風の家だより

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2016.09.08

息子

(2)

テーマ： φ(._.)主婦のつぶやき☆(53895)

カテゴリ：カテゴリ未分類

今ではあんまり顔をじっくり見ることさえ
なくなった息子だが
（思春期につきあまり話もしないから）

昨日食卓で仕事をしてる私の前に座って
話しかけてきた。

「あの・・・あのな」
「なに」
「いや、なんでもない」
「ふーん」

「バカにされるだろーなー」
「ばーかばーか」
「（笑）」
「うそ、バカにしないよ」
「うん・・・」
「なに、言って」
「うん・・」
「はいどうぞ！」
「・・・・いい天気じゃな」
「いや、雨雲出てるけど」
「ははは・・」

「で、なに」

「・・おれ、〇〇〇になりてー」

・・・・

「ほー・・・。いいんじゃない（汗）」
「うん」

「わからん。
　でも、入試は・・（略）・・
　っていうふうにしようと思う」

それで去っていった。

今まで言ったこともないような職業だし
（今まではずっと建築家と言っていた）
どうやってなるのかも分からない。

でも大学の志望学部は変えなくてもよさそうだ。

最近思う。
自分で決めたことじゃないと人は動けない。
少なくとも能動的には。

彼を私の思うように動かそうとするのは限界だ。
4年間くらい頑張ったけど無理。
私だったら「ひえー！」と焦るようなことでも
彼は焦らない。
なんでやらないのーーーー！というようなことでも
彼はやらない。

その代わり私ができないことができたりする。

だから彼の決めたことを尊重してみようと思う。
自分で決めたことだったら、力を発揮するかもしれない。

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