風の家だより

風の家だより

2016.05.24
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そろそろ田植えの準備をしている光景がそこここに見られる。
 少し懐かしい気持ちになる。
というのも、ミスターのお父さんがとうとう田んぼをたたんだ(っていうのかしら)
から。
機械を借りていたところのおじさんが亡くなって、機械を使えなくなったのが
きっかけ。それでお父さんは決断した。もうこれからはお米を作らずに買おうと。
自分のとこで食べるだけ作るのは、安全でいいような気がするけど
結局それだけのためにものすごい労力とお金がかかるし田んぼを管理するのは
本当に大変だから。 
お父さんも年をとってきたし、ミスターに同じことをやれといっても
仕事あるしどうしたって無理だから。 
結婚してからずっと、いや、婚約時代から私もずっと田んぼを手伝ってきた。
(って、すごくやったように書いたけど実際は年に2回だけ。田植えと稲刈り)
婚約と同時に田んぼを手伝うなんて、人手の足らない昔の時代の嫁みたいで
素晴らしいではないか。
 ざっと24年。 24年田んぼを手伝った。
妊娠中と育児中を除いて。
ミスターは私よりもっと大変だった。
田植えの前のもみまきとか、しろかきとかも(都会の人には分かるまい、この言葉)
あったから。
1週間働いてやっときた休みの日に、めちゃくちゃハードな田んぼ仕事をするのは
本当に大変だ。
炎天下に重装備で体力仕事。そりゃーもう死にそうにつらい。
でも日焼け対策&イネの粉とかが服に入ったら痒いので、重装備せざるをえない。
今年から田植えも稲刈りもしなくていいと思うと、内心すごくうれしい。
でも、今日パルの散歩中に田植えの準備をしてる田んぼを見て、
もうあの雰囲気を味わえないのは少しだけ寂しいなと思った。 
(少しだけよ。(^^ゞ)
田んぼに水がはられ、カエルが鳴き始める。
日の光が水面にキラキラ揺れて、その中をあめんぼがスイスイ線を引きながら
泳いでいく。
泥に足をとられないように一歩一歩歩きながら、丁寧に苗を植えていく。
お昼にはおおかた作業も終わりに近づき、日陰でみんなで食べるお弁当の
おいしいこと。  
家族全員で働く田んぼの一日。 
そんな日本の家族の姿がだんだん失われているし、これからも失われていくのだろう。
でも、どちらにしてもミスターの代まではできても
ハルの代で田んぼを閉じる運命にあったのだ。
なぜならハルは・・・重度のイネ科アレルギー。 (T_T)/
そんなわけで、今年食べているお米は自分たちで作った最後のお米だ。
そう思ってありがたく食べている。
来年からはどんな味になるんだろうなー。
お米、買ったことないからわかんない。
(めっちゃおいしかったりして)
さて、今日もそろそろご飯をしかけようかね。
もうすぐ8時。
最近料理を始める時間が1~2時間くらい遅くなった。 
昨日なんて、結局みんなでご飯食べたのが夜10時半。
遅すぎるよね。もうやだよ。
やだけど仕方ない。
ハルは10時まで塾だったし、ミスターが仕事帰りに迎えに寄ってくれて
二人で帰ってきたのがそれくらいの時間だったから。
先に帰ってたノンに「先にお風呂かご飯かすませといたら」と言ったけど
「今勉強してるから(ご飯)あとでいい」って言うし。
そうすると片付けは11時過ぎ。
お風呂入って寝支度したらもう1時。
昨日はハルの英語を教えていたから寝たのは2時過ぎ。
そして6時に起きて弁当づくり。 
今が人生で一番忙しい時期かも。
と思うけど
昼間ぼけーっとしてるから
違うか。





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最終更新日  2016.05.25 09:57:47 コメント(4) | コメントを書く


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