えびカニの子育て日記

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えびカニ

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2007.01.10
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カテゴリ: チネッタ成長記録
いよいよ入院。母とマヤに病院まで送ってもらう。

生理痛のかなりひどい感じに似てる。
このまんま陣痛になるのかなぁ。
今のうちに部屋を片付けておこう。気晴らしにもなるし・・・。



だんだんと痛さがきつくなる。
気が付いたら、定期的に(たぶん10分おき)張っている。これは・・・・
出産の手順とか言葉とかを復習しようと本を開いてみるけど、
もう読み飽きるほど読んでるので、やめた。




そうか。これはまだ陣痛の域じゃないのね。がっかり半分、安心半分。


夜ご飯は完食。おいしい。
体力勝負だからしっかりとたべなきゃということで、おやつも食べてみる。
張りは定期的に来てる。せっかくだから記録しておこう。
15、14、13、15、16・・・・18、20・・・・
だんだんと遠のいていってるなぁ。
夜中に看護婦さんが見に来ても、「どうかなぁ」といった感じ。
夜中にショギーニョに電話。明日は午前中に仕事を終えてこっちに向かうとのこと。
間に合うかな。



はっ!寝てた。眠れる程度の陣痛になっちゃってる。
陣痛つかずかぁ。頑固だなぁ。

予定日よりも2週間以上遅れるリスクと促進剤のリスクと。
考えたけれど、先生の考え方に従うことに。ここで信じられる先生でよかった。
若い頃に運動をしすぎていたというのも筋肉が硬い原因のひとつかな。
何事もやりすぎはだめってことかもね。



ここまできたら、覚悟を決めて産むぞ!


そうかーーー!これが陣痛かーーーー!!


今までのとは雲泥の差。こりゃ、痛いわ。
朝ごはんが運ばれてくるけど、全然食べられない。
あとで食べますとかいって、キープ。美味しいからね、ここのご飯は。
何回か吐いたり、背中がびりびりと痛む。
母がずっと付いていてくれて、さすったり、飲み物を持ってきてくれたりと忙しそう。
お母さんも大変だ。



ショギーニョに電話。
「もしもし・・・・いつごろ着きそう?」と出た途端にさわやかな声で
「おぉ!しんどそうだねぇ。昨日と全然声が違う。」だってさ。
晴れてるからスムーズに行けば、昼過ぎだとのこと。
あと5時間後ぐらいだけど永遠のように遠く感じる。間に合うかな。
予想外に早く出てくるかもよ。だって、ものすごくいたいもん。



子宮口はじわじわと広がっているらしい。
陣痛の最中は、ただただ「ふーふーふー」と息を吐くことだけを心がける。
息をとめちゃ、だめだ。
(この病院は陣痛を前向きのエネルギーとして受け入れ、
リラックスして生みましょうというソフロロジーという考え方を
出産に用いているので、ラマーズ法の「ひーひーふー」じゃないのです。)



「10分間隔で最長45秒の陣痛だから、1時間に最高で6回の陣痛かぁ。」
「息を5秒づつ、ふーっと吐くと今のところ7回で陣痛が引くなぁ」
とかそんなことばかり考えてる。
昔っから、階段の段数、漢字の画数、信号待ちの間に通っていく車数・・・・
そんなものを数えてしまう癖がここでも出てるのが可笑しい。



陣痛の間は「ふー(1,2,3,4,5)、ふー(1,2,3,4,5)・・・・」
と心で数を数えながら、陣痛の波を超える。
波が引いていったら、気持ちを切り替えて、飲み物を飲んだり、おしゃべりしたり、
トイレに行ったり・・・
「えびカニさんは、気持ちの切り替えを上手にして陣痛を乗り越えてますねー」
と看護婦さん。ほめられちゃった。
「ええ、ソフロロジーのおかげですかね。」
とはいえ、大声が出る。声を出すというのは息を吐いてるってこと。
剣道のときでも息を吐いてないと動けないし、声を出すことはリラックスにもつながる
(ってこの場合リラックスするかどうか知らないけど)。
って出産中に剣道の教え?が頭をよぎる。脳みそが暴走してるらしい。



ある陣痛で、「ぱんっ」という音がした。破水。
本当に音がするんだなぁと感心する。
でも、これでゆっくり陣痛と遊んでる場合じゃなくなってきた。



この日は、ベッド数30弱の個人病院だというのに、
3人も同時に陣痛を迎えているらしい。
スタッフは大忙しの様子。
「えびカニさんが一番早そうですよ~」と励ましてくれる。
そりゃ、みんな頑張れ~。
会ったこともないし、(個室なので)会うこともないだろうけど、
同じ時に同じ病院で生まれる子供たちと
産もうとする母親たちにエールを送ってみた。
でも、一番は私に産ませて。




11時ごろ。分娩室へ移動。
移動なんかできないよ~と思ったりもするけど、
「やっと分娩室!」という気持ちの方が強い。
移動している最中に、陣痛の大波がやってきた。
付き添いの看護婦さんが「息はいて、声出して~」。
その言葉に甘えて、廊下で大声とともに息を吐く。
そのとき、目に映ったのは小さな女の子二人(双子)のおびえたような顔。
お母さんが出産してお姉ちゃんになった二人がお見舞いに来ていたらしい。
そういえば、さっきまで廊下でかわいい声がしてたけど、この子達だったのか。
びっくりさせてごめんね。
でも、あなた達もこうやって生まれてきたんだよ。




分娩室に移動。なんだかふわふわして気持ちの良いベッド。
見学のときに見たときよりもやわらかい雰囲気の部屋に
ソフロロジーのミュージックが流れてる。




妙に静かな心境になった。




お母さんは立ち会わないっていってたのに、
成り行き上分娩室内のソファに座る破目に。ご愁傷様です。
ソフロロジーのミュージックを聴きながら、
イメージトレーニングの言葉が浮かんできた。
そうだそうだ、陣痛は赤ちゃんが生まれてくるためのエネルギーなんだ。


陣痛よ、どんと来い!
ふーふーふーふー・・・・



陣痛はますます間隔が短く、激しくなる。
それと反対に、だんだんと心が落ち着いてくる。
はるかはるか昔から生命が受け継いできた螺旋が見え、
(なぜ螺旋なのか。DNAのイメージかな)
自分がその一番下にいることを感じる。
私まで脈々と受け継がれてきた命、DNAを
私も次の代にバトンタッチするんだなあ。
不思議な気分になる。



不思議なことはもうひとつ。
そろそろショギーニョがくるかなと思った瞬間、ドアから入ってきた。
なにかのインスピレーションが働いているらしい。
間に合ったね。


さぁ、出てくるぞ。
あなたはお父さんを待ってたんだよね。
「はい」とばかりにどんどんと陣痛が激しくなり、
3人の出産を控えて大忙しだった看護婦さん達も、ざざっと集まってくる。
さすがプロ。
ショギーニョは看護婦さんが「はい、力んで!」というと
「背中をあげちゃだめ!がんばれ!」なんて声をかけてたり、汗を拭いたり・・・・・。



「頭が見えましたよ~」
この頃から痛みを感じなくなった。
ただただお腹の中から出てこようとするエネルギーを上手にコントロールするだけ。


がんばれ、がんばれ、あなたが出てくるしかないんだよ!
がんばれ!!




「んが、うんがーーーーー!!」(←私にはこう聞こえた)



頭が出ました。
この瞬間に私の頭の中の霧が晴れたようにぱーーと目覚めた。
もうお母さんとショギーニョは「良かった良かった」と浮かれ気味。



もう1/4回転して腰から下が出てきた。
そのまま私の胸に運ばれくる。胸に抱くと泣き止んだ。
ずっしりと重い。


こんにちは。ちゃんと指も5本揃って、きれいだねー。
これからよろしく。

生まれたて



2006年1月11日13時50分誕生
3526gの大きな女の子
出産に要した時間は9時間とちょっと
ショギーニョが到着してから1時間後
ショギーニョの誕生日まであと10時間ちょっとでした。


明日はチネッタ1歳の誕生日です。






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Last updated  2007.01.10 16:41:28
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