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いっけな~い!
7時30分に起きるはずがうっかり2時間寝過ごしちゃった!
授業開始は10時30分から・・・もぉ~!これじゃ間に合わな~い!!
電車はギリギリ間に合いそうな10時15分発、これに乗り遅れたら初日から
チャレンジャーな遅刻犯になっちゃう!
ソッコーで着替えてカバンと食パンを片手にチャリで爆走しだす私。
若干老人とか引き飛ばしたり交通状況を著しく乱れされてた気がするけど、
きっと気にしたら負けだよね!
何とか駐輪場にたどり着いて、ふと時計を見ると・・・・・・
一気に駅の改札口に走り出す。
と、スイカを叩き割るかのような勢いでタッチ&ゴーしようと走りながら
ポケットに手ぇ突っ込んでサイフを取り出そうとしたその時!
「わっ!」
「きゃっ」
いっけない!勢いあまり過ぎて周りの事なんか気にしてなかったから
誰か、しかも女の子とぶつかっちゃった!
ドシンと突いたお尻が痛~い・・・・・・きっと向こうも同じ事に・・・って、そんな事
気にしてる場合じゃないんだってば~!
すると、私に向かって手が差し伸べられた。
ふと見上げると、こちらを窺わしそうに見つめる一人の女の子が。
「アナタ、大丈夫?」
・・・・・・って、もしかしてこの子にぶつかったけど、倒れたのは私だけ?
少々唖然としながら、加えてちょっと恥ずかしくなりながら手を掴んで立ち上がる。
「す、すみません。それから、ありがとうございます」
よく見ると、私と同い年そうな女の子だった。
しかも・・・割と可愛いかも・・・・・・思わず見惚れちゃった。
「女の私が倒れないで男のアンタが倒れるなんてねぇ・・・情けないわ。
ちゃんと周りの事をよく見て走る事ね、ドジ男。それじゃ」
優しい手の在り処は何処へと、淡々と述べられた悪態にまた唖然とする私。
手のひらをヒラヒラと振って、彼女は行ってしまった。
・・・・・・そりゃ、ぶつかった私がいけないけど、あの言い草は無いんじゃないかな~?
妙に焼きついた彼女の顔を思い浮かべながら心の中で愚痴る。
すると、電車の発車時間を知らせるチャイムが流れ出した。
・・・いっけな~い!
電車に向かってまた走り出す!
ドアが閉まりきる直前でヘッドスライディングして何とか入りきった、ふぅ!
それにしても、あの彼女・・・可愛かったなぁ・・・・・・だけど。
「だぁれがドジ男だぁ~!!」
電車の中心で、私は悪口を叫んだのだった。
私、デュランダル・ラズリ。18歳。
まぁ、とにもかくにも、ただ今地獄街道真っ最中なのだ!
花より 談合
OPテーマ「Money so Sweet」
何とかギリッギリの所で教室に入り込む私。
最初の授業はホームルームだから遅刻しても大丈夫だと思うけど、
人間第一印象が肝心だからね!
まぁ、予備校なんだからとやかく言われることは無いと思うけど。
そんなこんなで見た目は真空管ハゲ頭脳はアルツハイマーっぽい担任の
紹介が終わった後、各々の自己紹介が始まった。
どうしよぅ~、何て紹介したら良いのかな。
とりあえず初恋の人はお札の肖像画の方たち、って言えばOKかな?
「では、初めに○○さん」
「はい」
・・・げぇっ!!?
「初めまして、○○高校から来ました・・・」
「あぁーっ!キミは今朝の!」
そう、今朝ぶつかったあの娘がいた!
そして立ち上がって指を指している私に、彼女はニヤリと笑って、
「あら、ドジ男。ご機嫌いかが?」
意地悪そうにそう言ってきた。
ちょっとちょっとどういう事~!?
それに誰がドジ男だよ!
この娘は一体何なんだ~!?
初日からToLOVEるだらけの予備校生活。
もう、私の一年かけての受験勉強、これからどうなっちゃうのぉ~!!?
次回予告!
いよいよ授業がスタート!
でも初っ端から白い弾丸と言う名のチョークが教室を翔る!
次々と倒れていく生徒達。えぇっ、今度は銃声まで!?
ここって本当に予備校なの~!!?
さらにはいきなりの抜き打ちテスト!
難問ばかりの問題に私は!?
結果は!?
そして私の答案を見て高笑いするあの娘は!?
次回!花より談合 第2話
サーディスト
気になるアノ娘はドS
「あ、あの・・・当たってるんですけど・・・・・・そ、そのっ、むむむ、むねが」
「 当ててんのよ
」
―――この物語は 半分は
フィクションです―――
むしゃくしゃして書きました。
元々狙っていたのでさして後悔も反省もしていません。
これなんてラブ米?とツッコまれてもこれも狙っていたのでさしてk(ry
ついでに言うと次回なんてのは未定です。
続きをご希望される方はコメント欄に「 ぷいにゅ!ぷいにゅ!
」と書き込んでください。
それからまたも更新ちょこっと停止していて申し訳、でした。
これも狙って(ry