのか?
を説明していきます。

まず、
人間が最も価値を出し、自分の才能を思う存分発揮するために最も必要なことは
自分の「自己アイデンティティの向上」です。


この自己アイデンティティを天才といわれ続ける子どもは、最も愛する親から
「あなたは天才だ」と最も欲しい言葉を貰える訳です。

自分以上に自分を理解している存在からそんな言葉を貰い続けたら人はどうなってしまうか?といえばもう答えは簡単ですよね。


他にも、「天才」といい続けると良い結果が生まれる理由があります。


それは、【ピグマリオン効果】と呼ばれるものです。

簡単に説明すると
「ある誰かが誰かを何かの期待をし、言葉や行動で表し続けるとその相手は
その言葉や行動を表してきた人の期待通りの人になってしまう」という法則があるのです。

これを事例で説明すると、ここに平均点が50点の生徒が50名いたとします。その生徒をAとBという二つのチームに分けます。

片方のAチームには、先生から『あなた達がこのクラスに選ばれたのは、天才になる可能性が高いからです。先生達はみんな大きな期待を寄せています。』といい続けます。


逆にBチームには、先生から『あなた達は残念ながら劣等生だからこのクラスになりました。』
といい続けます。


半年後のテストの結果どうなったか?

もう、結果は予測がつくと思います。


AクラスとBクラスでなんと平均点が30点も違ってきたのです。


これは全てのことに当てはまります。


上司から部下に対しての期待。
母親から子どもへの期待。
恋人同士の期待。
先生から生徒への期待。


すべての関係性において、主体の期待が受け手に影響を与えていくのです。

『人は影響を受けやすい人の期待通りの人になってしまう』のです。

これはプラスにしても、マイナスにしても起こるので本当に意識して頂きたいと思います。

これが『天才を生む育成方法の秘密』でした。


要点をまとめると、

ポイント1、『まず自分が相手に尊敬され、言葉に力を持てる存在になること』
ポイント2、『相手の良いところを見つけ、その部分を天才と言い続ける』
ポイント3、『相手以上に自分が相手を信じ、期待し続ける事』

この3つを意識するだけで、自分の周りに天才をゾクゾクと誕生させることができるそうです。


試してみてはいかがでしょうか?






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Last updated  2006.11.08 01:42:36
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