2年ほど前に買ったカトレアの実生株が開花した。ブルーの大輪品種同士の交配で、母親はあの有名なLc. Dinard 'Blue Heaven'(Lc. ディナード ’ブルー・ヘブン’)、父親がこれまた有名なLc. C. G. Roebling 'Blue Indigo'(Lc. C. G. ロブリング ’ブルー・インディゴ’)である。もちろん、ブルーの大輪を狙った交配である。特に、母親のディナード ’ブルー・ヘブン’は、大輪ブルー系としては現在最高のものとされている名品種だ。しかし、この個体を使った交配は、今までありそうでなかった。と言うわけで、2年前に某蘭園で売られているのを見て速攻で2株購入、そのうちの一つがめでたく開花した。が、やはりと言うか、咲いた花は残念ながらブルーではなかった。
まあ、今回は色に関しては期待はずれであったが、他の業者ではディナード ’ブルー・ヘブン’にブルー系のミニカトレアを交配した苗が売られており、実際に開花しているのを見たことがあるが、かなりブルーに近い色が咲いていた。と言うわけで、交配相手によっては、ディナード ’ブルー・ヘブン’もブルーの因子を発現させる性質があるらしい。そして、私のこの実生株だが、潜在的にはブルーの因子を持っているはずなので、これを自家交配するか、あるいはディナードまたはC. G. ロブリングを戻し交配すれば、ブルーの大輪が出現する可能性が高まると思われる。しかし、それを実行するには場所、費用、年月がかかるため、趣味家にとってはとても現実的ではない。自分がハワイなどのように気候が良くて広い場所にでも住んでいれば実行してみたいところだが・・・。