エレヴァージュのメールマガジン、バックナンバーのまとめノートです。

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2010.03.20
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では、

土曜日の赤ワインのリストを記します。


◎シャトー オー ブリオン 1978           40ミリ・・・¥3900

 仏・ボルドー地方です。1978年は、本当に素晴らしい年だと思います。果実味が
 丸く、上質な酸味があるので、とてもバランスがいいのです。もともと、オーブリオンは、
 他の5大シャトーに比べて、酸味が豊富なので、20~30年間熟成させている間、比
 較的美味しく飲めます。一方、他の蔵は、タンニンが強く、酸味が少ないために、果実
 味の甘さがなくなり、「寝てしまう」のです。そして、一旦寝てしまうと、タンニンが解けて、
 甘さ、酸味とのバランスが整うまで、さらに長い年月が必要になってしまいます。その点、

 深みを、思う存分味わえます。この1978年ものは、そういうオーブリオンの真骨頂が、
 まさに発揮していると思います。

 (金曜日に味見しました)素晴らしい状態で、1978年らしい酸味の新鮮さがあるため、
 口に含んだ時のフレッシュな触感が、もうたまりません。オーブリオンらしい、奥行きの
 広さと、懐の広い、落ち着いた佇まいは、まさに偉大なワインの証ではないでしょうか。




                                          120ミリ(70ミリ)


◎シャトー ブスカッセ ヴィーユ ヴィーヌ 2006
(アラン ブリュモンさん)                            ¥1800(¥900)

 仏・南西部地方の熱い地域のワインです。彼は、「シャトー・モンティス」を作っている
 非常に有名な生産者です。ただ単純に作れば、泥臭くて、野暮ったくて、渋みが強く

 まさに証明です。豊かで、凝縮した旨みが、口いっぱいに広がり、そして、穏やかさと
 強さのバランスが、見事に取れているのです。この完成度の高さに、ただただ脱帽
 です。

 (昨日から、2003年ものから2006年ものに変わりました。まだちょっと若いので、
 あと数カ月、ゆっくり待ちながら、売っていきたいと思います。おそらく、徐々に果実味






◎シャトーヌフ デュ パプ レ カイユ 2006(アンドレ ブリュネル家) ¥2000(¥1000)

 ~仏・ローヌ地方です。これほど美しくて、伸びやかな酸味をもったシャトーヌフ・デュ・パプ
 は、他にあるでしょうか。この地域のワインは、もともとは、荒々しくて、強引で、野生的す
 ぎる傾向がありました。しかし、最近の生産者は、ブルゴーニュの作り手が持つ美しい酸味
 を自分のものに取り入れようとしています。その結果、熟成の初期でも比較的美味しく、
 さらに、極めて長期間、「美味しいまま」熟成する能力を身に着けたのです。

 (2005年ものの在庫が、わずか一カ月で輸入業者さんからなくなってしまい、すでに次の
 年になってしまいました・・・涙)実際に味見すると、ローヌというよりは、ブルゴーニュ的な
 上品な酸味の良さが光っています。あと1カ月もすれば、徐々に甘さが増してきて、もっと
 もっと美味しくなっていくでしょう。

 (クジラのカルパッチョと、絶妙に合います。スパイシーな赤ワインと、生姜醤油の鮮やかな
  辛さが相乗し、肉の旨みが柔らかく出てきて、最高の調和が生まれます)





◎デコイ 2007(ダックホーン社)                ¥2800(¥1400)

 カリフォルニア・ナパ地方です。最近のカリフォルニアワインは、一昔前の強引で、
やたら抽出した、こってりした味わいのものとは、少し変わってきています。最近は、
 豊かな酸味を備えて、フランスワイン的な上品さを身につけつつあるように思います。
 カベルネソーヴィニオんの、「ズドーン!」としたパワーを感じながら、タンニン、酸味
のバランスが素晴らしく、奥行きのあるグラーヴのワインのような気高ささえ、覚える
 かもしれません。最近のナパのワインの完成度の高さを、ぜひ・・・。



◎ニュイ サン ジョルジュ レ ペリエール 2007年
 (ロベール シェヴィヨン)                      ¥3500(¥1800)

 仏・ブルゴーニュ地方です。先日ワインの試飲会に行き、ものすごい数の中から、
 「これを仕入れよう」と思った、たった一本のワインです。2007年ものは、前評判と
 は裏腹に、意外にいいかもしれません。ミネラル感が綺麗で、2004年を彷彿とさせ
 るものがあります。そして、ふんわりした優しい触感は、今飲んでも、十二分に美味し
 いのです。ブルゴーニュ好きだけではなく、果実味の素直な良さがはっきり出ているた
 め、ワインを苦手を考えている方へも、ぜひ飲んでほしい一品です。

 (開けて、何日も連続して味見しました)初日は、とても飲みやすく、これは熟成しない
 のではないかと思っていました。しかし、2日目、3日目と経っても、ピシっとした果実味
 の内部の構造の強さを保って、まったく乱れることがないのです。ですから、意外に、
 きちんと熟成するかもしれません。初日の素直な果実味の滑らかさは、熟成初期による
 ものが多いようで、これから数年かけて、どんどんしっかりしたミネラル感が全面に出て
 くると思います。

 (焼き鳥の盛り合わせと一緒に、ピシっ!とした綺麗な酸味が、鶏に振ってあるゲラン
 の塩と、柚子胡椒に良く合い、肥内鶏の身の締まった肉質の旨みに、ガッシリと合いま
 す)



◎ジュブレイ シャンベルタン V.V.2006年
 (マルク ロワ家)                        ¥4000(¥2000)

 仏・ブルゴーニュ地方です。アンリ・ジャイエ、ドニ・モルテさんの次に誰が来るという
 のは、非常に難しい問題ですが、可能性を感じるのは、彼女ではないかと思います。
 「ピシッ!」と、四方八方に散らばる花火のような、鮮烈さを持ちながら、ジュブレイ・
 シャンベルタンらしい豊かさを持っているのです。もし彼女が、シャンベルタンなどの、
 偉大な特級畑を持ったなら、どれだけ凄いワインが出来るでしょう。



◎ラトリシエール シャンベルタン 1983
 (フェヴィレイ社の自社畑)                     ¥6800(¥3400)

 仏・ブルゴーニュ地方です。この「ラトリシエール畑の」シャンベルタンは、数ある
 偉大な特級畑の「シャンベルタン達」と比べて、もっとも軽やかで、精妙な上品さ
 を備えています。ズドーン!という味わいよりは、シャー!というキラキラしたミネ
 ラルの輝きが、余韻まで駆け抜ける・・・。そんな、緻密で、きめ細かい触感は、
 一度味わってしまうと、もう止められません。






ワインバー エレヴァージュ

東京都港区西麻布4-2-13 八幡ビル2F     

TEL(FAX)03-6419-3889

ノーチャージ 
営業時間:19時~4時まで。
(終日、禁煙です)
日曜日と祝日は、休ませていただきます。







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Last updated  2010.03.20 04:05:16


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