エレヴァージュのメールマガジン、バックナンバーのまとめノートです。

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2014.02.22
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カテゴリ: カテゴリ未分類



食後酒のメニューです!(その2)

(あまりにもアイテムが多いので、2ページに分けています)


★ヴァン ド ナチュレル
◎バニュルス アル トラゴ ランシオ トレ ヴュー 1983
 (ヴィアル マニュレス)              60ミリ¥3000(30ミリ¥1500)

 仏・南西部地方です。黒っぽいカカオのような香りの中に、フランス南部の、乾いた
空気を想像させるような上品さ、アクのない自然な甘さが漂うようです。30年ほど
熟成しているおかげで、コーティングされたカラメルのような甘さがあり、どこか、アルマ


(12月2日に味見しました!。ふくよかで、ふくらみのある「乾いた甘さ」あって、
とても上品で、ガトー ショコラと最高に相性がいいです)

(1月14日に味見しました。徐々に、ランシオ香のような複雑な旨みと、溶けた
トーニーポートのような甘さが出て来て、やはりポテンシャルがあるなと・・・)


★ポートワイン
●キンタ ド サント エフューミア トーニー ポート 40年 
                               60ミリ¥2800(¥1400)

 ポルトガル産です。ほとんど知らない蔵でしたが、実際に味見をしてみて、クラシック
なポートらしい味わいで、まだまだ味わいが「詰まっている」ように思います。溶けた、
トーニーらしい旨みがたっぷりの味わいとは違って、果汁の濃さ、凝縮した甘さを直接
感じます。ただし、まだ開けたての段階で、これからどう変化していくか、じっくり味見して




●グラハム トーニー ポート 40年           60ミリ・・・¥3000(¥1500)

 ポルトガル産です。偉大な蔵の中でも、このグラハムは、最も重厚で、ドスンとした腰の
 据えた甘さがあります。そして、大きい樽で、何十年も熟成させたおかげで、豊かさの
 背後の、類まれな複雑さ、柔らかな旨みを身に着けています。これこそ、トーニーポート



◎キンタ ド ノヴァル 1955年        60ミリ¥6600(30ミリ¥3300)
 (ラベルがはがれて、なくなっています。ただし、キャップにキンタ ド ノヴァル、
 1955年と書いてあります)

 ポルトガル産です。大手のポートワインの蔵の中でも、最も鮮やかな酸味があって、
長い間熟成しても、その綺麗な果実味のフレッシュさと、上品さをずっと保ち続けて
います。さて、1955年ものを飲むのは、正直言って初めてです(すいません)。さて
どんな味わいになっているか、とても楽しみです。

(8月12日に開けて、味見しました!。やはり、十分に熟成したポートワインは、
特別です。熟成初期は、単純に甘みが強い赤ワインなのですが、十分に熟成
を重ねると、タンニンという重たい要素が澱となって底に沈み、抑え込まれていた
ブーケが、ドワっー!と湧き出してくるのです。そういう意味では、ボルドーの熟成
にとても良く似ています。ある一定の期間を超えると、豊かなブーケが、襲いかか
ってくるように湧きだすそのパワーは、やはり熟成しなければ味わうことができません)



★マディラワイン
◎ブランディーズ社 セルシアル 1940    50ミリ・・・¥8800(¥4400)

 ポルトガル・マディラ島のワインです(サッカーのクリスティアーノ・ロナウドの出身地)。
マディラワインは、やはり長い年月熟成したものに限ります。この会社のものは、1年半
前に1920年のものを出していました。1940年という年は、すごく良い年みたいで、
マイケル・ブロードベントおじいちゃんは、4つ★をつけています。マディラワインの真髄は、
やはり、爆発的なブーケと、ジワジワと、奥行きが見えないほど複雑で、広がるような
途方もない味わいではないでしょうか。

(11月15日に味見しました。2年ぶりに味見しましたが、やはり、伸びやかな酸と、
深く、轟くようなコクのある甘さが「溶けて」いて、最高です。開けてから、酸素と触れ
合い、どんどん複雑さが増していくでしょう)

(12月31日に味見しました!。まだまだ残量がたっぷりあって、ほんの少し、開けたて
よりも変化が見られます。ふわーっと舞いあがる香りの中に、徐々に、蜜のように甘く
なってきていて、空気の希薄感から、徐々に蜜のような甘さが出始めています)


★おすすめブランデー
◎マール ド ブルゴーニュ 1999年
 (クロード デュガ家)                30ミリ¥3300(18ミリ¥1700)

 仏・ブルゴーニュ地方です。クロード デュガがマールを作っているなんて知りません
 でした・・・。さて、実際に味見をしてみると、やはり「ジュヴレイ・シャンベルタンらしい」
 小粒の葡萄を破砕した瞬間、四方八方に「飛び散る」ような鮮やかさが見事で、
 まさにマールという食後酒の圧倒的な強烈さがここにあります。そして、マールにすると、
 多くの生産者が、乾きすぎた「辛さ」のある味わいになるのに対して、クロード デュガ
 さんのマールは、汁気たっぷりの、葡萄の質の良さを十二分に味わうことができます。


★おすすめブランデー
◎レイモン ラニョー トレ ヴュー(1952)   30ミリ¥5800(18ミリ¥2900)

 仏・コニャック地方、グランド・シャンパーニュ地区のブランデーです。自家栽培の葡萄園
 から作って、瓶詰めしている、いわば「ドメーヌもの」の小さい蔵です。葡萄の鮮やかな生
 命力が、ブランデーという段階でも、弾け飛ぶように感じ、余韻まで圧倒的な香りの豊か
 さを感じます。この土壌がもたらす高貴な香りは、熟成の若い段階では、あまりにも強す
 ぎて理解できないかもしれませんが、50年近く熟成を重ねれば、肉づきの豊かさと、優
 しさが出てきて、とても好ましい甘美な味わいを奏でます。


 (2014年2月21日に味見しました!。丸みを帯びた蜜のような甘さがトロっと溶けて、
 こんなに柔らかくて、甘くて、いいのでしょうか?。グランド・シャンパーニュ特に、この
レイモン・ラニョー家のブランデーは、グランドシャンパーニュらしい石灰の輝くようなミネ
 ラルの輝き、言葉を返せば窮屈な堅さを先に感じて、背後に甘さが隠れている場合が
 多いのです。しかし、このブランデーは、開栓して3年程経って、きつさよりも甘さが先に、
 豊かな蜜のような好ましさが前面に出てきます。こんなに味わいが「開いて」、上品に
 なって、素晴らしい状態です!)



エレヴァージュ 吉田 岳史





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Last updated  2014.02.22 03:14:19


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