EiliPrivate~思索の森…奇蹟を求めて~

EiliPrivate~思索の森…奇蹟を求めて~

2019年01月30日
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カテゴリ: 歴史
昨日、13年ぶりくらいになる…友人から連絡が入った。
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しばらく記事は書けていないのだけれども、いろいろとまだ精神的な葛藤も抱えていて、簡単に言葉に落とせないものが多い。
いくつかの記事は削除してしまったし…その必要はなかったな…と今では思っているものもある。
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あいにく仕事が忙しくなってきてしまって、なかなか自分に向き合うことができずにいるんだけど、昨日は久々に大学時代の友人の声を聞けて、一気に様々な事を思いめぐらす一日だった。
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想念の渦のなかから適切な言葉を汲み取ることは難しいけれども、少しだけ拾い上げてみる。
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美研のメンバーには郷愁の念が絶えないけど、みなどうしているのかな。
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彼は僕より先輩の元信者の方で、大学時代間違いなくキャンパスで最も目立っていた存在だった。
宗教というのではなく音楽や芸術方面で活発な活動をしていた人だった。
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僕の手記にも登場している彼なのだが、思い起こせば、僕は上九一色村から逃れた95年4月、行くあてもなく松本に住む彼のアパートに身を寄せていた時期があった。彼は元出家修行者で、89年には脱会し、当時家信徒という立場だった。
井上君や新実さん、遠藤さんの若いころを知る貴重な人物で、当時はオウムの魅力を語っていた。
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サリン事件後の慌ただしい中、故村井さんを送迎した後、僕は第十サティアンに戻った後、もうここで黙って占星術のワークなどしてはおれない精神状態になっていた。サマナはかたくな…在家信徒の人たちは報道の真相がわからず、かなり戸惑っていた時期だと思う…
あの頃はいろいろ互いに話したいことはあったのだが、あまり話せてはいない。彼は日中バイトに出かけ、僕は一人彼の部屋の中でうずくまっていた。
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そこに、4月8日ころだったと思う。村井さんからの電話がかかってくるのだ。
そう、彼自身元サマナだったため、村井さんは、僕が上九一色村にいないことを知ると、あたりをつけここを探り当てたのだ。
僕の行動は、村井さんには筒抜けだった。
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僕は電話に出て、いろいろ話し合った。
その頃の会話は、あの4月23日のTV出演の際に出しているので、多くの人が見たと思う…
かなり僕は説得されていたが、それでも食い下がり、「教団には闇があると思う…村井さんはそれを知っているのではないか?」
と直談判した会話だ。
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そして、この会話をしたあと、彼のもとを去って、僕は行動を起こす。教団と戦うしかないと決断したのだ。
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あの内容は当時強烈だっただろうし、彼を窮地に追いやることにもなっただろう…というよりも教団の実態を露呈させたと思う。
でも、まさか、その会話が茶の間に流れた後、彼が殺されるとは僕は思ってもみなかった。
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僕の脱会宣言は、村井さんの死をもって印象付けられ、もうどうしようもない時代の渦に落とされていくような感覚だった。
彼の最後の言葉「ユダにやられた…」は、僕のことを指すのだ…という想いにかられ苦しんだ。
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4月15日の報道では、まだ世間では誤った情報が錯綜している時期で、僕自身が、テロリストの一味であるかのように顔写真入りで報道されていた…教祖麻原~村井さん~僕~豊田君~井上嘉浩君などが、線でつながっており、大きなテロップで怪しげに解説されている。もう黙ってはおれない時期だった。
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本当に何年ぶりだろう…その後、互いの連絡先を知らぬ間に過ごしていたある日、ダライ・ラマの法話の集いだったか、もしくは何らかのリンポチェの集いかなにかで偶然に彼と出くわし、しかもその時、永岡辰哉君にもばったり会うという奇遇さがあった。2004年頃だったのではないかと思う…
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そしてその頃、僕は非常に戸惑った事を記憶している。
そのチベット密教の集いには、実は何人か、見覚えのある元サマナが居たのだが、互いに一言も会話せず、目を合わそうとさえしなかったのだ。異様だった。
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中でも僕は一番有名になってしまったので、声をかけてくるものはいなかった。
誰一人過去を知られたくない…重い沈黙があった。
でも、僕からすれば、「あ、生きていたんだ…、脱会できたんだ」という思いが先にあり、それでも真理を希求する彼らに想いを通じさせるものもあった。
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しかし僕は複雑な立場にあった。元オウムという素性が知れ渡っている人間であり、チベット密教の問題点を指摘もしており、著名な中沢新一とは、壮絶な思想的対立状態にもなっていた。それは宝島社から出た「僕と中沢新一のサリン事件」という記事で、強制的に仲たがいをさせられてしまった過去があり、その傷は今もなお癒えていない。
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あの頃はスポーツ紙(確か東スポ)にも見出しが出るほどに揶揄され、世間から痛烈な視線を投げかけられ、僕は多くの朋友とも、論争が絶えない境遇となり、非常に辛かった。
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朋友とも、ようやく繋がりかけた世間の人たちとも、引き裂かれ、精神的には孤独だった。
つい先日までは、中央大学での中沢新一の授業をもぐりで聴きに行くほどの仲であったのに、他ならぬ彼に紹介されたジャーナリストの手によって、繊細過ぎる会話を、一気に台無しにさせられてしまったのだ…
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実はチベット密教には極めて重大な問題があるのだが(それはオウムの土壌となりうるもの)、それがあまりにも知られていない。
この領域については、いずれ語り落さなければならないだろうが、僕が躊躇っている問題がある。
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あそこを出て間もない人たちが、流浪の果てに真理を求め、チベット密教の神髄に触れようとしたのならば…
その道筋は確かに存在する。
しかし、彼らすべてが、再度精神的な地獄に陥るだけの闇が、チベット密教には存在する。
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なぜ、そこに彼らが気付くことができないか…
そして、それはニューエイジ文化の流れと当時のスピリチャル文化に潜んだ落とし穴とも関連する。
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僕が是が非でも、井上嘉浩君と面会せねばならなかった理由は確かにある。
会うべきだった。
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そして、そういう意味では、中沢新一は、学者として、示さなければいけない事があった。
それを、とうとうしなかった。
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極めて細い道を進みながら、真理の真横には魔が潜んでおり、神を目指すものは、まず悪魔に出会わなければならぬのだと…
そう言いたげなカラクリがあるのだ。
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13年ぶりの朋友とは、深い話をしたい。輪廻を超えるような。
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そして、この闇深い密教の中から這い上がることができる魂がいるのか?
と問われれば、それは、井上嘉浩君に他ならないだろう…とさえ思っているんだ。
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日本の仏教文化、密教文化の伝来に並ぶほどの…空海と同じレベルにまで達しているとさえ僕は見ている。
(※ごめん、空海、僕はあなたより嘉浩君のほうが格が上だと思っている…)
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なぜって、彼は、日本に伝来していないような貴重な経典を、原典から日本語に翻訳までしているのだから…
この23年の獄中で、彼の求道精神というものは、実に特筆すべきもので、それを世間は知らない。

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ちなみに、5000枚におよぶ獄中手記には、空白がなく極めて読みづらいものだが、
字数に換算して、200万文字。
大学の修士、博士課程の論文の平均の文字数が、2万字だから、彼が残した<業績>がいかにすごいものかおわかりいただけるであろうか?
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しかし、極めて数人だけが、知る真実がある。とても世間には受け入れることが難しいものかもしれないけれど
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Eili ...



ドルジュタクにも触れたいところだが、まずは以下の記事をよく読んでほしい。
特に僕の朋友でチベット密教を愛している人で、知らぬものはいないほど有名なソギャル・リンポチェだが、彼の実情について、驚くことに、その実態を知らない人が多かった。。。

彼らは僕以上に詳しいはずなのに、彼らはこの事実を知らない。
麻原を痛烈に批判しておきながら、 ​ソギャル・リンポチェを聖者のようにとらえている人たちに、3回は読んでもらいたい記事が以下になる。​






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最終更新日  2019年01月30日 23時19分34秒
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