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今日、老猫の安楽死をしました。
その老猫は19歳の雌猫サンちゃん(仮名)。ペルシャの雑種で実年齢よりは若く見えるおばあちゃんです。人間の年齢にすると90歳といったところでしょうか。
先週末に吐いて血便をし食欲がないとのことで来院されました。血液検査、尿検査、検便の結果、糖尿病、慢性腎不全、クロストリジウムという細菌による腸炎という三重苦の診断がつきました。
腸炎は食中毒の原因になるような悪い細菌が原因なので抗生物質の治療で治すことができますが・・・・・糖尿病と慢性腎不全は治すことが出来ない病気です。
一般的に治療はどうするかというと、糖尿病は高血糖が全身に色々な問題をおこすので、 処方食 で急激な血糖値の上昇を抑えつつ、高い血糖値をインスリンの注射でコントロールします。
慢性腎不全は体内のゴミ(老廃物)を腎臓でおしっこにして捨てるという働きがうまく出来なくなってしまい、そのゴミが全身にダメージをあたえてしまう病気で徐々に進行していきます。 処方食 で腎臓に負担をなるべくかけないようにし病気の進行を遅らせつつ、ゴミがたまってしまったら点滴をしてゴミを洗い流してあげます。また、そのゴミを少しでも吸着させるために 活性炭のお薬 を飲ませることもあります。
どちらの病気も、体に負担をかけないような食事をあげ、症状に合わせて動物の体が楽になるような治療を行うといった対症療法が中心になります。
サンちゃんに対しては、慢性腎臓用の処方食とインスリンの注射、点滴、吐き気止め、抗生物質で治療を開始し、血糖値がうまくコントロールできるようになるまで通院してもらうことになりました。
この一週間で腎不全の症状は軽くなってきたものの、血糖値が思うようにコントロール出来ず体調もいまいちでした。
つづく
目の見えないミュウちゃん 2008.01.22
おばあちゃん猫のサンちゃん #2 2007.09.22