中村晃一ブログ Koichi NAKAMURA

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2008年04月27日
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“消費”というものについての意見が語られる、旭化成のへーベルハウスのCMがあります。

「私達は次々に大量につくられるモノを、次々に大量に消費していく。」というフレーズからはじまり、

「(中略)・・欲望は刺激され、モノの寿命はまた短くなる。このぐるぐる回るサイクルに、いつまでも回されるのだろうか。そこから出て、ゆっくりモノとつきあうのは、どうだろう。」

と締めくくられる30秒ほどのメッセージは、 こちらのページ からご覧いただくことができます。


ロングライフ住宅というものの考え方については賛否色々なご意見があるようで、私は不勉強なので今はそのどちらの立場にも立つものではありませんけれど、上のコマーシャル・メッセージにはひとつの時代の気分や方向のようなものを感じます。

それはエコロジーという言葉に代表されるような地球資源・経済価値に対するひとつの考え方なのですが、心を砕かなくてはいけない対象が個々の家庭の経済的裕福さからより広い範囲の将来環境等へ大きくシフトしているように思います。

昔たとえば食卓でわりばしを無駄遣いしたりすると「もったいない」と叱られました。

今も、たぶん同じく「もったいない」と言われます。



ところが、30数年が経った今、「もったいない」というのは地球資源がもったいないという意味が多く含有されるような気がします。
あなたのそんな心ない行動が私達の地球環境にどう影響するか考えなさい、とはいちいち食卓で言われたりしないかもしれませんけれど、今の時代「もったいない」という言葉にはそんな雰囲気が感じられるのです。

だからCMの「このぐるぐる回るサイクルに、いつまでも回されるのだろうか。」という問いに対しては、きっとそうじゃなくなってくるのだと思います。

だから大丈夫ですよというわけではなく、各企業にとって目先の経済活動における関心事はそれがどの分野から積極的に取り組まれるかということだと思うので、そこに着眼して訴求をしようというへーベルハウスさんのCMは、マーケティング的にはなかなか深いなあと感心した次第であります。スマイル





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最終更新日  2008年05月09日 02時04分54秒
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