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2011.11.24
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カテゴリ: 映画・テレビ


CBCが製作したミーガン・フォローズの主演のテレビ映画です。

1985年『赤毛のアン』、
1988年『アンの青春』、
2000年『 アンの結婚』

1作目の『赤毛のアン』は、初めてプリンス・エドワード島で
ロケを行ったことで話題となったそうです。
アン役のミーガン・フォローズと、ギルバードは、16年かけて
同じ役で出演したので、可愛い子供からそれなりに年齢を経た
顔になってきています。
ハリーポッターのダニエルやエマ、あるいは渡る世間のえなり君と
同じと言えばいいかな。
たとえがちょっとー!という感じですね。

私はアンが大好きでかなりのおたくです。
ただ小説のアンのファンなので、自分なりに想像したアンやギルや
ダイアナがいるので、映像のアンには近づかないようにしていました
がこの映画には興味があったので見てみました。

ちょっとした脇役のエピソードを主たる人物のエピソードにすり
替えてしまったという部分はあるものの、アンがグリーンゲイブルス
にやってきてギルバートと婚約するまでの『赤毛のアン』
『アンの青春』に関してはほぼ原作をなぞっていて、親しみやすい
ものでした。

そのあとがびっくりしました。
登場人物のキャラクターだけを頂いて、オリジナル・ストーリーとは
全くかけ離れたものになっていたからです。

かいつまんでいえば、アンはたくさんの子供の母親となり、その
子供たちが成長するにつれ、第一次世界大戦の重苦しさが広がっていく
というのが原作ですが、映画では結婚したアンが戦争に行ったギルを
探しに、ヨーロッパに渡り、スパイもどきの活躍をし、他人の息子を
引取り、育てると言う内容に変わっていました。

細かい所では、
行方不明のギルを探しに従軍看護師としてロンドンからフランスへと
渡り大活躍の若いアン
実際に志願したのはアンの息子たちで、この時アンは47才を過ぎて
います。
行方不明になったのは息子のジェムです。
ギルバートとアンがロンドンでの医学学会に出席のため訪欧したと
いうエピソードは原作にありますが。

ダイアナの息子ジャックが戦争で大けがをしたのですが、映画では
ギルを探しまわっていたアンがダイアナの夫フレッドが大けがを
しているのを発見となっていました。
しかもフレッドは片手切断という大けがで、その後二人は、地下活動
をしていた男性の子供を育てながらずっと行動を共にします。

アンはたくさんの子供の母親となったのですが、原作ではこの他人
の子供を養子としてこの子を生きがいにしています。

一番いやだったのはアンの両親の事でした。
原作は両親は学校の先生をしていて、アンが生後3ケ月の時、相次いで
熱病で亡くなったのですが、映画では、どうしようもない父の無謀な
運転で馬車の事故が起き、母親が亡くなった事になっています。

アンを捨ててしまった父親が、その後、頑張って立ち直り、マリラに
アンを引き取りたいという手紙を出したのですが、マリラはその手紙を
隠してアンには伝えないまま亡くなり、マリラの死後、アンがその
手紙を見つけたという、映画版には嫌悪すら感じました。

アンを残して逝ってしまう両親の無念さ、優しさ、アンを育てた
マリラの誠実さを踏みにじる内容に変わったと私は思えました。

私のアンはモンゴメリの本の中で生きています。





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Last updated  2011.11.24 10:15:48
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