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この前のカウンセリングは無言が続いた。
わざとしゃべらなかったというのもあるけど。
先生も「今日はどうしたんだろう、ずっと黙っていて・・・」と声をかけてくれる。
それでも自分からはほとんどしゃべらなかった。
おそらく自分からしゃべることは、治療にはつながらないことがわかってきたからではないか?
はっきり言って面接で自分からしゃべると疲れる。ボーっとするし、話せている感じもしない。
むしろ静かに黙ったまま座っているのが自分にとって一番のカウンセリングなのではないかと思うようになった。
そして先週の面接で、自分からは話すことはもうないというか自分からは話さないほうがいいと思うことを先生に伝え、今週から静かに過ごすことにした。
初めはせっかくの面接の時間がもったいないと思っていたけど、これも意味のある時間なんじゃないかと自分に言い聞かせて、静かにしていた。
当然お互い無言。何もしゃべらない時間がずっと続く。50分間でほとんどしゃべってない。途中何度も眠くなってしまったほどだ。
でも確かに効果はあった。面接のなかで先生の印象がだんだん変って行ったのだ。
今までは自分からしゃべってくれると思っていたのか、特に自分に配慮してくれることがなかったのだが、先生のほうから自分を心配してくれるようになった。
お薬はちゃんと飲んでる?とか、ちゃんと眠れてる?とか。
自分はだれかに助けてほしい、とずっと思ってきた。しかしそれを人の前で出すことを許されなかった、また出すことができなかった。
そうすると他の誰もが自分は特に問題のない状態だと思い込み、何の配慮もしてくれなくなる。
しかし自分は落ち込んでいて、つらくて、助けてほしくて、困っている状態。
それをちゃんと態度にして表わすべきだと思った。せめて先生の前でだけでも。
自分は元気なんだと、体面を気にしてふるまっていることが一番良くないことだと分かった。
これからのカウンセリングは変わるはず。
自分がちゃんと態度で自分の状態を伝えるから。先生も気づいてくれるはず。
自分は困っているんだって。助けてもらいたいんだってこと。
これからが本当の意味でカウンセリングの始まりかもしれない。
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