EiliPrivate~思索の森…奇蹟を求めて~

EiliPrivate~思索の森…奇蹟を求めて~

2018年09月15日
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テーマ: たわごと(27623)
カテゴリ: 思索
人生の意味や宇宙の存在を確認したいという切実な渇望は、当時どうしてそのような想いが生じるのか自分でも不思議だった。しかし、それが「生」を実感するために必要不可欠な精神探求の要素となっていたことだけは確かだった。
僕は自分のこの想いを真に追求してゆくためには、その当時自分の持てるものすべてを捨て去らないといけない…というところまで追い込んでいた。そして、そこまでするからには、本物に出会えるはずだ、というのが当時の僕自身の考えだった。
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それは若い頃の初な思い出でくくられるものではなく、オウムに出家し様々な出会いがあり、彼らが大罪を犯し、裁かれ、死刑になり、刑が執行された今、そこにあれほど近くまで近づいた自分が見て感じてきたことを改めて、再考する価値があるのではないかと感じており、思索を再開することになった所以でもある。
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この23年間に、それぞれのブログやコメントに僕の語り落としてきた言葉を汲み取って下さった方々が多数いらっしゃる。
彼らの精神と交流しよう。そして、相対化させていこう。すでにし終わっているものもあるが、改めて言葉にしてみよう。
オウムを切り口にして、人生の意味や宇宙の存在を確かめる事ができるかもしれない。
同じように悩み苦しんでいる人がいたとしたら、僕はそうした人たちとなんの別け隔てもなく言葉を交わしてみたい。
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都会を離れて仙人のように暮らしていらっしゃっている寝太郎さんは、僕にとって理想的な、ともすると自分もそうした生活を選びかねない人物で、お会いしたことも語り合ったこともない人だが、交錯する言葉が存在する。
◆寝太郎さんのブログ
http://mainennetaro.blog.fc2.com/blog-entry-626.html
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虚しさ、意味の欠如、自分の存在が偶然であるという感覚 ―『日本社会がオウムを生んだ』を読んで  
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「意味の欠如」に関して
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世の中、「虚しい」とこぼす人は多いが、僕はいつも、どんな種類の「意味の欠如」であるかに注意している。
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寝太郎
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彼は僕が、その欠乏感を満たそうとして、ひとつの具体的な答えとして、宗教に出会ったのだと分析している。
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宇宙規模の物語を提供してくれて、なおかつ日常的にその物語と共にあることができるような環境、空間、集団をも提供してくれる、つまり宗教というものがあったのだと思う。
寝太郎
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この感覚を得るために、僕は、文学、芸術、科学、精神世界と旅をしていたわけなのだが、そのどれもが今持って血肉となっているし、当時その流れで宗教に出会うことも必然だったと思う。そして、それが仏教文化であり、かつ、輪廻思想に出会った時、僕は初めて飛躍的に自分の意識が宇宙規模で開花したことを感じたのだ。そしてこれはキリスト教文化の話と必ずしも反駁するものでもない。
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輪廻思想について、意識を傾けたことが希薄な方々は、人生と世界と宇宙のつらなりについて、とてももったいない事をしていると思う。僕はこの思想について多くを語ってこなかったが、この「とんでも」話についてと、「とんでもないとは思わない感覚」については語るべきではない領域かもしれないと思い、あまり触れてこなかったのだ。
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第一、この領域については科学的ではないし、そうした根拠に基づいて語り落とす次元の話ではなく、かといって精神世界や宗教に接している人たちにとっては、あまりにも代表的な思想でもあり、今更敢えて述べるほどの神秘的なものではなく、またオウムの教団自体が述べていた事を考えると、脱会後よく「まだ抜けきってないのね」と残念がる人たちの言葉も聞いており、この繊細な領域の宇宙観については、語ることをやめたのである。
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しかし、本当の理由はもっと奥が深いものだった。
輪廻は語れば語るほど、意図したものから離れてしまう類の性質を帯びていると気づいたからだ。
カルマについても、そうだ。
ある人に、「ついていけない」と言われた話の多くが、探求の根幹をなす不思議な体験の数々であり、それはどのような表現を持ってしてもその人を納得はさせないだろう。
僕はその点において、必死になって理解してもらうことを求めない…これは、たぶんに個人的精神的な領域の話であり、説明できる言葉をもたないからだ。
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しかし、できれば、香りのようなものだけは置いていきたい、そう願っているのだ。
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無意識に至るまで注意深くならざるを得ない、生の区間の秘密に気づいてしまったかのような感覚、それが仏教には確かに存在していた。釈迦から学びうることでこれだけ明晰に問われていることがあるというのに、オウムで体験させられたことは、あまりにも逆説的なことだった。
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意味は原理的に充足可能かという問いに戻れば、思うに、意味の喪失というのは、あれがない、これがない、というようなものではなく、人間の特性上、なんのきっかけもなくても生ずるものである。なぜなら、人間はただ生きているだけではなく、生きていることを知ることができるゆえに、いかなる意味の外にも―宇宙だろうと―出ることができる、というか、出てしまう生き物だからだ。だから、意味というのは、ある日突然、蛇が丸呑みして運び去ってしまうようなものだ、という形容が一番適切だと思う。
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寝太郎
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ちなみに、今自分が、意味の喪失感のような虚空の中にはいないのが救いだ。
あの感覚が、どのようにして僕の周りから消えていったのかわからない。ただ、あれはまるで大気の中の酸素のようなもので、僕は当時、精神的な酸欠状態で、窒息寸前だったのだ。
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それを回避したのは、事件後の僕自身の、本能的な行動の軌跡によるものだと感じている。
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Eili ...





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最終更新日  2018年09月15日 21時46分03秒 コメントを書く


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