テクニカル的には円売りゴーサイン

2005年12月13日
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◆昨日はアジア時間からUSDは対主要通貨で全面安の展開となった。一日を通じてみ
ると、EUR、GBP、SEKなどの欧州通貨に対するUSDの下落幅が最も大きく、JPYは主
要通貨の中で中位程度のパフォーマンスとなった。昨日のUSD下落を「Fedが本日の
FOMCで声明文から「緩和的」との文言を外して、利上げ後の金融政策に対する評価
がもはや緩和的ではないことを示すことに対する懸念」を背景にしたものとみる見
方もあるようだが、FF金利先物からみたFedの利上げ期待及び米長期金利は、昨日共
に上昇している。実際にそうした懸念も影響している可能性は否定できないが、基
本的にはFOMCを前にした単純なポジション調整によるものである可能性が高いと考
える。


係は続いており、原油価格が一段と反発を強めるようであれば、これが更なるUSD
売りに繋がる可能性は否定できない。昨日は金相場も続伸し、一時530ドル/トロイ
オンス台に乗せた。

◆本日の注目は米FOMC。コンセンサス同様25bpの利上げを予想している
が、25bpの利上げは完全に織り込み済みであるため、注目は声明内容の変更に集ま
ろう。特に注目されるのは「現在の金融政策が緩和的」との認識と「measuredな
ペースでの利上げが可能」との文言に変更が加えられるか否か。一連の利
上げを受けて政策金利が中立水準に近づいてきていることから、前者については
「やや緩和的(modestly accomodative)」に変更される可能性があるとみている一
方、Fedは「measured」の文言を据え置き、利上げを継続する意向を示すと予想し
ている。為替相場への影響としては、ここ数週間、Fed利上げ期待後退も一因と

され、再び利上げ期待が高まった場合のUSD上昇方向に傾いているとみる。
来年5月までにFFレートターゲットは5%まで引き上げられると見ている一方、FF金
利先物は現在、5月までに4.75%までの利上げすら完全には織り込んでいない状況
であり、利上げ期待の更なる高まりがUSDを押し上げる余地はまだあると考えられ
る。


支の黒字の増加が相殺するという最近のトレンドに変化が生じつつあることを窺わ
せる内容となった。10月は輸出の増加を受けて貿易黒字が予想を上回り、所得収支
の黒字の増加幅は予想を下回った。

◆本日発表予定の経済指標では、英11月CPI、スウェーデン11月UND1X、独12月ZEW景
況感指数、米11月小売売上などに注目。米小売売上の自動車除く数字につい
てコンセンサスより弱めの数字を予想しているが、FOMCを直後に控えたタイミング
での発表となるため、影響は限定的だろう。12/2日のリクスバンク政策金利据え置
き後のHeikensten総裁のコメント(「今後数年間では市場金利が織り込んでいる以
上に金利を引き上げなければならなくなる可能性も排除できない」)を受けてリク
スバンクの利上げ期待が高まっていることもあり、本日発表のスウェーデンのイン
フレ指標が予想比上振れるようなら、更なる利上げ期待の高まりがSEKをサポート
する可能性もある。リクスバンクは来年中125bpの利上げを実施すると予想
している。





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最終更新日  2005年12月13日 10時45分03秒
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