うきよの月 0
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いやもう注文するのが遅れたああああああああ!「月刊!スピリッツ」の情報もちゃんとアンテナ張っておかないと……月刊誌連載系のコミクスというのは()まあそれはさておき。冬嗣には二つの竜に見えたあたりまず最澄の変化ーーっ!泰範からしたら何かしら後ろめたい気持ちを呼び起こしてしまう存在……だから探されていても何というか化け物じみた感じになってしまうんだよなきっと。何をしても何とやら、な彼としては、圧倒的なもの、きっちり自分を否定してくれる空海がここでもの凄く今の自分が求めていたものだとなるなんだなあ……それにしても今回は特にページでかい中に文字の使い方が強くて怖かったけど、特にこれ。ページで切ってるとこ!しかも横広の太いフォントでぎちぎちのものがはみだしてる。相手を見ている自分では全てを捕らえきれない、という感じまで受けてしまうではないですか。そんで一番怖かったのが最澄の見開き。右ページのこれ。光定は行くべき道が見えて喜ばしい変化とみたようだけど、やっぱりこれ絶望だよな?判らないのが空海の伝法灌頂を受けるのに「優秀な僧なら一年」最澄だったら「三年」としたとこ。この時の空海と最澄の視線の位置も気になるけど、何で「三年」なんだろ。清濁併せのむには三年必要ということなんだろーか? 「濁」を受け容れるのにただの優秀な僧より最澄にとっての方が厳しいということだろーか?ああもう天才と秀才は!いずれにしても「時間が無い」ということは…… つか寿命のカウントダウンが始まりましたよ!この話は一体何巻まで行くんだろう……関係ないけどiPhoneの写真のサイズ設定変えられるか見て置かなくては…… でかすぎ!サイズ!30パーまで落としてこれだわ。そらこんなんばかり写真ツイッターにあげてたらデータも足りなくなるわ。
2020.10.06
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いつの間に出てたんだ。今回は整くんが担当の准教授に誘われて別荘行き。そこでやっぱりいつもの様に違和感に気付き~ なのですが。夾竹桃ですわー。かつてその家でストーカーが対象とその枝を燃しての心中。やっぱり燃すとやばいんですね…… 知ってはいましたけど実感がいま一つ! あじさいの葉で死んでしまった子供の実例を知った時に実に胸が痛んだのだけど、こっちはさすがにそういう話聞かないからなあ……いや、ウチの庭にある50年がとこ立ってる二本の夾竹桃の、葉も枝も落としては下手に捨てられないままどんどん伸びてるんですよねえ。やっぱりいい加減これは業者呼んだ方がいいのか、それとも。ちなみにウチの前庭はでかいその二本とあじさいが二本なので、……思いっきり毒性強い土になってるんではないかと思います。まあともかく、途中に挟まれる整くんのおうちのことがやっとうっすら!父親を激しく憎んでいるのは、特に1巻2巻あたりからうかがい知れるんだけど、背景がなかなか出てこないからなー。ところで今回「え? 出てる? 読みてえ」で電子即買いしてしまった……いや、入れておけばおいたで、出先で読めるからいいんだけどね。ただ! もっと早く情報掴んでいれば、予約で「お、来たかー」という感じになったんだけど!この「買ってすぐ読める感」、慣れると怖い。
2020.09.23
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カバー下の藝大一年同期さん達の紹介によると↓の彼は裸族らしい(笑)。二番目の課題とそれに対して取り組む主人公八虎の試行錯誤がええのぅ。「天才」な世田介くんがさらっと思いついてやってしまうことを、「わかんねー!」「どうしたらいいんだよ!」「……うまく流せないか?」「あれ? こんなんもあり?」「おもしろいなあ」「今回はここまでしかできなかった!」みたいな、普通校リア充系では無縁だった知識を先入観無しに仕入れて、次第に力にしてくってのはいいよなあ。今回の表紙の八雲くんは浪人中に滅茶苦茶本読んでた、っていうからそこのとこで知識量とか色々あって、それをさらっと伝授してくれるんだわなー。そんで藝大祭。きねみちゃーん(T_T)!いやもうこのふっくら筋肉ボディたまんねえ。これできびきび動くんだから好き……!あとこの連中の男も女も無い馬鹿騒ぎが、非常にええざんす。……別の美大出身の友人も確かに皆で馬鹿騒ぎしてた時代だと言ってたなあ……あとまあ、単純に「こういう課題」を出されて、延々悩め! そして作れ! というのは、確かに現役だと厳しいよな、と思う。高校までの姿勢と違うじゃん。大学の時、ともかく課題こなしていればいいと思ったし、まあそういう学校だったから、何となく(実習は死んだけど!)これに本気ってこともなく四年間過ごしたから、何つか熱量激しいこういう学校って凄く羨ましく感じるんだよな……じゃあ今さらのように目指せるか? というと。これがなー。もし経済に余裕があったとしても! 目とか体力とか! 無理がきかねえのよ!大学院の二年はおばはんになってからて、目的意識があってかなり楽しくやってきたけど、それでも無理無茶はきかなかったものなー。だからまあ、あと二十年若くて経済的に余裕があれば、それこそ予備校から取り組みたくなるわな。ちゃんと眼鏡かけてだな!石膏デッサンをそのぼけーっとした大学四年間の中で、一年だけやったけど、その時の集中力だけは覚えていて、他の教育系研究だの演習だのよりよっぽど鮮明に覚えてるものなあ。いや何というか、たぶん教育学部で真に身についたのはデッサンと教育史と「孫引きするな、読めるレジュメを書け」という三点だけだわ(笑)。ということで現在アフタヌーンにおける世田介くんがぶつかるだろう壁が!……もの凄く楽しみです。はい。
2020.09.23
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「部長が堕ちるマンガ」「シン・部長が堕ちるマンガ」「僕たちの魔王は普通」と素晴らしいギャグを生み出してくれた中村せんせいの同人誌で出してた短編集を更に加筆して(同人誌に比して)リーズナブルな価格で出してくれた! 一冊!それまでも同人誌の総集編の方は一応電子で読めたし買ってはいたんだけど、やっぱり紙の本で愛でたい!電子は電子でいいとこあると思うのよ、特にこの7月の旅でよく思い知った。速読人間が一人で旅行行く時には大量の電子本があると非常にありがたい。ちなみに「僕たちの魔王は普通」も、紙は2巻が絶版だったので電子をまず購入したのちに紙の古書探したんだよな…… おかげで旅先で読めたざんすよ。そんなまあ推しな作家さまが商業でシリアスの方をまとめてもらったときたら更に推すしかないですか!つか、あれだけの端々でネタを詰め込めるギャグが描ける方ならシリアス話が面白くない訳がない。ということで各話レビュー。・きみが小説家を見つけたら 小説家と泥棒のはなし。 個人的にはこの「作中話」が染みる…… はじめは観察するだけだった望遠鏡の向こうの世界に、夜、絵を描き出したら世界そのものに波紋が広がってった。好きな子ができ、その子のために絵を描いたら喜ばれた。だけどそこに別人が自分が描いたと言い出した。証明するために描く描く描く、……やがて全てを忘れてひたすら描くことに没頭してった…… この話がすげえ良いのよ。無論それはそれで外側の話とリンクしている訳だけど。 描き続けることそのものが命、みたいな。・白件 はじめは「白い事件」かと思ったら「件/くだん」の話だったんだな。 この何というか、もの凄くちゃんとした大人が呑まれていく様が……・トウテツの子 トウテツは「十二国記」読んでたら判ると思うけどそういう魔物というか神様。……と人間とのハーフの少年と、国から彼を人間側に引き留めるべくよこされた少年のおはなし。 何に関しても関心がなかったようなトウテツが彼の危機に本性を出すところに愛を……愛を感じる…… ・三弦巻き 味を感じない怖さ。ナポリタンと思っていた、というところに恐怖。 本当に味がわかるわからないってのは、人体の危機管理なんだなあと。小さな頃の偏食はメシマズからできあがることもあるしなあ。 それだけにこの「兄弟の知り合いの子供」という謎な関係の子との親愛が泣ける……・流行神プロトコル トマソン物件の大コマは最初見た時びっくりした…… このあとの天帝少年もそうだけど、どっかで一気に話を「こう思い込んでいた」前提をひっくり返すのが上手いんだよなあ。そんで切ない……・天帝少年 一度読んだあとにもう一度読むとがらりと話の内容が変わるという優秀なミステリのやうな! でもその一方でSF。「アンコール」ってことは、同人誌の「アップルピエタ」と同じ世界のものかな。あの場所に記された日付がその時点というにはあまりにも短すぎるから、作られた日付とみていいよな。 そーすると「あの世界」ではその辺りで既にもう「そういうことにしなくてはならない」程酷くなっていたということだな…… 「長足ギイの帰還」や「アップルピエタ」の世界よりもっとずっと未来でなー。 ということでこの本皆読んで! プラス「アップルピエタ」系話の続きを待ち望むのであったざんすよ。
2020.09.14
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しかし並べてみるとまあ、最初から不穏だったよなー。つか! よく連載始めたなー、というのがこの話はじまった時の感想だぜ。何せファイアパンチの作者だ。どんだけイカレた話になるかと思って、実際イカレた話ではある。つかジャンプでいいんかおい、というイカレ方ではあるんだけど、そこがぎりぎり踏みとどまってるというか、本能のままに書いてるようで計算してるってのがこのセンセイは。それからもう8巻で、今本誌でやってる部分はいやもう何とも。早売り買って読んだ後、まあ判っていたことではあったけど「おいおいおいおいおいおい」となったので、衝動的に1~8巻をDLしてしまったぜ……呪術~もそうなんだけど、アクションに次ぐアクションになると、訳判らなくなるんだわ。そーすると「え、何でこうなったの!」という要因が無いとわざわざ読み返そうと思えないんだわな。呪術~はそれでもう諦めたんだけど、この話は区切り方が上手いんだよな。諦める前に次の展開に持っていってる。ワタシが「え、何かイカレ方すげえ」と思いつつ、何が起こってるか判らなかったのが、デンジを皆で捕まえようとするあたりで。クァンシが人気出たあたりだな。だから読み返さないと! だったんだよ。あとレゼもバトルになるとだんだん判らなくなってきたので、目ぱちくり状態だったんだけど。んで今更の様に全部読み返したんだけど、また上手いなーと思うのが、ちょいちょい訳抜きの中国語だのロシア語だの出してくるとこなんだよなー。だいたい「ソ連」だぞ。これいつの時代の話なんだ。もしくは、悪魔の関係でソ連があり続ける世界線なのか。これ出し方が悪いと格好悪くなるんだけど、このひとの出し方だと、青少年はかなりときめくぞ。意味知りたくて根性でキリル打ち込んだりしたくなる類いだわ。クァンシが人気出た理由はわかるわ。つか8巻の巻末(笑)。岸辺さんも何だが、ずっと自分の嗜好が判らなかったんかいアンタ(笑)。そんで「私の女は助けてほしい」だものなー。むぉー。しかしデンジ、よく考えたらカバー絵で人間なのって7巻だけじゃん!何というかこれほどすっからかんにバカで可哀想なキャラ滅多にねえよなー。臓器売って親の借金払ってた生活とか何つかもう底辺も底辺すぎるから、この8巻のあとのつかの間のほのぼのがまー染みること!そんで上げといて落とすーーーーーっ! 今週号でどれだけのファンが突き落とされたことか!銃の悪魔でなくマキマがラスボスだとしても、一体じゃあチェーンソーの悪魔ってのは。(ちなみに銃の悪魔とマキマの対峙のとこのひたすら人の名前を羅列するっていう怖い演出はアレだ、NNN臨時放送に通じるもんだよ)これは最近考察もされてるけど、10巻くらいで〆るならそろそろまじクライマックスだから見逃せないぜ……ファイアパンチも8巻〆だったし、だいたいこのくらい、という長さがあるんだろな。さて本当、どう〆てくれるか!
2020.08.24
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ゴーイングマイペースな雉くんにMTBの初心者レースに出ることにされてしまっていた坂道くんーーーーーっ!一緒に買った公式ファンブックによると、「業界はじめてMTBを扱ったマンガ」ということになるそうで(笑)。まあ確かにロードに比べてMTBのレースのことはそうそう知られてないからなあ。作者はよく参加しているようだけど。これはこれで結構楽しめる展開だったざんすよ。特に初心者コースってことで、「道をあけてくれませんか!」のロードでやってた手段が効いた(笑)。これが上級者だと無理だよな(笑)。雑誌で読んでるから、だからと言って彼が~の流れは無いの知ってるからいいんだけど、それはそれとして、本当にこの子は人に頼まれると強いなあ。ファンブックの方はまあいつものメタ展開の書き下ろしあり。地味も面白かった三年生ー!。彼等が引退したら誰が部長になるんだろ。……坂道くんは無理か、「支えてやるから」でなりそう。今泉くんだと管理はできるけどどーかなー。案外ダークホースあったりして。なおどう考えても鳴子くんはねえよな、と思っているワタシでした。今後の展開としては御堂筋くんがどうなったかなんだけどなー。
2020.08.09
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マンガUP! のアプリを入れてしまったが故に(笑)。 しかし何だかんだ言って無料で全部読んでしまった故に(笑)。 つかこの話の前に「失格紋の~」を読んでたんですな。その時にふと思ったのが、「あれ? この主人公、可愛い女の子と組んでるけど全然恋愛にならないな?」ということだったんですな。で、やっぱり同じ原作者のこれを読んでみたという次第。 いや、ハレム要素ってできれば無い方がワタシは好きなんですよ。要素として面倒くさい。それが重要であるなら、重要である意味があって欲しいんだけど、大概ラッキースケペ的にそーなったりするのがなあと。 「家族戦記」の場合は、一応「義家族」/身近な他人+皆で異世界にやってきてしまった、という三人の気持ちと、単純に結婚詐欺師の父親の血と腕を受け継いでいるという理由がはっきりしているからいいんですな。そんで何より主人公にその気が無い。 そんでそれ以上に、この「転生賢者」の主人公ときたら、たぶん人間そのものにキョーミが無い(笑)。それでいいんか、と思うくらい無い(笑)。 スライムやプラウド・ウルフ達魔物の方がよっぽど興味や信頼があるという。 無論「信用できる他人」というくくりのひとは時々出てくるけど、表紙に出てくる美少女美女達とは本当に何にもない。向こうが密かに思っているのかもしれないけど、当人が本当に全く興味が無い。 何考えてるんじゃこいつ、と言えばそうなんだけど、「あー来ちゃったなあ何とかしなくちゃなー」だけで動いてるのが実に「強靱な元社畜」らしくて良いんだわ。ついでに無意識ワーカホリック。ブラック企業をブラックで戻りたくはない「なあ」と思っていても、戻ったら戻ったで「ま、仕方ない」で済ませそうな徹底ぶり。 とはいえ、「~なったら困るなあ」で、人々が知らないうちに脅威を排除してしまっているというのはなかなか楽しい。まあだからこそ、「無自覚賢者」なんだろうけど。 いやもうしょーじきこのひとが呼ばれた賢者ってことは読者には丸わかりな構造なのよ。ただ本人だけがそれに関する話をされても全くの他人事なんだよ。 アマゾンの初期の感想見ても何なんだけど、この彼のキャラを面白いと思ったひとはずっと読むし、そうでない人はぱっと捨てるタイプだな。 ワタシはこの自分を含む狭い環境の行き先以外には関心が薄い彼が何処まで行き着くか何となく楽しみです。 ただ! この話の問題として、主人公ゆーじがする決めポーズが少ないこと、表紙に出すと彩りが増す女性キャラが少ないことから、作画担当の方は同じ様な雰囲気にせざるを得ないんだろーなと思いますよ…… 実際帰る直前にオクで紙本まとめ入手して帰った頃に送ってもらうようにしたんですが、来たコミクス、殆ど色合いが一緒なんで並べるとどの巻がどの巻なのかぱっと判らない(笑)。 その辺り何とかならないもんですかねえ。 あ、ワタシはこの虚ろな目は好きです。
2020.08.08
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iPhone持ってったので、旅行中でも結構マンガ読んでたんですが! 毎日ちょこちょこってのは強いですな! そんで「如何にして課金しないか」も、データ転送量とか考えるきっかけになったよなー、という。 あとKindleで既に買ってあった本をDLするとかね。 まあそんな中で、まずこいつだ。 カクヨムに広告が入ってくる中で、どーんとまあ気になるもんが時々ある。んで釣られる。 それが吉と出るか凶と出るか、なんだけどこれは吉な方かな。 異世界・魔法・ハレム要素満載ってのはあまり好まないはずなんだけど、そこに「詐欺師」要素が綺麗な絵で入ってきたら、なかなかこれが面白かった。 何か「トモダチゲーム」と同じにおいがするなー、と思ったら案の定原作者が同じでしたよ(笑)。 何で広告の「この男~」と、「家族」の男一点がそういうことやってるんだ? という引き強い。 でまあ試し読んだら面白かったんで、まあ旅行中に4巻まで、5巻今日読んだという次第。これはKindleに入れてある。 あ、がんがんネタバレします。 表紙はバランスいいね。一巻が長女、二巻が次女、三巻が三女、そんで四巻でその背後にいるのが主人公。五巻は新たに出てきた特別なキャラってとこです。 そもそもの出だしは、ある朝色んな宜しい要素のある美人な三姉妹と主人公が揃って異世界に呼ばれ戦っていく羽目になるんだけど、最強の精霊と口八丁で契約して最強になってる主人公が興味深いんだよなー。 三姉妹も歳が離れているから父と結婚した長女が指揮能力持ちの「母さん」、あとは格闘技の猛者の「姉」、それに天才の「妹」。そんで主人公はひたすらこの義理の家族三人を守るために何かしらとんでもないものを代償にしているんだよな。精霊と契約するのに代償が必要なら自分が全部引き受ける、と。 そもそもがこの死んだ(というか……)父親が酷い奴で、結婚詐欺師だった。そんでその女の後始末(性的にも)を常にさせられてきた彼は、父親から詐欺師の手口と女の扱いを教えてもらってだな…… だけど新たな家族がいいひと達すぎて! このひと達を守るためなら……! と裏の汚いことをざくざくとやっていくという……(性的にも) なのだけど。 いやこの話、散々確かにエロい描写は多いのよ。巨乳多いし女性キャラは綺麗だし。だけど当の主人公が「魔力を秘めたローション使ったマッサージ」以上のことしているか、というとそこんとこはぼかされているんだよな。 ドラゴンエイジ連載だから、と言ってしまえばそれまでなんだけど、どーもワタシの思う彼の代償は、1.魂2.男性機能そのもの3.肉体 のどれかか全部じゃないかと思うんだよな。 というのも、女戦士が多い理由に、生命に直接関係ない器官が代償に使われることが多く、子宮を代償にするってのがあるわけだ。 それを家族にはさせられない! ってのがあって彼が三人分の代償背負ってるんだけど。さて。 この話の行き着く先は「帰還」なんだろうけどさ、さてさて。 ついでに言うと、所謂異世界ではあるんだけど、ステータス出す様なパタンではないのが読みやすい理由だと思う。 あと絵だな。綺麗な絵というのはやっぱり強い。 原作者は頭使って何とやら系が多いから、それをどう魅力的に処理するのか、という意味で美麗な絵を持ってくるのは正解だと思うのよー。 ということで、まずはこれでした。
2020.08.08
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これはですなー。分けなくちゃ語るのが無理。ともかく! ちょうど読んだ時期が12歳~中学生だったからもろシンクロしちまったんですよねえ……ちょうど花とゆめを買いだしたのが彼等の分岐点、養子に行く「クリスマスローズが咲く頃」が巻頭だった号からだったというのもあるんだよな。そこまでの四人が放浪しながらあれこれトラブルに対処して行くという話と違って、「定住」することと、「親」との問題、それにコミクス4巻で雪山で起こしてしまった事件をどう(彼等の中で)解決するのか、という問題というのを、コミクス9巻~13巻という中で全部何とかしようとしたのだから、まあ他のマンガと違っておっそろしく濃密で同時並行で行くんだからこりゃ当時の自分にがつんときた訳だ。頭でっかちの小学六年の自分がタバコ買って家の棚から酒くすねて「ばれないようにグレていた」り、「自傷癖がついてしまった」とかもろにスイッチ入ってしまったくらいですからー。で、現在フツーに売ってるのは白泉社文庫の別バージョン。2000年より前に出たバージョンとは違うのかな。ワタシが買い直したのは解説を市川ジュンや川原泉が書いてるものだけど。ということで文庫版収録で説明。↑文庫2巻まではこういう感じの、年上組が10歳まで、年下組が8歳までの話。後に「5年間待った」養子ということで彼等がだいたい最初の話で年上組が8~9歳、年下組がその二歳下。出会ったのはその一年前くらいということだから、年下組なんて4~5歳だよな。まあ放浪の資金はグレアムの貰っているという感じですが……ここまでの話で彼等の過去が出てくるんだけど、今更にして! 酷いな。放浪するきっかけとなる過去の初出順だと、・右端おでこ広いマックス 最初の妻=マックスの母親に逃げられ、後妻からは事情は不明だけど軽蔑された父親が腹立ち紛れに首を絞めて殺そうとしたところを逃走。三人に拾われる。・左端フリルつきアンジー 私生児。母親が女優になる夢を持っていたので伯母夫婦の家でそれなりに楽しくやっていたけど、小児マヒで片足が動かなくなる+母親が夢のために自分を捨てることを知った時家出。・上段サーニン 祖父と父の狭間で精神を病んで母親が死んだ後、しばらく失語症になって半地下に閉じ込められてたところを鳥が呼ぶ名で記憶を取り戻した後、放浪してたアンジーが根性で鉄格子から彼を助け出し、その後グレアムに拾われる。・真ん中黒髪グレアム 父親がパラノイア的な高名ピアニスト→彼にもなって欲しいと練習+指を傷つけると叱る 母親は父親の友人と逃げてしまう 優しい病弱な伯母が愛情を注いでくれるが、彼女のくれた犬で遊ぶことに父親が怒り、犬とグレアムの片目を壊してしまう→父親は伯父に「奥さんが死んだら角膜をくれ」と言う→伯母自殺→放っておかれていた従姉エイダは屈折して「お前は泥棒で人殺し」と言い立てる ……以上のことでさすがに「家を出る」と伯父に言ったら伯父が資金援助をする、と申し出。彼等の生活費は基本的にそこから出ることに。 とまずこの境遇ですよ! 親が信じられないのも当然な子供四人組! で、文庫1巻では発端と過去と、自分達を家族として迎えてくれる大人はいないのか、と彷徨う話。 まあこの半ばで一応グレアムとエイダは和解したのが救い。ここで彼等の味方が一つできてる。 そんでアンジーも何とか松葉杖無しで歩くことはできるようになっている。が、皆と同じ様に走り回ることはできない。その後も。2巻表紙は13歳くらいに育ったグレアムですね。ワタシが一番シンクロして引きずられたキャラ。この巻では彼が一旦父親と対峙することに。まあがんがんに杖で殴られたりしたけど何とかそっちの方からは一旦解放。その間に、前巻エピで母親から連絡を求められたアンジーも対面。だけどここでアンジーも母親を突き放す。出会ったひとの友人(このひとも親戚から「殺されるよりは幽霊扱いの方がましだろ?」と軟禁されていた)のとこに身を寄せてたんだけど、「山に登りたい」と雪山バスツアーに行く訳だ。それがまずかった。雪山遭難!グレアムはまだ父親に殴られた傷が癒えていない。更に事故で胸を打って悪化。呼吸が…… ということから父親の打撃であばらやってたんじゃないかと推定。サーニンもマックスもそれぞれ雪には決していい記憶が無い。サーニンはある程度もう克服してるけど、マックスはかつて父親が持っていた拳銃のせいで猫が死んだ時が雪だったということがまだ心にある。バスに乗り込んでいたのは拳銃を持った銀行強盗・ヘロインづけの歌手とマネージャー・かつて出会った友人とその他もろもろ。このかつて出会っている友人というのがありがたい存在。銀行強盗は遊びで計画したのが拳銃も用意して引っ込みが付かなくなって逃走。そして動けないグレアム以外の前で自殺。一方グレアムは痛み止めで歌手のヘロインを貰ってる。この時点では彼等は知らない。ただこれでだんだんグレアムがどんどんダウナーになってく(たぶん薬のせいは大きい+自分が三人のために何もできないのが重い)。その後サーニンが助けを求めに~と一人スキーで下りてく。彼は一応人里に戻れるが、ここで別行動に。一旦退場。他のもろもろの人々も下りる、と移動。彼等は後に死亡が確認。その後歌手がマネージャとケンカ。何処かに行ってしまう。彼女を待つ彼に、子供の慰めはしんどかったのか、突き飛ばしてマックスが手を火傷。ここでまた痛み止め。マックスは夢うつつ。なおここで銀行強盗の銃があることに注意。そんな中で口論になったマネージャと残りの二人。グレアムが首を絞められそうになったことで、マックスの過去がオーバーラップして「やめてパパ!」と拳銃を撃ってマネージャの頭にヒット。林に火を付けたことで送り出してくれた居候先の男が見つけてくれたけど、ここからもう色々狂い出す。「マックスが」男を殺してしまった、という事実がこの先の彼等にどーんと重くのしかかる訳だ。アンジーは死体を隠すのに「幽霊」な友人の手を借りて何とかなるんだけど、ここで「グレアムが狂ってしまった」こと+歌手のヘロインが見つかり、逆に銀行強盗の拳銃が見つからない(アンジーが持ってる)で事件性があると考え捜査を続けると。このグレアムの「狂ってる」は、・マックスに話しかけられても反応できない・片腕がちぎれてしまう妄想・一睡もできなかったと思うけど実際には寝ていた・望遠鏡を逆さまに覗いているような現実感・のちに少し回復した時に唐突に行方不明のマックスの声の幻聴ということで、何となくイメージとしては鬱の滅茶苦茶酷い奴になっていたと思われるんだな。回復に二年近くかかってる。ところがこの「自分に反応してくれないグレアム」に「嫌われた!」と思ったマックスが迷子→列車に乗り込んでしまった→遠くの施設に収容という流れ。グレアムはエイダの友人の住んでる別荘に匿われる。ここまでがこの小さい頃のはなし。3巻表紙は初期マックス。まあイメージというものはずっとつきまとうということですな。2巻最後の辺りからしばらく彼がその後どうしたか、という話になる訳だ。施設に引き取られ、皆だったらどういうか? と考えつつも、何とか一人で施設+学校生活をこなしているマックス。で、一年半~二年後くらいに、やっと回復したグレアムと、この時点では既にサーニンを探し出してはいたアンジー、それにエイダとその友人で彼等の家主のオフェーリアが一緒に探しに行くという話。彼等に限って言えばそういうことなんだけど、そこで「施設の子」と「普通の子」の違いに悩む子とか、それを管理する側の悩みとか、色々ありつつ。まあ何とかマックスが復帰。そんで時間的には前後して、少し前にアンジーがサーニンを見つけ出しているのだけど。彼は彼で最初に転がりこんだ人の父親がやってる馬の牧場でしばらく過ごすことに。ここは野生児な彼に合ってたようで、「おじいちゃん」と呼ぶ家主から、誰にも懐かない馬を攻略したことで「馬主にならないか?」ということに。その馬が「おじいちゃん」の娘によって詐欺に使われそうになったことで、少し前に合流できた彼等が組んでいろいろ。そんでまた四人になるんだけど、今度は基本的にはオフェーリアの家に馬を置くということもあって、ベースにし出すわけだ。で「馬のエサ代くらい稼いでこい」と放り出されたバイト先での事件でもやっぱり父と子の諍いがあったり。あとは何と言ってもグレアムの父が亡くなるエピですな。ここでも平行線変わらず。グレアムは悲しまないし、せいぜいレクイエムを弾いてやるくらい。むしろ自分の気持ちのために。そんで父親の方か遺言でグレアムを眠らせてまで角膜提供するという。当人は「いらない」とがんとつっばねていたけど。そこで両目見える様になるという。つづくっ。
2020.06.23
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単発でなくて二話目出たんですね!良かった良かった。前回命の危険まであったブラッド君ですが!とりあへず霊が見える様になってしまった体質でゴーストD・Jを続けております。現れたるは相棒志望。まさかの! あのひとの息子とは!いやまあ何というか、昔のあの「ポリスの『ヘルプ』をかけてくれ」エピを思い出しましたよ!何かあってラジオ局が占拠されたらビートルズの「HELP!」をかけるというアレ転じのエピは好きだった。そーいえば確かに一昨年短波放送にちょっとはまった時、確かに宗教の時間とかよく聞こえてきたもんなあ。ラジオでのそういうのは今でも続いてるのかな?しかしオチが(笑)。見えないひとじゃなく(笑)。ところでドナルドっていつバンダナ主義やめたんだろ? この時間の経過からしたら幾つか、というのはまあおいといて(笑)。
2020.06.17
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何で三原順かと言いますと。友人が「ビリーの森ジョディの樹」をよーやく読んだ、という話を聞きまして。↑は未完作品なんですね。三原せんせいがお亡くなりになってるので。残された原稿やネームから復元されたものを今となってはあの80年代花とゆめ時代人気作家だった方々が協力して再構成したという。……ので、そのあたりの作品どんなんだったかなー、と思ってとりあえず短編集を見たらですな。きたわーーーーーーーーーーーーーーーー。えぐられっ!何がえぐられって、この表紙の彼女が「家族の中の黒羊」だった中でのサバイバルと、ようやく抜け出したと思った地での幸福が、よりによって息子によって破られてしまったということなんだよな。ページ数的には決して多くは無いけど情報量すげえ。ただ更にもの凄いと思うのは、「このマンガ誰の固有名詞も出してない」んだよな。んでワタシそれを数回読んでようやく気付いたという!私・母・兄・彼・彼女・息子という主人公にとっての関係性だけで描いてるんだわ。主人公の気持ちがあんまりにも辛すぎたので気付けなかった。「私」は三人の優れたスポーツ選手の兄の下の一人娘。最初に登場した場所がセラピストのとこ。母親が何処もヤブだ、と言って何人ものところに通わせられてる。主人公はどう見ても普通体型。ごくごく普通に「勉強は一人で静かにやりたいし本も読みたい」と思ってるだけ。だが「やせ過ぎ」「一人の部屋に籠もりたがり」と母親に決めつけられている。というか、家族全体がそう思ってる。恐ろしい……そういう「私」の家の食卓。乗りすぎる程の食事、それが普通だと思っている皆。基本的に雑。多すぎる食事にドクターも驚いてしまう。その後に「遠慮せずに」と楽器演奏を進められる。ドクターは判ってくれたけど、母親はヤブと決めつけるのみ。彼女は「擦り合わせてみる」ということで、診断書だけきっちりもらってくる。そして何とか読書時間を維持したいがために、フェンシング部に入っている、と嘘をつき、「決して自分の家が普通という訳ではない」ことを判らせてくれた友人の使用済み着替えを借りてくる。ところが何とかして多すぎる夕食を食べるために昼の弁当を捨てていたのを長兄にばれてしまった。彼女は無理矢理ソフトボール部に入れさせられる。この目!↓ どうしようも無い怒りとかもがき!中途半端に運動神経はあったのでソフトボールがある程度できてしまった。けど中途半端だから、反抗することも読書をする余力もなくなってしまっていた。―――のだけど、そのおかげでアキレス腱を切って入院。その横のベッドに居た女性の紹介で得たバイト先が本の整理だったことで、「やっと本が読める」ともううれし涙。そしてそこの甥と次第に仲良くなって行くんだけど、彼もすぐには彼女の恐るべき環境が信じられなかった。「10歳の時にはフォアグラ用のガチョウに同情して泣いてしまいました」という彼女。そのお弁当。↓ 彼が見ても多い。そして彼と一緒になる、ということをその頃家長代わりだった長兄に話し、その時はとうとう通すんだけど、それは彼女の思う反応ではなかった。兄の目に映っていた自分はやっぱり「スポーツをするまではなまけもの」「やり通した自慢の妹」「だから応援してやる」いやそれ冗談じゃねえ、と叫びたくなりますよ全く。そんで結婚して、何だかんだで遠くに赴任してよーやく望んでいた穏やかな日々、実家に帰らずに済む日々を過ごすんだけど、母親が事故で。ところがその母親が最期の辺りでこれだ。この言葉も兄にしてみれば「妙なこと」で。彼女からしたら判りきっていたことなのだけど。……で、その時に妊娠してることが判るんだけど。生まれた子がまた隔世遺伝で。母親や兄達によく似て騒がしいし片付けないし声もでかい。だけど声がでかいのは「私が鼓膜を破るようなぶちかたをしたから」とあるから、彼女が耐えられずに暴力を振るってしまったことが判る。「あの子はひと時もじっとせず動き回って……腹が苦しくなるまで食べ……賑やかに過ごすのが好きなんだよ 君も気付いてはいるんだろう?」夫が気を遣って彼女を一人にしてやるのだけど。自分のしていることが母親と同じということに気付いてどうしようもない気持ちになるという。「喜劇が一層滑稽になっただけの事……」「そうよ! 私と母さんが同じなんて とても 滑稽だわ!」そして恐ろしいことに、好んであえて母親の「口を閉じた写真」を持ってきていたはずなのに、足元に落ちてきたのは「歯茎が見える程の笑顔」になっているという……! ホラーだ。そして最終。旦那がいい人で事情をよく分かっているからまだ微妙に救いが無い訳ではないけど、絶対にこの子を愛せないことが予想がつくんでなあ…… くーるーわーーーーーーーーーーーーー90ページ弱の話でこれだけみっしり詰まっている話ってもう!何というかこの名前が無いだけに読んでいて同化しそうで怖いくらいの話でしたよ全く。これがまだワタシも呪縛が解けてない時に読んでたらどれだけなあ。当時読まなくて本当に良かった。
2020.06.14
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作者買いなBL作家早寝電灯さんの新刊ー。結構テンポ早いなああああ。嬉しい。華ありまくりのアイドル×女装癖のある音楽/芸能インタビュアーの、最初から好き同士だったのに過去とか性格とか色んな要素で三年間ひたすら仕事だけの間柄だった二人。女装してた時にばったり出会ってさあ大変。そこからずっと変わらなかったスタンスが進展してく、という!この方の作品は何だかんだ言って恋愛の成就=気持ちの解放なんだよなー。不器用な方法だけど、アイドルの方がインタビュアをインタビューしたりして、心を開かせていく過程とか。ここでは「小さな頃女児向けアニメが好きだった」→変身の意味の女装をやってた彼が、何だかんだで関係にたどりついた時、アイドルの方がインタビュアを女装させてやりはじめるんだけど、どんどん進んでいくうちに化粧とかウイッグとか取り去ってしまうというのがミソ。んで今回は設定がいつもと違って自然とかあまり関係ないところだから、その描写につなげられないこともあってそーとーいつもよりどーん、とストレートにきてます。そんでアイドル四人組なんだけど、一応名が出てて、兄貴性分のひととかちゃんと分けてるあたり、スピンオフもありそうな感じですなあ。ともかく今後もひたすら応援。空間を斜めに横切る様な「空気」の表現がこのひと好きなんだよなー。以前の同人誌の時の、「見つからなかった子供向けの図鑑」の時の表現がすげえ好きだった。ああいう感じ。そういうのはできるだけ止めないでほしいざんす。
2020.06.10
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今回はhttps://www.youtube.com/watch?v=P3acbHNjE28&t=311s【漫画家による極限の漫画分析】れいとしょう#6 山田玲司vsきたがわ翔☆傑作マンガプレゼン対決!!山田玲司のヤングサンデー YouTubeで(真ん中から後のきたがわターン)実に興味深かったんで入手してみた冊子。同人誌サイズの薄い本。……元々は900円でしたが、たぶん発行部数も少なく、プレミついてもちょっと欲しかったので()くーーーー。ちなみにこの「れいとしょう」というのは、マンガ家山田玲司ときたがわ翔の二人でマンガもしくはマンガ家の紹介とか考察とかしていくという、このチャンネルの一つのコンテンツなんですね。これが毎度だったらこのチャンネルにずっと登録しておこうと思うんですが残念ながらそういう訳ではない!いや実際「マカロニほうれん荘」回は神回だと思うし「たがみよしひさ」回も凄い。ただその凄さはきたがわ先生がクロッキー帳に良いシーンとか「模写」して!やってくるのが大きいと思うのね。まあこの先生またその模写が凄いのよ……んで、この谷口ひとみというマンガ家さん…… になる前にお亡くなりになった方なのですが。1966年! ワタシが生まれる前! のデビュー作どす。高校二年。で、二作目を書く前に自殺なさったという…… 顛末がこの冊子には出ておりました。当時の掲載されていた少女フレンド(講談社)では急性の腎臓疾患ということにされていたけど。……まあそのままは書けないわな。なのですが。きたがわ先生曰く「およそ少女マンガ史上もっともみにくい女主人公」がエリノアなんですね。正直百田尚樹の「モンスター」に出てくるどんどん整形して美女になっていく主人公の元の顔と全く同じタイプ! ともの凄くびっくりしましたわ。↓ね。 この時出てくる二人の王子。黒髪がエリノアの好きなアルバート。金髪がエドモンド。この四段構成は基本なんだけど、滅茶苦茶バランスが良い。その上書き込みのバランスも。この当時は無論スクリーントーン文化の前ですから! 全て手書き。で、馬鹿にされたエリノアは何とか心だけでも、と思う訳ですね。そんな時にお祭りがあって、皆お出かけ。この三人のシンクロ具合が実にオペラというか宝塚歌劇的というか。この子達は悪気無しに「着れる服が無いのね」と言って行く訳で。そんで女中部屋に戻ってみると、ドレスがある訳だ。少しでも着てみると……うん、凄くわかるよ……そんでそこに仙女が出てきて、シンデレラよろしく時間制限と条件「水には本当の姿が映ってしまう」つきで美しくしてくれるんですね。↓ これね。全て兼ね揃えた美女みたいな。で、エドモンドからの誘いは断って、アルバートが踊ってくれるのね。その後いきなりプロポーズされるんだけど、湖に移動したことで正体がばれる訳なんだな。そこで基本優しいアルバートの独白。きたがわ先生曰く「身も蓋もない」。ちゃんと王子の髪が乱れてるとこが見事。それでも一人の少女の心を苦しめてしまったことには変わりない、と沢山飲むと毒な酒を飲んでしまったんだな。で死にそうなアルバート。魔女だと言われて捕まってしまったエリノア。―――の前に仙女がまた現れて、「彼を愛している者の命を引き換えに」ということで、母親王妃を殺せ、とそそのかせる訳だ。生き返らせる、ということで牢から出してもらった彼女、出してもらうんだけど、このコマの空間の描き方は凄いよ。奥行きとか。でも結局王妃もいい人すぎて殺せなくて、エリノアは自分の命を…… と仙女に頼む訳だ。「アルバートはあなたのことは忘れる」それでもいい、と。で翌朝、すっきり起きたアルバートだけど、「女中が一人死んだ」という知らせ。からかっていた同僚も、ひと目見てやって欲しい、とお願いする訳だ。なのだけど! ↑ アルバートはエリノアのことなんか忘れて結婚して幸せに暮らした、ということで。「でも」エリノアは幸せな少女だったのではないでしょうか? と問いかける訳だ。おはなしとしては、「みにくいあひるの子」+「シンデレラ」+「人魚姫」を当時の少女マンガ文法で描いているとは思うんだけど、人物配置と伏線がよくできてるんだよなあ。相当計算して描いてると思うよ。そんでこの解説をまんだらけの辻中さんが書いていて、「内容的には理解できても感情的には理解できない」し「惚れ込んでいない」が、少女マンガ史的に「インパクトを残した」と書いてるんだな。ワタシ的には「実にまあ理解できる感情」だわな。・ともかく生まれでどうしようもない容貌+体型・「悪気の無い」容貌に関しての悪口を投げられる・「せめて心だけは」と思う・だけど皆が普通に着られる服が鏡の中の自分は似合わない・着られない・どうしようもなく辛いこれはもう、まー女子なら大概わかるわな。ただこれが現代になると「モンスター」の様に整形復讐譚になって行くんだけど、この当時はそういう話にはならないわな。そもそも作者がこの年では。それに何と言ってもこの話、「根が悪いひとが居ない」んだな。そこが作者の気持ちの純粋さの限界なんだよな。というか、昔ながらの少女マンガに至るまでの何とやらというと。時代も悪かったかもな。「真面目で頭が良すぎてそれでいて家族を信頼できなくて愛する人には尽くしたい」という作者は何か「見えすぎた」んだろな。あと二十年遅く生まれれば楽だったかもしれない。何せそういう子山ほど出て好きなことをどんどん描ける時代が来るんだから。
2020.06.09
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定期的に出ることのうれしさ()はいともかく前巻から続いている玉狛第2にとっての最終戦!の、一番ばたばたばきばきしている部分ですね! *カバー表紙 千佳ちゃん二度目! しかもこの色は「弾を上げているからの影だな」! だからこそのこの全身のラインが逆光! 画面だとその辺りが判らないんだよね、そもそも明度彩度調整しているから。 いやそれ以前に暗くしているから手を挙げてるのかアイビスなのかもわからなかったざんすよ…… やっぱり自分紙の本派だわ……*折り返し 先生のインドア派宣言…… ありがとうございました。*表紙裏 玉狛二度目の紹介! 全くもってこの二つ名(笑)。……修六つも傷あったっけ……ある……んだろうなあ……脱がせば。 遊真の「乱反射する男前」……うん、元から男前だけど更に上がったね……元々の年齢で黒遊真だったらとりまるより女子人気凄まじいと思うぞ…… 今は男子人気(先輩後輩)の方が多そうだけど…… 「見よ白米のパワー」千佳ちゃん。今回の凄まじさ、なあ…… そんで前巻であった食いまくる白米。あんな身体に何処に入るんだああ! の。そうか白米パワーね…… オペうさみ。「なんという労りと友愛」。確かに優秀よりそっちが特化されてるよな! でもそれ何となく彼女が「元風間隊」だったことと繋がっている気がするのは…… でも「重い過去話とかなさそう」とか書いてあるしー。先生ーーーーっ! 何で風間隊やめたんですか彼女っ! そして「バトルこなみ」。うん、さすが桜子、王子隊の中でもきちんと王子だけでなく蔵内を配置しておくことが素晴らしい。……つかこのアイコンに描かれてるの、双月(斧)ではなく、剣の方じゃないですか! もしくは弧月(短剣)!ぅをい!*内容 188話。 ヒュースバトルロイヤル。相変わらず。 個人的にはここでひたすら「位置取り」してるみずかみんぐが気になるざんすよ。やっぱり彼トリオン量実は3とかじゃね? と思うんですな。明らかに修と同じ系じゃね? 4の木虎が「今は普通です」で、2の修が普通なら戦闘員やらないレベルなんだよな。だったらその戦闘員ボーダーラインがトリオン量3で、その将棋でつちかった頭を買われている感じがするわー。 それとこなみが何だかんだ言って戦闘を良く知っているということだな。当たり前の様に両側の心理読み解いて、蔵内が「あると思います」だから、こなみの方が確実に読み早い訳よね。 ヒュース。の動きはさすが。何と言っても表情の変わらなさがさすが元々軍人。 そんでイコさんだ。このひとが動くと射程が滅茶苦茶広いので画面が広く感じる。んでもって「アクロバティック生駒旋空!」と佐鳥が言ってるのが(笑)。更にそこでちゃんとカメラ目線で落ちるぶれなさ。 189話。 イコさんの旋空はやっぱりタメが大きいのかな。出す時は素早いんだけど、やっぱり居合いになっている以上、見える範囲だと気付かれてしまうというか。ってまあそれ自体をフェイクにできる訳だけど。 しかしこのバイパーはえぐい! 曲がり方が殆ど那須さんのそれやんかーーー! これがA級の映像見て研究したならともかく那須さんの試合見てた彼としては確かに鳥籠的なものになるわな。そんで残りの弾を海くんに飛ばすとは。……さすがに二戦目の新人がこの軌道描けるとは皆思ってなかったろーなー……いや、予想してたか、みずかみんぐ! やっぱり一番修に近いのこのひとじゃね? やることは補助に徹してたけど、読みが深すぎる。 ヒュースの「お願い」は強いな。彼的にはその前の話し合いの時の言葉を伏線にしておいたんだとは思うけど。 190話。 カラー見開きだったこれはよろしかー。 この回は弓場隊がらみ多し。なんだけど、ふと気になったのはシールドの形なんだよな。 六角形の奴と丸い奴があるけど、どう違うんだ? 形を変えられるのが丸とか、そーいう何か理屈があるのかなー。 んでシールドと言えば。さすが二度は失敗繰り返さないな千佳ちゃん。ちゃんとハウンドの上にシールド張って! つか彼女全体シールドで自分の爆撃からも守れるくらいだから気をつければ無敵なんだよなー。修が「ハウンドで相手の動きを崩して」でそこまで自分で考えたのかな。だったらそれも。「次はちゃんと当てる」と飛び降りる姿はだんだん勇ましくなってきてるよ! しかし弾丸と言えば! 二宮さんのホーネットすげえな! 191話。 さりげなーくあちこちにスパイダーな修。で、ちゃんと帯島ちゃん戦で役立ってるよ! あと弓場ちゃん。うわこのひと普通に蹴り入れてますがな! 加えて二丁拳銃だからトリオン戦って感じがしねえ! そんで「技に歴史あり」。諏訪さんが割と早めに入ってる組だから、その後の話なんだわなー。うわーはよBBFの後に出たキャラのデータ補完ブックが欲しい…… いやいやいや無論先生の体調が第一ですが! でもそのガンナーの中での諏訪さん参考→弓場ちゃん射程→生駒旋空だったら、この辺りの入った時期とかやりあった時期とか気になるー。いつ関西組は入ったんだーーー。 そんで遊真と帯島ちゃん。確かに遊真は先に見せてはいたけど、無論見せておいた分でのフェイクしかけて…… スコーピオンピンボールは絵的に魅せるなー。そんでこんな涼しい顔で「強くなるよ 俺が保証する」おい。おい! 男前度がまた上がりやがってもう。 192話。 理論は全部蔵内に任せてる感じがするんですが! 確かにこのひとは「会長」で、なおかつ頭使うシューターですが! そしてシールドですが。……二宮さんのシールドのみ円で、他が六角ってことかなー。それにしてもシールド出しながら間合いに入ろうとする突撃の弓場ちゃんへの攻撃のえぐさよ…… 193話 ……やっぱりまずオフ弓場ちゃんの「割と普通の優等生感」ではないでしょうか! 当真なんかはオフでもリーゼントだけど、弓場ちゃんのあれは戦闘服の一環ではないかと。眼鏡も普通のだし。 そんで蔵内のハウンド解説。いやまじ本当に弾の解説のために彼呼んでる感じが大きいですな(笑)。彼は彼でかつての試合ででかいホーネット使ってたりするから、色々研究しているんだろうし。 194話と195話は前に雑誌読んだ時に書いたけど、シールドの問題がまだひっかかってるんだよなあ。遊真も使ってるし。丸いの。わからぬ。 196話 終了~解説~ こなみの疲れ方が半端ねえ…… 後輩思いが過ぎる…… ここからは王子も解説が真っ当になってきて、蔵内と一緒に真っ当な分析をしてますなー。 ちゃんとこれがプランBってことも見抜いて、なおかつ遊真のブレードの作りも看破してる。いやー頭脳派だ蔵内。 玉狛での陽太郎の疑問にレイジさんまでがうなづいたとこで、千佳ちゃんのメンタルのことを読み解いてる出穂ちゃんー! そこでレイジさんすらはっと気付いた様な感じがあるところから、こりゃもう絶対この子は玉狛入りだと思うんですが…… ヒュースのこと知っておいて何ですが! もうここで一緒に観戦してる時点で! そんで最新号、中位最終戦に行く訳ですよ! まあこれはおいとく。確かに上位戦はレベル違うよ…… 何つーか、えげつない。 ちなみに最新号は実にレアな「葦原先生の下書き絵」が出てきますが、……ここまで下書きした上でのペン入れなのかと! 以下はそれ以外の情報。*……の間のにのまるブロマイド 撮影風景が楽しすぎです(笑)。*そして部隊エンブレム ……さりげなさ過ぎますが…… どこかですでに…… 書いてないと思いますが…… 書いてましたったけ…… とりまるがかつて太刀川隊に居たなんて…… 出た理由としては唯我とは無関係で「遠征には行けない(もしくは一回行ってみてこれはやばいと感じた)」からじゃないかと思うんですよねー。だけど一位に居る限り行かなくちゃならなそうで。だとすると、しおりちゃんが移ったのと同時期か、その前じゃないかと。どう見ても彼はお金のために働いてるふしも大きいのでなあ…… 家族のために…… 下手に遠征行って何かあっても困るし。で、もともとレイジさん迅さんこなみの玉狛に二人が加入して、オペが増えたからゆりさんはスカウトに出かけた、と考えれば何となく合うんだけど。はて。*三門探訪・お好み焼きかげうら。 遊真……毎週の様に行ってコンプリートは近いって…… 一回にどれだけ食べて…… いや皆で食えばいいのか。そもそもゾエさんとカゲと、なんだからそりゃ色々食えそうだな…… 焼くのはカゲだし、ゾエさんが大量消費しそうだし……・たいやき屋鯛餡吉日 ……ヒュース(笑)。 *先生の中の六人格 ……生きるのが難儀な方だなあ、としみじみ(T_T) 次は12月ーーーっ!
2020.06.05
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電子で1冊無料、ってのはやっぱりこれはかなり読む奴には効くんだよなーくそーんで今回はこれですがな。↓この作者の絵はどっかで見たことがあると思ったら、メロディで「王女の条件」描いてたひとなんだなー、と。1巻読んで「……安く続きをっ」と思って検索したら出てきて納得。ちなみにやっぱり1巻読んで面白そうだった日高ショーコの明治初期百貨店話と迷ったんだけど、何度か読み返すか? と訊ねられた時にこっちだなー、という感じでとったざんす。んでこの話は戦後ちょい、講和条約結んだあたりですな。35歳くらいの料理人ヒロインと20歳くらいの大学生三男坊が何だかんだで結婚して、京都の店を建て直していくという感じの。年の差ラブと時代の変化と京都とごはんものの四段構え。その上小学生の養子が……! 旦那の方をお父さんと呼んでるけど、まだヒロインをお母さんと呼んでいない、というかどういう背景があるのかがこれからなんだよなあ……んで4巻末でよーやくやりましたよ!でもまだこの人達、気持ちがもだもだもだもだしてますがな!まだ戦友感だなー。旦那有能だけど若いしなー。しかしまあ何というかヒロインがそう老けて見えないというのは少女マンガ文法……仕方ないとは思うしこれからこの時代は出してくるひと居るとは思うけど、昭和30年辺りだと30代というのはまあ何というか既にそーとーおばさん感があったんだよ……民法変わる前は15歳で女子結婚できたから、下手するとその歳は孫が居てもおかしくない時代なんだよな。実際このヒロインは最初の旦那を戦争で亡くしてる訳だし。その時点で子供できていたら、……なあ。とはいえ、案外当時は年の差とか女の方が年上云々ってのは、結局は「情報の波」がある人々の中でしか関係無いんだよな。男子そーとー減っていたし。まあ下手にそこでつっつかない方がいいか。とまあここまで書いてしまったけど。でもまあフネさんが終戦時に40代そこそこで、カツオワカメが小学生と幼稚園前だ、ということを考えれば35歳でも子供はいけるいける。しかしどういう着地点を目指しているのか? さてさて。
2020.05.30
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読んだことなかったおおもとの作品っていう「過刈り狩り」が入ってるっていうの初めて知ったんでまーキンドルで読んでみた。……んですが。いやまあ、冒頭は「珠世さまあああああああああああ」ですがな。惑血とか出てくるし。ただし! 単品で読んだら確かにこの話、「誰に視点を置けばいいのか判らない」話なんだよな。今だから「珠世さんと~愈史郎だぁぁ」と思えるけど、鬼滅読んでいないと彼女達に感情移入できないし。ただ当時から彼女は美しいよね、という。ところで。「肋骨さん」読んだ記憶あるわ! このタイトルには記憶がある! ただし内容の記憶無い!「蠅庭のジクザグ」もきっと読んでいるはず! ジャンプはワンピが20巻あたりの頃から毎号欠かさず、旅行中さえ! 買っているんだから。だが記憶に無い!ということは、やっぱり最初の話を連載仕様に、と同時にそこまでの経緯でキャラを練ることができたからですな。「ジグザグ」には鬼滅で出てくる様な起伏のあるキャラが出てきてるし。ただ舞台設定として、現代もの作品はやっぱり弱いな、ということもあるし。何より時代ものの方がやっぱり作者が好きそうだしな。ちゃんとずーっと鬼滅のコミクス揃えてたなら、きっともっと先に買って「はあはあなるほど」と思ったんではないかと。ジャンプという雑誌を現象とか編集側の意図とか、読者の趣味とか、そういう観点で毎号買ってるワタシとしては、その視線で読みたくなるコミクスでしたわー。
2020.05.29
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いやーすっかりいちゃらぶになってますよ!↓なのですが、内容はむしろそのいちゃらぶそのものよりは、周囲の話。旦那リツくんの友人と妹分がくっつく話がメインで、あとは城砦の兵士との交流。閉鎖的だった村人も次第に変化していく…… という感じですかね。連載はネットで無料で読める類なので、ちゃんとチェックしていればまとめは紙の本がいいけど、中途はそれで充分!次の巻は里帰り編だしー♬
2020.05.29
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前に「Ⅱ」の方の感想書いたけどさー。そんでちゃんと旧作読んでいたと思っていたけどさー。……何ってことない。忘れてたわ、この文庫本における6巻以降。よーすんにFHHが抗争起こしてヤチさんが死んだとこの後の話がどうにも頭の中で記憶に残らなくなってたよーです。ってまあ、時代的にちょうど自分の高校時代とだぶる訳ですよー。この話は。記憶に強烈だったのが↓まで。クオリティは高いわ! だいたい一話完結ものが多くて、時々シリアスな続き物になったりするんだけど。これは当時、「少年キング」から「少年KING」になって、「花とゆめ」みたいな月二回発行になったのが関係あるからと思われ。最初がほぼ初心者だったマジメ君がそんな自分が嫌になって当初はMBX(50CC)に乗り出したとこからなんだよなー。まあ当初の設定では友人になるしげるが「勉強しなくても10番以内に入れる」という「ゑ?」ということだったけどなー。ともかく下宿してる限定解除組のかな子さんの影響もありーの、途中で普通二輪とってMVXに乗る様になって~ クラスメートで当初は主人公のこと好きだった女の子の従姉妹な他校の女子及びその仲間がモペットチーム作ってマジメな族(っていうとおかしいな)をおちょくったりして…… まあ当時スクーターはヘルメットしなくてよかったっけ? という記憶が横切ったり。まー実際コメディパートで起こしてる事故も、途中のシリアスパートで起こってる事件や抗争も同じくらいケガとか命取りになるはずなんだけどね。まあともかく5巻表紙のヤチさんの死が↓6巻以降に影を落とすのだなー。一つは何と言っても主人公が東大落ちた……ただな!この時代はまだ「浪人して予備校」という選択肢が割と当たり前にあったんだなあ! と今更の様に感じたよ……そのまた一昔まえの70年代ドラマ「ムー」では息子の拓郎が一橋に三浪しているくらいの設定で、つまりはそれだけの気持ちの余裕があったというか……今どーなんだろ。そこまでして入りたい大学ってものになってるかなあ?まあともかく6巻以降では皆さん身体とか心に傷を負いつつ受験だったり就職だったり短大だったり、番外編でヤチさんがFHHをやる流れの過去編だったり、母違いの妹が出てきたり、最後が主人公の彼女となっている子のお見合いをぶち壊す話だったり。あー懐かしきかな80年代。たがみよしひさもRZ350を「我が名は狼」でがんがんに出してたなー。あの時代ぐらいだけだなあ(笑)自分がバイク乗ってみてー! と一瞬でも思ったのは(笑)。……ところでこの6巻の主人公ケンちゃんの予備校合宿に出てくるお嬢さん方二人がカプだったり、彼女達が退場した後にケガしまくりのケンちゃんがしげるに「同性を好きになる気持ちわかるよ」で退かれないとか、その後にヤチさんの記憶とか出てくるあたりなー!そもそも元々ヤチさんに惚れ込んだということで右ピアスしてたマキだって一応このペリカンロードでは一見FHHの残され組としてのサチの方を選んだ様に見えるけど、「Ⅱ」ではレーサーで海外に居る→つまりこの話の中でヤチさんの妹のスカウトをどっかで受けてる「かもしれない」訳だよなー!この二人に影を落として格好いいとこだけ見せて去ってったヤチさんよぉぉぉ!それに比べると何というか、ケンちゃんと「5年付き合ってた」と言ってもユニコは果たして「付き合っていた」と言えるんか?そらまあお見合いをぶち壊したい程度にはアレですが。明らかにこの話「告白」とか無いぞ、男女は殆ど。流れでくっついてるぞー! つかくっついてる自覚ねえよなケンちゃん…… とかとかとか。記憶から抜けてる部分読み返すと新たな発見があるものだよねえ!
2020.05.27
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いやもうまずアンサイクロペディア内のこのルーデルさんの記事と言えばその界隈では有名ですが。あれですよ。ウィキのジョーク百科事典・基本嘘です、のこのアンサイクロペディアにおいて、>・スツーカ大佐・ソ連人民最大の敵(スターリン公認)・スツーカの悪魔・アンサイクロペディアに嘘を書かせなかった男・空の魔王「自らを価値無しと思っている者こそが、真に価値無き人間なのだ」〜 ハンス・ウルリッヒ・ルーデルハンス・ウルリッヒ・ルーデル(Hans-Ulrich Rudel、 1916年7月2日 - 1982年12月18日)は、第二次世界大戦の際に活躍したドイツ軍人。航空機パイロット。朝起きて牛乳飲んで朝飯食って牛乳飲んで体操して出撃して昼飯食って牛乳飲んで出撃して晩飯食って牛乳飲んで出撃してシャワー浴びて寝るという毎日を送っていたら、何時の間にか戦車519両を撃破し、世界最強の戦車撃破王になっていた。航空機も9機撃墜しており、爆撃機パイロットの分際でれっきとしたエースである。かつ30回撃墜されているので被撃墜王でもある。間違いなく彼のスコアは世界記録であり今後絶対に更新されることはないだろう。むしろ更新されたら困る。 ……と冒頭で記述されていて、その内容も何というかトンデモないお方なのである。 途中でこうあるんですよ。>注:アンサイクロペディアは、嘘と出鱈目にまみれています。以上の文章も嘘や出鱈目である可能性が高いです。以下の文章だって嘘や出鱈目である可能性が高いんです。……と、言いたい所ですが、アンサイクロペディアにあるまじき事態なのだが……ルーデルの逸話は全て事実である。なんてこった!と言わせたお方です。 ので、この方の自伝「急降下爆撃」は読んでみたいと思ったんですよねー。 ただ高かった! 近年まで! だがしかし去年の12月末に新訳が出たんですな。しかもホビージャパンから(笑)。 ただし「試し」で読むにはなかなかな価格なんで、ポイント使ったけど(笑)。 で、ホビージャパンで「軍事選書」の中で出てるだけあって軍事関係の動きとかどーとかがよく判らない読者としては「よみづらい」。 いや仕方ないってば! 所謂伝説な部分は第十三章あたりからだし、ともかく段落換えが少なすぎ。これはもう原文がそうなんだと思うし、訳者もノリノリなのは見てとれる文体。 まあ読みやすさより忠実さとこの一人称文章のノリノリさをとったと思うんだな。 なのでワタシの様なミリタリーにさほど詳しくないけどルーデルさんを知りたいと思う方々は、前書き読んだら十三章あたりに飛んで、どんどん後ろが交代していくとかケガしても出撃してくとか、「飛ぶな」と総統に言われても「飛ぶ」となる辺りとか、ともかくそこからは面白い。 なおそれまでの部分は、無論ミリタリ好きには判るだろうし興味深い部分どす。単にワタシにそういう空間的読解力ないだけです。 ともかく3000円以下で出てるよー、ということで。
2020.05.26
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いやまじびっくりしたざんすよ。だってモンスターDJって言ったら、あの懐かしき80年代、花とゆめで山下せんせいが書かれてたものですがな。山下友美せんせいと言えば、DJシリーズと、花とゆめの中では「ヒューマンドラマ」担当になっていた感が。薬剤師と並行して描いてたというのがまじすげえ、と思ってたざんすよ当時。その後プリンセスGOLDへ移籍。その間に「花と狼の帝国」問題があったり。しかし山下せんせいはここで「薬師アルジャン」が11巻まで出たという辺り、こういう「現代もの以外」のジャンルできっちり足場を作ったんだなーと思ってました。のですが。今がががっと検索すると、やっぱりハーレクイン多いですな!やっぱり絵師の力が求められたということですかな。……の中で、ずいぶん久しぶりってことかな、オリジナルの話は。シルキーという辺りで白泉社ってことだろうからここを出してきたんですかね。ともかく懐かしさが! しかし絵の変わりようが凄く。何というか安定した絵師のそれですな、と。昔はざっくりした絵にお話がメインという印象があったんだけど、ハーレクインはやっぱり絵師として鍛えられるんだろうな。今のとこ単話売りの電子のみ。つか、「ホラー・シルキー」っていう電子雑誌も出す様になったんですな。この話はその3号に載っていたもの。ホラー・シルキーにはワタシの同世代にはお馴染みの名前が!
2020.05.25
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はい一年一冊もののカルバニアももう19巻ですよ……本当に安定ののんびりペースの王宮ものですよ……いやー皆じわじわ変化が起こりつつありますが、やっっっっっっっっとタニアが恋してますよちゃんと!ナジャルとアナベルは子供挟んで何か悪くない関係になったようだし、ラチェットは自分に母という感覚がさほどないという…… あれ? 吉屋信子展開? と思ってしまうんだよなー。もしかして単に今は違和感ない様に描いているだけで、「自分の産んだ子より他人の子をより愛する」パタンって、……あちこちのマンガに案外転がっていそうだな。特に男女恋愛よりSFやFTに偏った少女マンガ文法で描かれたものは……しかしまあ一巻に一つは出てくる生理ネタですが(笑)、確かに濃い色のドレスとオムツ(つかたっぷりの布)と血の臭い消しの香水っていうのがかなしひ……それはともかくよーやくタニアが外遊できるようで。よかよか。ただし楽天ブックス! 電子とサイズ一緒にするとわ……(怒)
2020.05.25
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タイトルまんまですね。読むだけだったらカクヨムで読めるんですよー。まんま。で、コミカライズ4冊も持ってるんですが。正直これはコミカライズとカクヨムの小説版読んで、「あ、何度も本で読み返すタイプだ」と思ったんですねー。で、コミカライズとの差と言えば。蘊蓄。何と言ってもこの作者のカブ愛もしくは体験がもろに出てきますな。蘊蓄というのは興味ある分野であったり、書き手がその分野に超愛がある場合に「書かずにいられっか!」みたいな感じで出てくるんですが(笑)。この作者はもろそれです。そんで「少なくとも小熊と礼子は女の子である必要はない」というのは事実。正直このキャラは特に女子だ男子だの描き分けが無い性格なんですね。これは「びわっこ」でワタシが珍しくがんがんに否定的に言ったとこですが。スーパーカブでは小熊と礼子がこの性格+一人暮らしできる背景がちゃんとあるから女子でもいけるんだと思うざんす。ここで小熊が「母親に捨てられて」も、役所に自分で行けるだけの行動力があるのは偉い。そんで馬鹿だとできないことですな。そこんとこが「格別勉強していなくても中の上」という地頭の良さだと思いますがな。(びわっこはどうしてこの家族でこの旅行が許されるんだ?という疑問がありすぎた+女子ではありえない無防備さだったのでアイコンと判っていても言わずにはいられなかったんだよな……)これが馬鹿な親と馬鹿な子だととんでもない話になるけど、極めてリアリスト+バイトにすぐに走らずに奨学金という方法が取れる程度の素行+元々家事スキルはある→地味だけど暮らせるということができるんですなー。ただ女子である必要性は全くない。礼子の場合はまあ親の考え方と金とかあるからってのがありますがー。それでも一人暮らしできるだけの度胸はあるということで。こいつも女子である必要性は()ただ女子だと力とか多少の物理的困難はある「かも」しれない、ということはあっても、山梨の道の起伏とか距離感とかという現実がそれを後押ししてくれるんだよなー。何だかんだでゆるキャン△も、どんどんリンちゃんママは娘の遠出が平気になってく……たがみよしひさ長野県民ワールドではともかくバイクは必需品だ……これが都市部や我々僻地だけど平地海岸民だとたぶん勝手にさせてくれない感が多い。そんでまあ、話は淡々と高校二年の途中から卒業までが6巻。7はカクヨムで読んでるんだけど、いやー目がしんどい。カクヨム好きだけど、一気に読むには白すぎる。で、やっぱりちょっとした生活のモノとかがピックアップされることが多い話なので、やっぱりこれは紙で読み続けたいよなあ、ということで。ところで小熊が椎ちゃんの妹とか、大学に入ってジムニーに乗ってる子に思うのはどっちかというと百合的感情に思えるんだけど…… 気のせいか?礼子はどう見ても悪友以外の何者でもないし、椎ちゃんは「守れる時には守ろう」くらいだし、妹の方は同族意識+年下だけどリスペクトなんだよなあ。椎ちゃんからすると「変わった妹」だけど。まあともかく7とか大学編とか、何処まで出るのか。なおコミカライズでは小熊も礼子も膝下になる様なスカートであるのが個人的には好感。でないとバイク乗れない。ただしコミカライズの方が表情なさ過ぎ。もっと表情だして欲しいとは思う。1巻の途中ですらおおもとの挿絵では表情出てるのに、ずっと無表情のままというのは厳しい。昨日だか今日更新分は雪の中で無邪気に楽しそうだったから、もっと怒った時とか悔しい時とかの表情も出してほしいと思うざんすよ。コミカライズはこれからどんどんそういう場面出てくるはずだから。
2020.05.24
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いやー「疾風の勇人」が終わった時結構「がーん」だったんだよなー。面白かったから結構終わりに唐突感が。しかし先日「ノブナガ先生」の終わり方も結構唐突だったらしいから、……大和田せんせい、これだけ連載こなしているにもかかわらず結構不遇……?ということで今度はヤングチャンピオンからの話どす。「疾風の勇人」はモーニングだったから、……おい出版社も違うぞ(笑)。でもまー秋田書店のほうがのびのび描けるかなー、こういうはなしは。内容は昭和9年、高等小学校卒、15歳で東京に出てきた角栄がいろいろあって、昭和13年召集令状を受け取るまで。仕事しながら工学校に通って! 19歳で建築事務所を作る!ちなみに「小学校しか出てない」と言ってますが「高等小学校」は一応尋常小学校6年の義務教育のあとの2年なので、現在の中学校に近いな。ただし当時の「中学校」は中等教育を行う、現在の中高一貫制学校に近い5年制なんで、角栄氏が「小学卒」という場合、現在の印象だと「中卒」が一番近いんだけどね。尋常小学校の上に行くだけでも当時の庶民としては頭いい訳ですよ。で、工学校というのはそっちから実業ルートの学校に行った専門学校かな。だから学歴としては入らないという。まー戦前の教育制度は複線型だったからなー。でもそこが面白いんだけど。つか現在でもこれ面白いと思うんだけどねえ……「疾風の勇人」に出てきた角さんはまーダンディ系になるんですが、果たしてどうなるやら。人たらしであることは間違い無いようだけど。……ところで路電にひかれるエピはまじですか!?
2020.05.20
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今回はコミクス出してどうのこうのの話ではなく、ずーっと一回目から連載見てきての感想。あんままとまっていない。というのも、ワタシ10巻くらいまで持っていたんですが、その辺りで「ずーっと持っている話ではないな」という判断で売ったんですね。でまあそれで別に問題はなくその後も雑誌連載で楽しく読んでいた訳ですが。だから逆に連載「だけ」の流れの唐突さが感じられたんですな。・柱と鬼があれだけいるのに最終決戦が唐突だった。→それまでのテンプレだった柱の過去と鬼の過去それぞれを絡めるやり方(列車編・遊郭編)ができなくて一気に過去を最終戦にぶっこんできた。ので、・無惨がどうやって鬼になったのか・上弦の高位の鬼の過去・柱のその他のひとびとの過去が唐突だったので記憶に残りにくくなってしまった。それまでのエピだと鬼の最後に過去が入ってきて成仏する感じだったのに、戦闘でいっぱいいっぱいの中でそれをする+戦闘場所の作りがごちゃごちゃしていること、多人数が散らばっていることで印象が薄れてしまった。これはまあ、コミクスでまとめて読めばきっと判るのだろうけど、先の巻に比べればキャラとエピの配分がやはりバランスが悪い感がある。ので、たとえば「おばみつ」ワタシもええよなあとは思うんだけど、彼の過去(はあんまりにもあんまりだったので記憶に残った……)が最後の最後になって出てきたので切ないと同時に唐突感があったり。あと・無惨の仮の家族達はどうやって入手したのかはやっぱり謎のままだったし。というか。そもそも連載中に「え、もう最終章?」と思ったんだよな。その後に「え? 鬼滅いきなり人気?」だったという辺り、幾つかの事情は考えられる訳だ。鬼滅が人気でる要素は第一回からありまして、まあこれはヤンサンとかで解説していたけどモノローグ展開の「少女マンガの手法」を最初に使っていたということ、鬼というけど、吸血鬼モノの要素もあった訳だよな。そうすると「人には戻れない/戻らない」それぞれのドラマが存在する訳で。で、第一回がアレだったことから、終着点は「ねずこを人間に戻す」ってことが既に提示されてたんだよな。そーすると中がどういう展開であったとしても、最終的にそこに持っていければ着地できるという構成。作品が途中でぐだぐだになる場合、その着地点が第一回で今一つうすぼんやりとしていることが多いんだよな。連載第一回ってのはその点で大切で、そこで「あ、こりゃあかん」と思って実際そういうことも多い。テコ入れが必要な作品ってのはそこがぐらぐらしてるから方針転換「できてしまう」。方針転換ができないくらい着地点が決まっていれば、テコ入れはそもそも「できない」はずなんだよな。だからそれを「しなかった」のは鬼滅はよかった。途中の掲載位置がかなり下がったとしても。ちなみに現在バトル・バトル・バトルな連載である呪術回戦とチェンソーマンを例に取ると、「個人の意見として」前者が実はもうずーっとわかんなくなってるんだよな。後者はそうでもない。どっちもひたすらバトルしているんだけど、前者はどっかで設定を見落としたことと、皆スタイリッシュなせいで見分けがつかなくなった、というのがある。つか「誰が主人公?」というのを見失った時点でおはなしが判らなくなった。後者は「何も考えてない」デンジが何だかんだ言って敵の目的というかターゲットというかになっているということなんだよな。こんだけごちゃごちゃになっていて、絵がギリギリの度合いでグロくても軸がぶれてないというのでかい。おかげでただひたすらバトルしてるだけでも「生存競争」というだけで読めるんだよな。マキマさんが何であろーがそれはまあ後で判るよな、という感じで。ちなみにそういう構成は松井せんせいが上手いんだよな。「ネウロ」の時はどの時点で切られるか、で構成それぞれ考えていたらしいし、「暗殺教室」はそもそも「時間限定」の話だから、重要な点さえキープすればあとは調整が利く。最低「どーしても」のエピ以外は、生徒個々人のエピが入るだけの話数があればいい訳だ。つかあれは、そもそもメディア化も連載前に念頭において計算していたくらいだから構成とキャラにおいて秀でてるのは確か。鬼滅がブレイクしたのは間違い無くアニメのせいなんだよな。キャラの生き生きした部分とちょっと「え、こう来る?」というこの主要トリオの性格とか、雑になってる時のちょこちょこ感はやっぱり楽しい。ただやっぱり背景とか空気感は「足せば化ける」ものだった訳だ。(震災以前の)大正時代を持ってきたこと、その前の雪国、汽車といったものは、絵で見せれば魅せられるものだけど、雑誌原稿においてはキャラとのバランスが崩れすぎてしまうとこれはこれで魅力が失せる。これがアニメ補正が入ると、キャラそのものにも微妙に補正が入るので、アップしすぎの背景等にマッチできる訳だ。ちなみに弱虫ペダルの場合、あれは元々が全部基本フリーハンド系、転んだりするとこの過剰なギャグになってる部分が雑な線で自然になってるので、アニメの均一線と綺麗さで微妙に良さも削ることにはなってるがな……まあともかく、「唐突な最終決戦」の違和感は、・早く切り上げざるを得なかった事情があった・それ故に決戦の中にエピを詰め込まなくてはならなかっただと思う。そんで、大正最終回で、三人+ねずこで「家に帰った」あたりで、この三人+ねずこは一緒に暮らそうってことで、後でカナヲとアオイが色々片付けてから追ってきたと見たほうがいいかなー。特に短命な人々の場合、とっとと結婚した方が良かったろうし、そもそも結婚許可するための戸主とかも存在しないような連中だしなー。そんでこの時代だぜ。今より結婚できる年齢は1歳ずつ早いんだ。とっとと結婚したと見える。だから「ひいじいちゃん」なんだろーな(笑)。ただしこの綴じ方は…… まあ田辺聖子も戦中の肉筆回覧誌には和綴じ使ってたしなあ。でもまじいつ書いたんだ善逸、とは思うんだがな……そして写真が残るという辺りが剣劇でありつつ大正、と。
2020.05.18
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前の8巻でエミちゃんの正体が不可解なものになってきたけど、ここでまた!……カバーイラストがやっと合ったけど、実際のとこ8巻のカバーが今回の内容と合ってる気もする(笑)。今回はラジャ・カーンとキャシャーンが一緒に動く展開。その前が「た~け~し~」だったし、その前がベル・リンとテッカマンだったから……さて次回予告がケンさん単品!どうなるんじゃいおい。あと瞞されて「人間は悪」を選んでしまったエミちゃんとどうケンさん関わってくんだーーーー!こういう時すぐに読めないセブンイレブンが近くにない系はー(T_T)しかしこのおっさん「Z」、アニメでは親父のまんま散ってったけど、もう親父ではなかったというのはなかなか厳しいな。エミちゃんが原エミちゃんではない、というのは同じだけど。ああ全く多元宇宙系というのは。
2020.05.17
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いやようつべ「がくちゃん」の動画が「おうちに居よう」ということで充実してたのねー。積極的にあれこれしようとしているの見て「がんばってらっさるんだなあ」とかつてはよく聴いていていたのでしみじみ。音楽性はやっぱり「現在のは」合わないのよ(笑)。やっぱり自分の中では「MARS」で止まってる。まあきっとVISUALIVE見ていたらそれはそれで凄いんだと思うけど、生でもう聴けはしないからなー。身体にくるし。ということでそれ以外のこのひとの活動とか「ひえい身体鍛えてるー」「米語の英会話。……待て、一回の講義の時間がすげえ」とか思ってるうちに、久々にどういうこと発言してたっけーと思ったので、安く(笑)買ってみたんですよ!つかアーティスト本ってのは時期過ぎると一気に値が落ちるからね!なんですが。何ですかこの厚さ(笑)↓。……昔なー、金蓮花さんの同人誌でこの厚さのものもらったけど……「人を殴り殺せる本」という言い方を当時しましたがね!ちなみにワタシのアホらしいまでに凝ったのは「ジャンプサイズの厚さと大きさの両面コピー誌」だったけどさ!まじこういう厚さの辞書的なものではない本手にするの20年がとこぶりだよ!いやー、読むのに手が疲れるんですが! あ、でもハードカバーではないから殴り殺せはしません(笑)。あ、中身はニコ生で話している内容をそのまんま、という感じなんで、楽しいことは楽しいです。このひと歌わない時はおだやかーに話すから、その口調を頭にインプットして再生させればいいという感じ。
2020.05.14
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1.2巻は今電子で無料で読める…………そしてそれに引っかかった訳ですよ…… だがしかし大和和紀マンガでは最長じゃね? ……知らないのがあるかもしれないけど。この方コンスタントに出してたから。まーとりあへず代表作とかで見ると、はいからさん7巻、ヨコハマ物語8巻、あさきゆめみし13巻だぜ。そんだけどこれ16巻!やっぱり大和和紀まんがは紙で読みたいので、1~14巻までをやっっっっすく購入して、15巻は何とかぎりぎり通常で買えて、16巻は「取り寄せ/時間がかかる」のでまあ何というかで入手。紙の新刊がぱっと取り寄せにくくなってるなあ。大和和紀せんせいだからまあ、「一人のキャラが大人になっていく描き方はできるんだけど老いまではできない」というのがある…… というのはある。主要人物以外は一種書き割りの様な部分があるから、ばあやはずっと老女的な。(よしながふみが顔のキャラストックが少ないけど一人の人間が微妙に老いていく様を描くのが非常に上手いのとか、里中満智子は絵の劣化はあったとしても、昔からキャラストック多くて、大河ドラマ上手いひとだから、多人数の時間の流れ、老いを描くことに躊躇が無いのとも比較すると面白い)それだけど「小野於通」という謎の戦国~江戸初期を生きた書家の女性のあちこちに出てくるエピをつなぎ合わせて一生を作りきるのはやっぱり凄いと思うー。そんでやっぱり何よりも少女マンガ文法のエンタテイメントな方なんだよねえ。主人公の於通は人のエネルギーとか漂っている邪気とかみえるひと。そんで戦火の中、父を亡くし母と身を寄せた九条家の大御所さまとその辺りで通い合うものがあることから、書と不思議と両方の力をつけていき、またその書の関係で知り合った男とずっと正式ではないけど続いていく、という。ただしこの男に関しては正体不明なので、現実の近衛さんと同一人物ということにしてもらったという(笑)。ドラマとして面白いからいいです(笑)。で、信長-秀吉-家康に一目おかれ、大政所・淀君・お江与・春日局から師匠と慕われ、真田兄弟から妹と言われるというゴージャス感(笑)。いやこんだけありえない役満だったら嫌味になってもいいんだけど、そこは何というか「字(及び文化)」と「不思議」という反則級のものが(笑)。ここでその「不思議」の代表・飯綱太夫とその配下……ははは、の忍び「ぬばたま」が大御所さんのおかげで付けてもらえたおかげで彼女は何というか(笑)。まあ何というか、大和和紀のキャラというのは、その辺りの役満が「ま、いっか」と許せてしまうタイプと、コマの端々に出てくるギャグ感が嫌味にさせないんだろなー。春日局にしても「稲葉ふく」としてのバックをちゃんと出しているから、どんだけ怖いことしても憎めないキャラになってるんだよなあ。この「基本的に誰も悪人ではない」という描き方はこのひとの美点だとしみじみ思うよ。たぶん「フツーに描いてる」はずなのに「え?」と感じさせる庄司せんせいとは()なお無料ではないけどすぐ読める電子↓。3巻以降しかアフィ画像出てこなかったんでー(T_T)あちこちで1.2.巻は無料で読めるようになってると思うざんす。15巻の双子みたいのは娘(笑)。性格は旦那似。16巻が割と若くして亡くなった旦那。近衛さんで別名渡瀬さん(笑)。
2020.05.14
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表紙は我らが静岡(サイレント・ヒル)さんと山梨(マウンテン・ラ・フランス)さん。主人公鳥取さんが今回はあまり出てこなくて、それまで出てこなかったゆる神さん達の戦いとか動静のはなしが多かったなー。前回鳥取さんについた力に関しては…………まあともかく名物の話にしよう。ともかく地元が前巻からやっと出たから。まー何というか、技の一つ、浜松餃子を実はまともに浜松餃子の店で食ったこたねえなあ、というのが地元民の感想なんですが、これだけは何というか(笑)。ゆるキャン△でなでしこの親父さんが伊豆に行くのに二の足踏む理由ー。「6つの新幹線の駅」「2つの政令指定都市」がありながらのぞみが停まらない静岡県(笑)。いいんですよ別にこだまは静かにのんびり空いてるから好きですしー。まああとやっぱりというか何というか「富士山はどっちのだ」ネタもあったなー(笑)。ところでちょっとお疲れかな? 絵が……
2020.05.13
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はいまだ夏休み~(笑)。そしてレース観戦中。でもひと様のレースはここで区切り!雉くんのエピは個人的に好きだねえ。野生で(笑)。前巻で山の中(冬は雪いっぱい)が遊び場で使えるのがMTBだけって環境で育った雉くんの最初のレース。周囲の連中と比較対象が違う(笑)しかし何かこれ昔よくあった気がするんだよ!まだ舗装されていない道があちこちあった頃! どうやって水たまりをよけるか!砂利道をがーっと行くか!葉っぱはすべるー! 気をつけろっ! ってママチャリでやってたよなあ……うん、たぶん40年前以前に地方でガキやってた奴は判る感覚だと思う。これも(笑)。遊びに行くのが裏山だったりする世代には()いやさすがに彼ほど放任されてはいなかったと思うけどね……そして負けてしまった吉丸きょうだいのこの素晴らしい連携!……無論この↓の言葉は嘘です。ちゃんと兄のために泣いちゃう鈴音ちゃんいい子だ。ホントこの子は珍しく何もない状態から坂道くんと仲良くなれる感じがあるなあ。ところでそろそろ周囲の奴等に坂道くんの正体言ってあげて…… それとも後で気付かれて周囲が「おおおおおおおっ」のパタンかなー。何せ彼、今の連載の方で競り合ってる高一に「中二」と思われてるから……そして珍しい坂道くんのGJ!!!!!この子が裏で手を回すことができる様になったなんて……!この二つ目の花束は鈴音ちゃんが勝った時用に用意してたものを坂道くんに「捨てておいて」と言ったものでしたわー。かつてのコミュ障が「交渉しました!」なんて……成長したね……(ほろり)そんでお気に入りの「作者の帰省ツーリング」の、「ツール・ド・夏休み」のはなし。一番最初の時の裏話ですね。ジャージはこの急速な温まり感と冷え感(要するに乾きが早い)が気持ち悪いのでワタシは着れないんですが、まあロードで速く行く人には向いてますわな。で、「目的地は一応決めるがホテルはとらない」は同意。何処まで行けるか判らない場合、その場である程度決める方が精神的負担軽いですしねー。↑これ全くもって同意……!景色は皆見え方が違うし、出したいスピードも違うのでね。さて次巻は雉くんに無理矢理初心者レースに出されてしまった坂道くんだ!
2020.05.12
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今回は「1巻無料」の電子に釣られてしまった(笑)という。内容は原案ありの戦後の祇園を生きてきた「伝説の舞妓」のはなし。なるほどやっぱり「玄椿」に出てくる風習がー。ちなみに試し読みしたのはブックウォーカーズだったんだけど、キンドルでも楽天koboでも1巻は無料です。はい。そんで次読みたいと思わせてしまうのはさすがだ、と。更に言うなら「イシュタルの娘」も2巻まで無料だったんで読んだら大和和紀には珍しい戦国もので、全16巻?!ということで、慌てて安い中古探しましたよ……そっちの感想はいづれ。ともかく「おはなし」を読ませてくれる大御所は偉いわなと思うざんすよ。だから余計に庄司陽子が()
2020.05.10
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古代ギリシャと東京オリンピックを根性でつなげる話!テルマエ・ロマエとパタンはまあ一緒なんだけど、「どう関わらせるか」なんだよな。ようすんに。ともかく壺に絵を描いていきたい主人公デメトリオスが運動能力が無茶苦茶高いんだけど闘争心とは無縁の奴、という大前提がな(笑)。なんだけど「競技会に出ろ!」「こんな絵じゃあかん!」いう中で壺の中に籠もると雷が。テルマエロマエのほうは「水」が移動のキーだったけど、こっちは「雷」もしくは「フラッシュ」だな。……で1巻。これは東京オリンピックの円谷選手。まあ主人公補正で(笑)。古代ギリシャ語のわかる先生のとこの押し入れに出現。当初は競争のアイデアをもらってくる、というパタンかなと思ったんだけど、だんだん変化。この円谷選手に関しては↓2巻で悲劇に出くわしてしまうんだけど(T_T)。まあ2巻はまずマンガとの出会いだ。オリンピックの辺りの少女マンガから出会ったのがリボンの騎士で、「テヅカオサムセンセイ」ですよ(笑)。しかし細筆でカケアミできるデメすげー。そんで色々思うとこあって村を出ましたと。向かったのはアテネ。そこでプラトン先生と出会い!……プラトン先生はテヅカセンセイと故・ソクラテス先生と夜出会い、火の鳥の話から思うとこが!ええ、↓の組んでる相手は「火の鳥」のひとですよ。そして今度は現代。昭和のオリンピック時の少年がじーさんに感化されてやっぱり古代ギリシャ語が理解できる(笑)。そこで今度はプロレスとの関係ですよ!↑でプラトン先生がレスリングやってるとこあったけど、その流れか。「レスリングではなくプロレス」を選ぶ現代のギリシャ文化の先生の孫の話にスライド~さてどう進んでくんだおい。以下期待!
2020.05.09
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たまーたま、試し読みにどっかで見た人々が出てきていたので(笑)中古探しまして。電子出てるんだけど、……小ネタが命のとり・みき作品は紙でしょう!まあこういう話なんですが。↓ということで幕張コミケの様子(笑)。トルーパーとか星矢とか銀英伝(道原版軍服)とか居ますねー。主人公が流れる様に話を逸らしていくのは「るんカン」以来の(笑)。そして吉田さん(笑)。シリアスな生き死にに際しても。この当時のうさんくさい健康法がよくわかるなー。という色々な中で、「銀英伝」ならぬ「銀河大英雄伝説」通称「銀雄伝」の量(笑)。「~の息子の逆襲・外伝54・第三部」が新刊って辺り(笑)。吉田さんだけでなく!えっシリアスな台詞? と思ったら(笑)。この下の掛け合いは秋田先生の定番の流れと達郎くんのツッコミを彷彿させる……最終的に主人公の昔の友人だったテロリストが、本屋の社屋が「閉じる」ことで潰されて結末~見開き!……が電子になってるよー、と。追記。何だかんだ言っておはなし自体も実は凝っていて、・幕張で大ゴマで出てきた女性かおりさんが実は主人公とテロリストの間に居た相手。・テロリストの方を好きだったんではないか、と思っていて出していた同人誌が「実用手紙文通信」おそらくは「自分があきらめた」かおりさんに対して「未来に出すだろう手紙文」ではないか?・警備主任の高橋さんは幕張で見たかおりさんが忘れられずロボットのHAL子にその顔を模している。という様にあちこちに彼女の影がちらついているという構成。
2020.05.07
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セカコイ15巻。とーとー「恋に落ちるまで*日」が無くなった訳ですよ。律ちゃんと高野さんは本当に何つかどーしてこうずるずるとすれ違うのだろうか全く。いやまあ横恋慕する奴もいればそれぞれの性格とか色々あるにしても、だ!今回の本筋以外の木佐さんの方は何つかお近くに雪名が越してきてまあ何つか照れつつもいちゃらぶ安心株だなー。年の差を感じると言っても! 既に「いざとなったら俺が養う」発言があるからなー木佐さんには。無論それに絶対甘えないがなこのきらきら星の王子様は。横澤さんはまあ既に安定しきっているよな……この先ジャプンはジャプンであっちの「純情センチメント」で更に人類皆BLの様相を呈する訳ですが!主筋!純情ロマンチカもセカコイ小野寺編もそーろそろ、本気で最後の決めを考えてくださいますよねえええええせんせいいいいいい。前者のポイントは「にーちゃんの反応」と「宇佐美家が実は何を考えてるんだ」が後はもう問題なだけなんだが…… あ、あと美咲の友人はどういう反応を…… するだろう…… 地味にずっと居る友人だけど…… 出している「普通人」だけに気になる……後者はもう本当にいい加減こいつらきちんとまとまれやおい、だよな。ただしこれはこれでまた振られた奴スピンオフができる恐れが。ちなみに左が通常版。右が冊子つき限定版。ワタシは左。
2020.05.03
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……のために買ってるんですよ。つか角川もそれをエサにして新人発表しているよね絶対!まあ一回の分量が多いから、一年で「純情ロマンチカ」「世界一初恋」「Super Lovers」「八犬伝」全部出るよね、とは思うんだけど(笑)。とりゃずこの雑誌はこの四作だけ先に切って読みます……じゃないと重くて…… 厚さがジャンプ2冊分あるんだから……そんで珍しくこれで書こうと思ったのは!続いちゃったよ「純情センチメント」! 伊集院先生!そんでまあ何というか…… アシストの、吉野千秋に振られた彼とかい! 編集の彼もどうも気になるんだけど、そこですっともんだあるんだろーか…… しかしそーすると一番純情とセカコイの混じったものになるよなあ…… そ れ に し て も 伊集院先生、フリーダムだなあ! 確かに美咲に振られたけどさ! アナタ一体何処でそのテク。セカコイは木佐さんなんで、本筋と違って「話と濡れ場は切り離せない」。いやたぶん作った順だと思うんだけど、純ロマもセカコイも一番本筋のひとたちって、濡れ場カットしても話通じるんだよな。だけど既にできあがってるこのひと達が他と違うのは、一番この話の中で筋とカラダの関係がごっちゃになっているとこなんだよなあ。春菊せんせいにしては珍しいんだよ。ただ今度のセンチメントはおそらく「本当にカプになるまで」話だから、また切り離しても読めるタイプなんだろーなーと思うのさ。**スパラバは珍しく怒らないひとが怒って、誘わないひとが誘っていたというのに例の如く「そこで切るかてめぇ」。いとこだったとはねー。八犬伝は…… いや何というか着地点が判らないけど読んでます。好きではあります。はい。
2020.04.30
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とりゃずこの表紙にやられました(笑)。↓矢口せんせいの少年時代、特に中学校中心のはなし。山形の山奥の大自然の中の農家生まれ……しかも終戦直後に学校行ったクチ…… まあワタシの両親と同世代ってことですが。パワフル!めっちゃパワフル!民主主義ばんざーいの強すぎるとこはあるにしても、まあきっとそういう時代だったんだろなーというのと、それに夢を思いっきり見られた時代ってことなんだわな。で、何よりこの「冬の登校」ですよ…… 雪が降らない時は自転車も使えるけど、何キロだああああ?雪の中登校ですぜ……まあそれだけじゃないな。ともかくマンガに釣りに家の畑の手伝いに、一体寝てるんかお前的な人々ばかりなんだよなー……たぶん基礎体力が無茶苦茶凄いのと、何と言っても戦中に食料には困らなかった地方というのがある感じ。これが東京とか都会の話だと食料調達が~の話がやたら出てくる昭和20年代だけど、そういう話がまるで無い。畑を作る苦労は母上が無茶苦茶凄い体力持っていながらも夏に熱中症でけいれん起こすとかそーいうのはあるんだけど、それはそれで、食料に困る描写も、ともかく戦中にしても遠い話っぽい。ある意味当時としては珍しいわな。表に描かれた話としては。で、ともかく自然描写がすげえ。―――の中の、あの思いっきり振る動きですか。紙の本で読みたいと思ってしまったけど、無いですねー。つかあっても高い気がする……こっちは作者の「銀行員時代」。……30歳でデビュー、それまでは高卒で(というかそれ自体もそーとー先生とおかーさんのえらい苦労があったんだという(T_T))銀行に一生懸命勤めてたという!釣りもやって結婚もできてなおかつ銀行の仕事のあとにマンガを書いて投稿していたってどれだけの体力気力あったっていうんだ……さすがこの世代なおかつ北国育ちですよ…… 馬力とメンタルの強さパねえっす。蛍雪時代とだぶるエピ+コピしたとこもあるとは思うけど、まあそこは自伝流れで。こっちの話は白土三平の作品に惹かれた辺りや水木プロに行ったあたりのエピも凄いなー。それと下宿先で色んな美術品に触れられたというとことか。そんで奥さんも凄い。二人子供できてた時点でその脱サラオッケー出来たというのは……どう結婚したかのエピはさっぱりなかったけど(笑)。ともかく何でしょうねこの時代の人々のバイタリティは。ということでキンドルアンリミテッドにある本はともかく読もう。
2020.04.27
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紙の本が来たので、何がやっぱり違和感あるのか、を「女の子キャラでは無理」以外で考えてみたんだけど。(しつこい)そんでまあ、電子も紙もちゃんとお金払ったので存分に書く(笑)。いや無論女の子キャラはでは無理だというのは無茶苦茶主張したいのよ、特にこの格好……対象読者が男性だから仕方がないのかもしれないけど……で、作者が実は女性ってことないよな? と思って検索したら、やっぱり男性だったし。フィクションってことはよぉくわかってるんだけど、「作者の体験をもとに」というのが結構前面に出てるから、そこんとこの線引きが、な!じゃあ読むな、と言えばそれまでなんだけど、情報として知っておくと便利な部分もあるから、……本当にただの高校生男子のキャラだったらどんだけ気楽に読めることだろうと(くどい)主人公はもう出た翌日くらいから孤独とかホームシックになりつつあるんだよな。まずこれが残念ながらワタシには一切無い(笑)。これが高校生だったとしてもそう変わらないと思う……そうじゃなかったら一人で大学の時に18きっぷの旅なんぞしないぞ。次。「車主体のしんどい海岸伝いの道」……それ日常なんで、……なあ。海岸どこじゃねえですよ海の上走ってますよママチャリで。どうも基本的に「海の側はしんどい」という感覚で貫かれてる。これがまた「ワタシには」違和感だったんだな。きっと。そんでこれ。頼む長旅するならチェーンをすぐにはめる+パンクの修理は時間がかかってもできるくらいのスキルつけてから行ってくれ……あ、ちなみにワタシは今のママチャリはそもそもチェーンがそうそう取れませんが、やっすい奴の時にしょっちゅう取れたんで、その時にコツは掴んでるんだ。パンクも時間はかかるができない訳でもない。そもそもパンク剤持ってってる。作者の時にそれがあったかどうかはわからないんだけど。ホント頼むよ…… ……うん、別にこれがどうして絶望感を与えるのかが謎だったんだよ……つまりこの話の主人公は琵琶湖の近く、関西系の基本「街」の人間なんだなー、ということがよく判る訳だ。作者も大阪出身ってあるから、内陸部の、少なくとも過疎地ではないとこのひとだな。その後石狩~雄冬~留萌辺りはまあ確かに、そちら側ルートからだときつい。トンネルも上りだしな。が、風向きによるんだよなあ。この作者は夏でもおそらく8月に行ったら、7月の曇りだったワタシとは風向きが違ったんだろうかな。ワタシは南下するのに風向きで死んだんだが、「ただの横風」なら北上の方が楽だと思うんだが。ただ道がやや違うからかな。それとまあ、何も無ければ風はひたすら行きすぎるのは当然なんだが……街の子ということか。宗谷国道~稚内における風はワタシは感じなかった組なんでなあ……あと結論だ。間違ってはいない。つかおそらく大半のひとの自転車の長旅はこれになる。んだが。一人が平気で、できるだけ人と接触せず、計画を練りまくって行き、途中の花とか木とか景色を楽しみまくった自分としては、このスタンス自体が解せぬ、だったのだろーなー。それでいて「終わった後に」この主人公は北海道は地獄ロード的なことを書いてたらしいが、のんびり行き組にとっては、「また行きたい」に尽きるんだよな……つまりはこの「地獄」ってのは自分で招いてる訳だよ。北海道がどうの北海道までのルートがどうの、というより下調べの悪さに尽きるの。若さゆえと言えば何だけど、三週間で15万円で琵琶湖のあたりから北海道まで走って宗谷岬まで行って戻る、というルート選定自体に超無理がある訳だし。いくら体力があると行ってもくだくだくだくだくだ……とまあ、ようすんに、「若さで何でもできる」のはいいけど、やっぱり下調べはしていけや、と思いたくなるんだよ……北海道には安いキャンプ場も多いっていうのにただひたすら野宿って……携帯で電話はしているけど、まだネットには繋げなかった時代かな? もしそうだとしたら、更にもっとそういう下調べは本とかでしておかなくちゃいけないと思うんだけど……これはもう本というよりは、作者叩きになっていて何ですな。しかしまじ旅した奴としてそう思ってしまうんだから仕方ないんだよー。****追記。あとで続編の電子で買った単話売りの帰路の分見てみたら、一応パンク修理はできてた模様。だがしかし、やっぱり「地獄だった」というのは……あとやっぱりMTBで行く距離じゃないよ…… 安物24段変速ということは、結構な重さだったと思うし、スポークが外れる? ようなものは。やはり解せぬ。
2020.04.25
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これはキンドルアンリミテッドにあったの読んで、結局課金したやつ。何が凄いってですね。まあともかくワタシ「釣りキチ三平」も読んだことないんですよ。話には聞いていても。釣りに興味ないですから。で、まあ先日「マタギ」読んでて「白土三平と描き方似てるひとかな?」と思った程度なんですが。このワタシにも判りやすいテーマで描かれたおはなし見て「この方すげえ」とマジ思いましたよ……描かれたのは1989年。そんでこの方長いですから、基本的にトーンとかあまり使わない自然書き込みすげえ。で、子供時代のこと、田舎で育った中での本やマンガに触れることの難しさとか、その中で何とか入手するための苦労とか(泣)…… 山道20キロ先の本屋に「漫画少年」一冊のためにチャリで行くんですぜ…… しかもバイトというか手伝いで手に入れたお金で……だが気持ちは分かる。判りすぎ。その後、従兄から借りた「メトロポリス」。これが描き写し+自分のクセ入りで描いてあるんですな。矢口せんせい的生き生きとした斜めコマ+動きの曲線が柔らかいということが加えられて、「あーすげえ好きだったんだなあ」というのが滅茶苦茶伝わってくるんだよな。んで、特にメトロポリスの主役ミッチイと、狂言回しのケン一の対決シーンなんだけど、ワタシはずっとこの場面、「男の子のミッチイが女の子の服のまま男に変化させられたから下着が女の子のままの男の子の姿」だと思ってたんだけど、矢口せんせい解釈だとこの時のミッチイは少女なんだな。これは目うろこ。(ウチには筑摩書房の「新現代漫画全集?」があって、その中の一冊が手塚治虫だったんで、固い装丁の本が結構やわになるまでメトロポリスとかファウストとか読んだんだよなー)いや、ミッチイがわざわざ自分で女の子になる必要性がないから、そこは少年のままだと思っていたんだけど、なるほどその格好になっていたから少女に変わっていた、とも考えられるんだよな。髪の毛が長くなってはいたけどそこまで考えなかった。口調も男の子のままだったもの。なのでここで矢口せんせいが女の子の口調に変えてるのは願望入ってるんだけどさ。それとも矢口せんせいの持ってたメトロポリスでは少女の口調だったのかな?まああとは矢口せんせいが本当にマンガ描くことが好きだということがよーく判ったざんす。ということでできるだけ沢山のキンドルアンリミテッドがっーと読むぜ、と思ったのでしたー。あ、基本はe-honなんで何処からでも出てますー。これは楽天。↓
2020.04.25
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「理想のプー*ン」プルチノフ大統領の異世界で冒険しつつ愛する騎乗にトライしつつ何故か国作りしてしまうという話も4巻ー。前巻で敵役だったジェラリエ姫が実は~+お亡くなりになったことで相手が魔族に変わりました。そんで魔族がどーいうものか、というのがまたちゃんと「大統領に判るように」説明してくれるのが、こっちにもありがたいざんすよ……「若い新入りに説明する」のと「おっさんに説明する」のでは微妙に違って、……後者の方がこういう世界オンチの自分としてはだね(笑)。ともかく村のほうも色んな種族が大統領のもと協力してるしー。まあ規模が変わったり、共通の敵が居なくなったら、「ドリフターズ」の連中曰くのように、そうそう仲良くできる訳がない、ということだけど、一応このおっさんがいる以上はな。しかしこの先どういう展開になるやら。あ、巨大な女王蜂にまで乗るとは思ってなかった…… さすがだ……
2020.04.24
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ふっと読みたくなって、読み返すとしばらく読み続けるという……ジャンプ連載で全巻揃えて売り払わずにいるという作品にはこういうとこがあってなあ……全22巻でまあ何というか、バトルに次ぐバトルではあるし女子は散々出てくるし男子も散々出てくるし、超インフレバトルなんだけど。ともかく何というか、「ここまで設定盛るかよ」なキャラばかり出てくるとこが凄い。そんで女子がこんだけ多いし結構脱いでたりするし絵が綺麗なのにこんだけ色気が少ないというのはまた凄い。いや無論、萌えはあるんですぜ。ただそれが何処かずれているというか。つかそもそも西尾維新ですから!そういう歳ごろの何とやらを書かせたら何とやらのひとが原作じゃなかったらこんなややこしいバトルは描けないぜ……スタイルのあたりの言語バトルはまじ凄かった……個人的に好きなのは二人かなー。まず何つーても、人気投票ぶっちぎりで一位になって、数々の名台詞を残しやがり、小説の方で番外で彼主役の話があるという! 球磨川禊。だいたい普通のウィキでもhttps://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%81%E3%81%A0%E3%81%8B%E3%83%9C%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9%E3%81%AE%E7%99%BB%E5%A0%B4%E4%BA%BA%E7%89%A9人物紹介だけでとんでもない項になってるしな!こっちでもなー。https://dic.pixiv.net/a/%E7%90%83%E7%A3%A8%E5%B7%9D%E7%A6%8Aそんで彼の外伝小説。わざわざ西尾維新が小説書いてる時点でお察し。なおマンガの方でも彼の番外は二本あるしな。いやもう彼に関してはその名前でぐぐれば散々名台詞つきの画像が出てくるからもう貼らない。何せコミクスからとってみようかと思ったら、多すぎて無理だった。まあ好きなのは、一応「生徒会戦挙」の後、めだかちゃん達と仲良くなってからなんだけど、……一挙動がおかしい。基本スタンスは勝ち負けではなく全てをひっかきまわしてうやむやにしてしまうこと。勝ち負けで言うなら負け続けて、人生で最初に勝ったのが「めだかちゃんが生還してくる」という当人との賭けだったという。つかこのひと「バトル」として勝っていても、目的に即していなかったら「また勝てなかった」になってる訳だから、何というか……それからめだかちゃんの異母姉のくじらちゃんこと名瀬夭歌。何というか、彼女に関しては、まあ何つかやっぱりおかしいんだけど、何だかんだで味方に回って、第百代生徒会の副会長になってる時は実に頼れる存在となったぜ。つかピクシブ百科事典で各キャラの紹介見ても、主人公のめだかちゃん以上の記述の奴が多すぎる(笑)。……正直他にも安心院さんとか反転院さんとか贄波とか平戸ロイヤルとか色々ありすぎるんだけど、ありすぎてどーにもならないのでこれを買ってしまうことにもなる訳だ。めだかボックス コンプリートガイドブック。↓箱装丁になっていて、またこれが滅茶苦茶細かいキャラ解説と裏話ががんがんに載っていたんだよ。こんだけ出てる人々に全部設定がついててキャラ立ってるんだから怖い。で、この作画がこの方というのが上手い組み合わせだと思ったんだよな。画力高い。そして何というか見せ方を知ってらっさる。ただし暁月せんせいはスクエアでやってたボクシング漫画の様な「普通の話」だとたぶん埋没しかねない。「普通に上手い」から、西尾維新のこれの様に、とんでもない原作もってきた方がやっぱりいいと思うんだよな。つか、めだかボックスでこの方やっぱり強烈なもの残しすぎてるよ……球磨川以上のキャラ出さないと厳しいんですが……
2020.04.23
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今回は厳しい。一応キンドルで読んでですね、現在紙の本も注文中なんですが、やっぱり「……」という部分はあるんですね。いや、自転車ではじめての長旅のリアルはあるし、今後参考にしたい部分は多いんですが。あそこのルートは何とか、とか。ただやっぱり「こんな旅するもんじゃない」記憶から描かれているから、どうも基本的にマイナス気分が漂うのと。これ「高校生の女の子」じゃあかんエピばかりじゃないですか!いや無論フィクションとして描いている訳です。そんなん判ってますわい。それは判るんですよ!が、どーしても何とか警察にならざるを得ないのは、「野宿」のあまりにも不用意さなんですよ!そこで「え?」とワタシの中の何かがストップするんですよ!まずヒロインにしている子(作者の体験を反映させている)が、いくら体育会系だったとしても、タンクトップ? に短パン。それで風呂入らずテントも無しの地べたで一人で野宿は無理! 寝付けないとかそういうのではなく、「身の危険」があるだろ! あのボディで描いている以上! どう見てもブラつけてないだろ、なタンクトップ? キャミ? でそれはあかんて!それに最初五日間風呂入っていないというのは十代女子には無理! しかも洗濯していない着替えをもう一度着るのは更に無理! ついでに靴下ぶらさげて走るのもあかんやろ…… 確かに男子は北海道で洗濯したものをライダーハウスの外にぶらさげるとかやってましたけどね…… 女子の洗濯ものですぜ?あと女子はもっと荷物が必要。それとあまりにもルートの下調べ無しすぎる! 兄弟が多い中の男子高校生なら普段から走ってるしー、多少の苦労もしてみなくちゃわからんよなあ、と親も送り出してくれる可能性はあるとは思うんですが。親も「女の子キャラ」で描こうとするなら、頼むからそこはちょっとでも入れてくれい、と思う訳ですよ!ゆるキャン△だって元自分がバイカーだったリンちゃん母もそれでも当初はバイクは一応多少の心配はしてますし、そもそもあれは道具揃えてのキャンプ話だからまだ「高校生でもいける」になる訳だし、なでしこの「南部町から本栖湖まであのチャリで」は……ママチャリで浜名湖一周をがんがんにやらされたという過去があれば全く無理という訳ではないんだよなあ……なのだが、このヒロイン、一日の移動距離が「安物MTB」にしては長すぎるんだよ。これはママチャリでコミケ行った男の子のレポによると、男子はたぶんそれいける。そんで夜もぎりぎりまで走るならな! それに雨天でも進む…… 夏であったとしても、確かに自転車は全天候スポーツだし、乾くし、というのはあるんだけど…… それやったら透けるで。……なのでそう、内容はともかく、何というか「この可愛い女の子キャラでは無理がある」に尽きるんだってば!これを男子高校生がやっていたら、普通に爽やかに読めたんだろうけど、女子でやられると、どうしても女目線で読んでしまうんだわー……それこそ「アオバ自転車店」のように普通に男子の記録として描いてほしかったなあ……リアル体験を判りやすく描いてるだけになあ……男性読者はそこんとこ何とも感じないのかなあ?女性でもフィクションと割り切れるだろーか? そこが! この本を楽しめるかどうかの境目だよなあ……
2020.04.22
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キンドルで半額になってたんで購入ー。あ、電子だと全部半額のようです。つかコミカライズ出てるとは思ってなかったんだよな……小説のほうがあまりに! 読みづらかったんでなあ…… 何というかですね、たとえ「作品」に関わっているひとでも、必ずしも読みやすい小説に仕上がるか、というとはなはだ疑問ですがな。その一番! いい例が、かのトミノ監督の「機動戦士ガンダムⅠ~Ⅲ」ですよ。ソノラマ文庫版の。あれまじ「え? 一巻じゃ終わらないじゃん」とまず思い、「二巻出たの?」となって「三巻でアムロ死ぬんかい!」もあったけど、実のところ「どういう話だったのか」というと、文字からそのまま絵が浮かばないタイプのワタシとしては、ものっ凄く判らないはなしだったんですね。やっぱりソノラマ文庫の「イデオンⅠ~Ⅲ」になると、人間関係が主軸になっていくし、戦闘場面も減るし、ということで読みやすかったんですが、ガンダムの時はまず監督自身の最初の小説だったし、詰め込みすぎもあったし、ともかく人間関係の部分しか判らなかった……まあだからあの小説ではアムロは既に職業軍人だったし、セイラさんは周囲からは美人だけどとろい的な判断されてたしアムロと関係持っちゃうし、とか御守りにあそこの毛~という下りとか、そういうとこしか覚えていないんですよねー。あ、最後がカイがシャアに対して疑念を持つというのは覚えてたか。フラウは関係ない工場かどっかであの三人抱えて働いてるしね。というのを思い出したくらい、おおもとの小野寺氏の「小説」は読みづらかった訳ですよ。ただでさえ、サイボーグの9人がどんどん進化していかなくちゃならない~ の前の、「今どうして暮らしているのか」はやっぱり重かったし。で、コミカライズはその訳わからん部分をちゃんと解きほぐしてくれたという意味でありがたかったざんす。早瀬氏とシュガー氏はどっちも似た絵とか構図描ける方だしね。シュガー氏は昔「超銀河伝説」のコミカライズを描いたことで名前覚えてたなあ。んで内容は、と言えば。3巻までが、彼等がそれぞれ出会ったことで、4.5巻でもう散々な戦闘と世界破壊と色々あって~まあ最後は賛否両論だけど、「何ですぐにジョーは何処かへ行ってしまったのか」「追ってくれなかったのか」という個々の動きの中のフランソワーズの行動に何かやっと納得がいったというか。たーしーかに、原作の方でもヨミ編まではそうなんだよなー。事件が終わったら皆さん一旦ばらばらになって。ギルモア邸で139が一緒に暮らしてる状態になるのはそこで一旦ぼろぼろになった2と9が治ってから、最初のコミクスで言う「未来編」以降なんだよな。……まあだから、この最終編で、その未来編もなかったことにはなるんですが!その辺りはなー。作った時間が時間だしなー。ともかく見やすい話にしてくれたのはありがたいどす。はい。
2020.04.19
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絵柄が元気いいし、中でもふわんふわんという流れでざっくりした線。トリビュートとしては好き嫌いあるとは思うけど、ワタシは「七色いんこ」ならこれでいいかなーと思うざんす。アレはともかく演劇+ピカレスクという原作でしたからな。今やってもできなくはない題材。で、平成という辺りで、ある意味次世代かなー、とは思っていたし、第一話でミスリードできる部分もあった訳ですが。最終回で予想半分(主人公自身の~)なかなか斜め向こうの立場に「あーそれもありだよな」と思いましたわー。考えてみれば、元々のいんこの父親が「大物フィクサー」だったら、いんこ一人が子供ということはまず無いよなー、と。まあ何というか、そもそもの原作「七色いんこ」とその追いかけてる彼女の正体が最終回付近で唐突に出てきたという展開だし(笑)。あれはまじご都合だと当時のガキの自分でも思ったわい! 伏線とか殆どなかったからな!それを考えると、出してきた作品「BJ」「火の鳥」「紙の砦」「リボンの騎士」「七色いんこ」、まああの手塚トリビュートマガジンに添った出し方だとはしても、確かに正体はそういう感じになるわなー、と。伏線はちゃんと主人公の平成いんこの仕草に出てるしなー。しかし「上司」。どうやってその地位になったんだ(笑)。そこだけが(笑)。
2020.04.19
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ドットブルーム連載→コミクス。虫歯氏の作品は何かどっかイカレてるとこがええどす。帯の「スーパー攻様受け(になりたい)!!!!!!!!!!!!」も強烈なんだけど、このカプの性格がどっちも何かおかしい(笑)。スーパー攻め様をやっていた何でもできちゃう(けど努力もしてきた)御曹司冬真が喜々としてケンカする「フジミ」と出会って~いろいろあって~くっつく~なんだけど。「フジミ」のスペックがおかしい。最初の回で高層ビルから冬真姫抱っこして飛び降りて平気。いやお前それ何処のウルトラマン因子を持ってるんだ、という程の頑丈さ。実姉から「善意というより悪意のないひと」と称されて、家を出てもまあ何処かで何とかやってるでしょ的な反応。人の名前覚えるの苦手で自分の姉の名も言われて思い出すくらい。ケンカすることで初めて「この世界には初めておれ以外の人間が居るってこと」を知ったとか、*起をコントロールするために修行したとか(楽天ブログはこの単語をそのまま書くと投稿できないんだあああああああああああ)、風邪で倒れて初めて自分にも死があるんだと気付くとか、もっとも冬真もおかしい。普通のパタンだったら真っ赤になって「初めてだこんな気持ち……」だったら恋の予感のはずなのに「敗北の味!」ってことで追い回すことになるという(笑)。そんでまあだんだんケンカしているその姿に美しさを見出しちゃって好きだってことに気付くはいいんだけど、その後の対応が。へんぴなとこの廃屋の横に家建てちゃって住む様にしたり、愛情溢れる父の話も半分に家を出てきてしまったり、(まあ父上もヘリで事情説明に来るから相当だが)どう好きなのかメリットがあるかパワポでプレゼンしたり……まあそんな二人がよーやくやりかかった時に鼻血が出て(笑)大騒ぎ(笑)。フジミ初めての出血って。そのあととーちゃん来て「お前は早とちりだ」と指摘。全くだ。……晴れてくっついたらまたヘリ。どれだけヘリ好きなんだよ! のテンションで、高級ホテル最上階でよーやくスーパー攻め様が抱かれましたー。でも入れる時に力抜くからってサザンの勝手にシンドバッド……!……それでまたその立てた小さな家(元の家比)の風呂に二人で入っていちゃこらおい。ハッピーエンドはいいんだけどテンションたけえな全く!ええい幸せになっちまえ! な一冊でございましたよ。あ、タイトルはですね、高口せんせいも初期はそーとーぶっとんだもの書いてましたからそれを思い出したのと、描線のタッチが似てきてる? と思っただけのはなしー。
2020.04.13
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去年「2019」をずーーーーーっと旅中持っていて、急な予定変更とか、単純に次に行ける場所は、とかともかくこれ一冊だけでずいぶん役立った一冊ーーーーー!……試される大地ではあるんだけどさー……キャンプしながらだらだら行く、という意味では本州より安全で旅しやすいとこなんだ、というのがこの地図を見れば判るのではないかと!赤いのがキャンプ場。青いのが道の駅ね。道南。道央(西)道央(東)富良野・日高道北/枠内は旭川近辺道東そして今回はこんなものも!こんな注意書きも!……全くもって浜小清水で聞いた話の通りだ。血が騒ぐ~のだが…… 今年は…… 断念せざるを得ないよねえという。新型コロナのばかーーーーーーー! さすがに9月まで終息しないと思うし。せめてこれ見て来年の計画を練るさーーーー。
2020.04.11
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はい表紙の真ん中に居る何か訳判らないものがエレンですー。リアルタイムでこの巻で彼が喋ってるのは一場面ですー。しかもそれって「宣言」だぜおい。ワタシ普段雑誌のほうで読んでるんでコミクスの方はついおざなりにするんですが(笑)。買ってはいるんですけど。つき別冊マガジン、コミクス出ると前の号掲載分と二話まとめて出すんですよねー。今号の様に。(もう最近重いもんで電子に切り替えたざんす)さてエレンは容赦無い地鳴らし始めちゃいましたー。エルディア島の人々「だけ」のために!んでもって「それじゃまずいんじゃねえか?」104期残党+ハンジさん+兵長(まだ動けるかどうか)+ピーク達+救ったマーレ人集団がそれを止めるべく行動をしようとしてますがー。エレンの狙いは何ですかねえ。あのテレビ番組で諫山せんせいがラストシーン思いついた、という(ブラフかもしれんが)カット、赤ん坊抱いて「お前は自由だ」。ワタシはあれはヒストリアとエレンの子供じゃねえかと予想してるんで(幼馴染みは言いくるめた)、その本当の「自由」のためにだったら、というのはあると思うんだけどね。あとあれだ。かつてグリシャに壁の中で生きてくためのアドバイスとしてクルーガーが言った「愛する者を作れ」みたいなことにつながっているのかと思われ。その意味だとエレン自体の目標としては島以外全部滅ぼしてしまえー、はまあ叶っていない訳ではないと思うけど。じゃあマーレに行った時に砂漠で暮らすエルディア人を見て流す涙は何だったんだ? とか、彼は104期仲間に対して本当はどう思ってるのかとか、隠してるからもう何というか。そんでアニ復活ですよ。彼女の「父親」がまさか育ての親だったとは。でもまあそれもまた一つの伏線かもしれませんな。「血でなくて育て」みたいな。さてこのまだ立ち上がってもいない始祖(とか取り入れすぎ)エレン、どんな形になって出てくるやら。あ、ハンジさんの今回のポーズは結構胸がある感じがしたのは錯覚?
2020.04.09
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表紙は雉くん。MTBレース観戦編その2。本人がなかなか言えなかった(つかタイミングいつも悪すぎる)「自分もロードレースやってるんだー」の前に、よーやく鈴音ちゃんが「インターハイロードレース二連覇の小野田坂道」の記事のこと思い出して記憶と目の前のひとを一致させてくれましたー(笑)。……いやあ何というか、乗らないとただのひと以下になってしまうからなあ……MTB編は坂道くんの「個人」としてのプライドとか闘争心とかに火を点ける展開なんだと予想はしているんだけど。見ているだけでもやっぱりまとめて見るとスピード感あるかなー。本誌のほうでは初心者レースに出ているけど(笑)。 それにしても今回の作者のツール・ド・夏休み、今までになくはらはらする展開でしたわー。一日で移動する距離も何だけど、台風の中…… 西へ……
2020.04.08
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新作じゃーないけどいつか紹介しようかなーと思ってた本。さーすーがーに2014年発行なんで絶版電子のみー。ワタシは古本で入手。大和田せんせいらしい、過多デフォルメ+事実を配置して楽しく当時の熱気を表現してますなー。なかなか古谷トオルが上手く台詞を言えない時。安彦さん↓ガンダム打ち切りでショックを受けるファン達。何故かフレディが居る(笑)。これは「麗しのアルテイシア」事件のとき。まだそーいう絵が露骨には出なかった時代ですがな。そういう時の公式の言葉(笑)。映画で変わったシャアとララアの私室の場面……の前に、池田さんは二人がデキていたということに気付いていた、という。などとまあ、ファースト世代には「あーあんなことあったなー」ということがね。実に楽しく。しかもちゃんとこれトミノ氏の許可とって描いたもんだからなー(笑)。全くこのせんせいは!キョーミある方は電子で! アマゾンでもあるよ。
2020.04.07
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コミックPASH!で連載中。コミクス以降の話とかは以下でー。https://comicpash.jp/hokuokizoku/「一目惚れから始まった、貧乏貴族リツハルトと元軍人女性ジークリンデのお試し結婚生活」。3巻で一旦「お試し」がキリになるので読むなら今!何というか、あまり知られていない北欧の雪国の何というか、日々そのものはまあ大変だけど楽しいよね、という生活ー。13の時から18年間軍人生活だった彼女だからもうたくましいこと……そんでもって雪国の伯爵リツ君も野生な仕事には詳しいし。ウサギもだけど熊の解体まで出てきた時にはびっくらしたわ。確かに時間はかかる……それにしてもこの二人、身長差が殆どないってのがまたええのぅ。
2020.04.06
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スーツのタロウ胸熱。やっぱりウルトラダイナマイトを模してたんだねー、あのひとは。さて中身。評議会の陰謀が色々出てきましたが!バルキーはどうやら設定書からするとマジ女の子のようですな。原作タロウの最終回に出てきた宇宙人かー。しかし女の子にするとわ。そんで対話。むー。一番直情単純タロウにもちかける相談ではないと思うが。親父はまあ親父だし、主人公は成長する役割があるからまあいいし、諸星はまあ何というかハードなキャラだし、ジャックは役者さん考えて(だよなあ? 実際のとこ彼の立ち位置まだはっきりしてねえぞ。曖昧なまま!)のUSAウルトラマンだし。エースは頭いい少年だし(アニメだとややこしい設定加えやがりましたな)タロウは…… 獅子兄弟はまあいいです。あれはもともと別星人だから。それにしてもメフィラス星人の陰謀で先に親父と諸星が捕まっていたとは(笑)。さすが親父。三日前に捕まっていたとしても冷静だ。人間としての年月は大きい。しかし「にせウルトラマン」のエピって、もともとは結構シュールで何かおかしいもののはずなんだけど(笑)。それに「明らかに偽物でしょ」がわかっていると面白いんだけどなー(笑)。まあそれはそれとして、ありがとうベムラー(本当のウルトラマン)~。そんでウインダムがわんこ宜しく助けに来るのが可愛くて!ミクラスよりはメカメカしいウインダムのほうがこの話に向いてるからだと思うけど、大本のセブンでもカプセル怪獣は好きだったんで、この子が活躍するとうれしー。それにしてもゼットン星人なエドが議長ってことは、議会の中でも何かしらのクーデタとかあるのかしらん。むー。こういう時簡単にヒーローズ買えないセブンイレブンが近くに…… は、あ、あった。今度から仕事帰りに買いにいこーかなー。セブンイレブンはイートインできないんで、つい寄らずにいてしまったんだよー。そんで次巻予告。レナちゃん何ものだよおい。
2020.04.05
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194話。 2ページ目から既に! 出穂ちゃん玉狛で観戦かーい! 安定感ある龍神丸の抱き方…… もうこの支部にはいっちゃえよ! つか、ヒュースのこと知らされてる(よく知らされたなあ……)時点でもうこのひと支部行き決定違うかい? わかんないけど。 遊真スコーピオン投げ。突き刺さり方がニノさんのシールドの堅さを物語るなあ。これ5ページ目の修のシールドの薄さと比較するとわかりやすい。悲しいくらいぺらっぺら…… で、ニノさんのフルアタックで遊真のシールドが砕ける訳だしなあ。 そんで遊真にニノさん聞く。感情本当に動くなー。実は動きやすい感情を隠すためのポケットインだったり、表情変えないとか口調がアレだったりなのか、表情変えないこと自体が不器用さんなのか微妙なんだけど! そこで出ました「つまんないウソつくね」。既に脅威だと思っているということですね! オッサムスラスター投げました! けど辻ちゃんに切られてしまう硬度(T_T)。千佳ちゃん鉛弾。ここで修が焦っているということは、ここは彼の予想外れということかな。 でもまあ千佳ちゃん自体は急げば全包囲シールドで避けられるというのはあるんだよな。これ強い。自分のメテオラですら防げる強度だし。 そんで千佳ちゃんに「鉛弾で身を守れ」。ここは修の素だよな。これが作戦で実弾撃たせるってのはこのひとにはできない。まあだからこそのヒュースが効いたんだろうけど…… そんで195話。ここからです! 確かに「素のライトニング」見てみたかったーーーーーー! どんだけの弾速になるんだってんだ。つかイーグレットもそうそう撃っていないんだよな千佳ちゃん。どういう感じになるかその後わかるよねえええ! そんで、いつもより後ろ髪がとんがってます奴ら。だけど三輪の目が優しい。どうしたんだ…… それにしても小南せんぱい! 何ってすばらしいリアクション! 「ちがう!」ってすぐに感づくあたりさすがなんだけど、この反応の良さ! そして辻ちゃんやって来ますが、そこで冷静にヒューーーーーース! 辻ちゃんは一応鉛弾対策に瓦持ってますが、シールドも瓦もへったくれもない。実弾だあああああああああああああ! 普通ならこんなに身体はじけないぞー。そりゃそうだーーー、普段土木工事用の威力を出してるアイビスで撃つんだぜえ。「あえて」建物の内側からガラス越しに撃つこの「突き破った」感触! バッグワームつけてないとこ見ると、やっぱり急遽切り替えた感強いな。いや、すぐに逃げられる様にシールド用意? そして少し動揺した? ニノさんと二対一になって、何故かすーっと移動。これはホントあちこちで言われてるけど何なんだ。だがその最後のコマで師弟が「勝った」だよ! 木虎ちゃんの一瞬沈んだ表情がとりまるの台詞で変化するの細かい! そう、追尾弾だった…… もの凄く威力弱そうだけど追尾弾なんだよ…… 的確にトリオン供給器官と腕を狙った…… 出水すらこんだけびっくらしているというのがすげえ。 そらまあ…… トリオン量2の戦闘員なんて彼しかいないから、どういう弾になるか、修より10多い人にはわからないわなあ…… そこで遊真が足スコーピオンで突く! 連携の勝利! その後やってくる犬飼くんの「ナイスキル」だけどもうへたってるわな、千佳ちゃん。タタタタでやられてもまあ仕方ないのか。そもそも隠れようとする意思もなくなってるやん。バッグワームもつけてない、アイビスも持っていない、移動もしていないじゃ。 ともかくそれで犬飼くんが討ち取っても自発的ベイルアウト。ちゃんと「2点」とらせてから生存点もプレゼントということか。小南先輩の喜び方がハンパねえ! いやーーー よく二位まで生き残ったよ! 色んな手は使ったがな! つか皆気付いてるんかい! この隊長、まだ15歳つか、中三ってこと…… 怖すぎるよ! 今更だけど! さあこれで遠征選抜どうなるのかなー。玉狛第二は行けるか行けないか、と言えば…… 単品だと修だけだろ…… と思うけど…… でも彼が制御しなくちゃこのチームなあ…… とりあえず次回は反省会と会議? そもそもA級にしたとこで、元々どうやって選抜していたのか謎だったし、A級ランク戦も出てくるならそれでよし。ともかくともかく! がんばってぇ! なのだよ!
2020.04.04
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