中村晃一ブログ Koichi NAKAMURA

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2008年10月05日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
このブログではマーケティングの一大要素として“ブランディング”の話をちょくちょく取り上げたりしておりますが、今日はちょっとした頭の整理迄に書きます。

いろいろ相談をいただいたりもするのですけれど、ブランドの浸透を考えるとき、その方向は2軸に分けて考えるとわかりやすいのではないでしょうか。
2軸とは、垂直方向と水平方向であります。

例をとって説明すると、たいがいの海外ブランドは垂直方向にはユーザーへの浸透に成功しているような印象がありますよね。
つまり、横文字のブランド名を聞くと、なんとなく「高い」「高級な」「ハイソサエティな」感じであることはだいたい誰の頭にも浮かぶわけです。

ところが問題は水平方向のブランディングです。極端に特徴的な一部のブランド、たとえばAとZの間の違いはわかるけれど、BとCとDとE、もしくはMとNとOとPといった中間に位置し類似するような多くのブランドは、その区分をユーザーに理解されているケースが稀であるような気がします。

そのポジショニングこそがすなわち強いブランドでいられるかどうかを決定するという事実を、その当事者がどれくらい認識し得ているでしょうか。

ここでブランドと呼ぶのはもちろん、モノの販売に関わるものばかりではありません。
各種のサービス・企業イメージなども含めてブランドと言っています。


他の似たようなグレードのホテルと何が違うのか、何をユーザーに体験してもらいたいのか、何をブランドの向こうに見てほしいのか、何を約束するのか、そしてしないのか。

それが明確に伝わるブランドは、強烈な支持を得るはずなのです。(同時にある層のユーザーを捨てることもあるかもしれません。)

先日の中村塾でも、“マーケティングは自らのプロダクトやサービスが「何であるか」を定義するところから始まる”とおさらいしたばかりでしたが、水平方向のブランディングをいかに打ち出していけるかが、ブランドの強さ(唯一無二性)を決める重要な要素だと思います。

宿泊業界・サービス業界においても、これからそのようなことが重要視されてくるのではないでしょうか。
業界の人が、ではありません。ユーザーが、それを求めてくるということです。

ユーザーはもはや一昔前の消費者ではありません。
どんどん習熟し、要求し、それに応えられないサービスを淘汰していくでしょう。

これからのユーザーをしっかりとファンにしていくためには、水平方向のブランディングをいかに打ち出していけるかがキモだと思います。スマイル




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最終更新日  2008年10月05日 21時23分42秒

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